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「やさしい日本語」は在留外国人にとって「やさしい」のか?|第8回 文のつながり・文章・語用論・敬語・…
この回では、文のつながりや文章のような文の上の単位、文の語用論、社会言語学的側面、非言語行動について考えることにする。1. 文を短くすると、分かりやす…
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並行世界への招待:現代日本文学の一断面|第11章 村上春樹『1Q84』──ここにもいるし、あそこにも…
『1Q84』の物語構成 村上春樹に関しては、さすがにここで詳細な紹介の必要もないかと思いますが、言うまでもなく世界的な名声を得…
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「やさしい日本語」は在留外国人にとって「やさしい」のか?|第7回 必要な情報の基準と情報の具体化によ…
1. 「やさしい日本語」の基準に「必要な情報に限定して、不必要な情報は省く」という原則があるが、何が「必要で」、何が「不必要か」の基準はあるのであろうか。…
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認知文法の思考法|第11回 話すために考える|町田章
はじめに多くの人々が関心を寄せてきたことばに関する話題の一つに,話す言語が異なれば,見える世界が異なるのかというものがあります。身近な…
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第20回 日本語教師の国家資格はほぼ決定|田尻英三
★この記事は、2021年3月31日までの情報を基に書いています。第4回日本語教師の資格に関する調査研究協力者会議(「資格会議」)では、主として日本語教…
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芥川賞作品を読む|第20回 宮本輝『螢川』(第七十八回 1977年・下半期)|重里徹也・助川幸逸郎
『流転の海』の作家助川幸逸郎 宮本輝というと、どうしても『流転の海』シリーズ(全九部)のイメージがあります。『螢川』で描かれて…
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「やさしい日本語」は在留外国人にとって「やさしい」のか?|第6回 「やさしい日本語」の外来語とオノマ…
外来語やオノマトペは外国人にとっては「やさしい日本語」なのであろうか。佐藤和之 弘前大学社会言語学研究室 『〈増補版〉 「やさしい日本語」作成のための ガイド…
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芥川賞作品を読む|第19回 村上龍『限りなく透明に近いブルー』(第七十五回 1976年・上半期)|重…
ヒシヒシと感じる鮮やかな才能重里徹也 思い出深い作品です。一九七六年の初出時に「群像」で読みました。芥川賞を受賞することを予言…
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並行世界への招待:現代日本文学の一断面|第10章 東浩紀『クォンタム・ファミリーズ』──あれも「私」…
「量子脳計算幾科学」の意義 本連載の2回目にも『ゲーム的リアリズムの誕生』という評論を取り上げた批評家・思想家の東浩紀は、20…
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「やさしい日本語」は在留外国人にとって「やさしい」のか?|第5回 「やさしい日本語」の漢語と漢字のル…
前回では専門用語について述べた。難解な専門用語を「やさしい日本語」に言い換えるという手段が当初は考えられたが困難な問題点が分かり、専門用語はそのまま残し、説明…