「やさしい日本語」は在留外国人にとって「やさしい」のか?|第3回 「やさしい日本語」の多義語|永田高志

ほとんどの「やさしい日本語」のガイドブックでは、「難しいことばを避け、簡単な語彙を使ってください」というルールが示されている。また、「簡単な語彙」の基準とされているのは、

「やさしい日本語」は、日本語能力試験出題基準3級程度の語彙や漢字を用いた単純な構造からできています。
(cf. 『「やさしい日本語」におけるやさしさの基準について』 弘前大学人文学部社会言語学研究室(2011))

のように、日本語能力試験出題基準によって判断されている。旧日本語能力試験3級は現在のN4級に相当し、主催者である国際交流基金や日本国際教育支援協会によると、「基本的な日本語を理解することができる」日本語能力と規定されている。2010年以降、出題基準は公表されていないが、「やさしい日本語」の使用語彙は日本語能力試験出題基準に従って選定されている。そこには多義語の問題が考慮の対象にはなっていない。基礎語彙は「簡単な語彙」であるが、基礎的な語彙ほど多義語化している可能性がある。「簡単な語彙」は在留外国人にとって本当に「簡単な」のかと考えることがある。この回では多義語の問題を考えていきたい。

 

1. 「やさしい日本語」の基準に、コロケーションという観点を入れる必要がないか。

最近「やさしい日本語」について考えることがある。「やさしい日本語」の書き換え例を見ていて、「持病」を「ずっと持っている病気」と書換えているのが気になった。「持つ」というのは、基礎中の基礎の動詞だが、「病気を持っている」という書き換えは、単語は簡単だが、表現としては難しいのではないかと考える。国語辞典で「持つ」を見ると、『広辞苑』では「①手に取る、②身につける、③所有する、④身にそなえる、⑤使う、⑥担当する、⑦心にいだく、⑧それを行う、⑨負担する」があげられているが、どれにも該当しなくて、強いて言うと「④身にそなえる」ぐらいかと思う。外国人学習者も読者に考えていると思われる『明鏡国語辞典』には、「④ある性質や特徴を備える」とあり、例で「丈夫な体を持っている」があげられている。これかと思うのだが、どう考えても外国人学習者には難しい。「やさしい日本語」のルールでは、「文を短く、尊敬語や謙譲語を使うな、明瞭な表現を使え」とかあり、語彙レベルでは「専門用語やカタカナ語を避けろ」とは、色々なところで言われているが、このような「病気を持っている」のような問題に言及しているのは見たことがない。なんという用語が正しいのか、慣用句でもなし、コロケーションであろう。

英語については、‘look’のような基礎語彙も‘look for~’(〜をさがす)、‘look after~’(〜のめんどうをみる)、‘look forward to~’(〜を楽しみにしています)となって、二つの語が組み合わさって、違った意味になる語を ‘phrasal verb’ と呼んでいる。母語話者の英英辞典にも記載があるが、外国人英語学習者のための ‘phrasal verb’ だけの700ページあまりの辞書がLongmanやCollinsやCambridge等から出版されており、役に立った。英語に関しては、外国人英語学習者のための辞書が数多く出版されている。

 

2. 多義語化した基礎語彙は外国人日本語学習者には「やさしい」のか。

「持つ」のように基礎語は多義語化している可能性が高く、中心的意味から派生する意味を持つというように公式化できると思う。そうだとすると、外国人に「病気を持っている」という表現は使うべきではないのではないか。「リーディング チュウ太」というシステムがある。読解に役立つ各種のツールと読解教材を統合した学習支援サイトで、ウェブ画面上のテキストボックスに文章を入力し、辞書機能やレベル判定機能などの各種機能を使用できる日本語読解学習システムである。「リーディングチュウ太」の中の「語彙チェッカー」で「持つ」を検索するとN5レベル。普通の「手に持つ」の語彙レベルを示している。「病気を持つ」でも、全部N5レベルになっており、日本語能力試験の出題基準ではコロケーションを考慮に入れていないと思う。「リーディングチュウ太」の作成者、川村よし子氏から、以下のような返事をもらった。

日本語能力試験の出題基準では、意味にまで触れていません。チュウ太の判定もあくまで日本語能力試験に準拠していますので、一般的意味(初出の意味)としてのレベル判定でしかありません。そのため、多義語については全く別に考える必要があります。そもそもコンピュータは意味を理解しない(AIでも同じですね)ので、意味まで含めたレベル判定は(少なくとも現時点では)機械には難しいかと思います。

このような観点から多義語化した基礎語彙を見ていると、色々疑問に思う書き換え例が見つかる。英語との対照において、一つ一つ見ていこう。

 

2.1.地震が止まる

*気象庁・内閣府・観光庁『緊急地震速報・津波警報の多言語辞書』2015年
「揺れがおさまる」を「地震が止まる」という「やさしい日本語」に書き換えしている(p.28)。「おさまる」は難しい動詞だが、日本人は「地震が止まる」とは言わないと思う。『現代書き言葉コーパス』で「揺れがおさまる」は24件見つかるが、「地震が止まる」は1件のみで、それも「その後、地下の水圧が高まったためにいったん中止すると、地震はほとんど止まり、また再開して注入圧を高めると、それに応じて微小地震の回数が増加」のように、実験で地震を起こしている場合にしか使われていない。やさしい動詞に換えてもコロケーションの問題があり、外国人だけでなく日本人が聞いて分かるかという問題に波及する。

*京都市保健福祉局障害保健福祉推進室『「分かりやすく伝えるため」の手引き』2018年
「揺れがおさまるまで身を守ってください」を「地震が止まるまで頭を守ってください」に書き換えしている。気象庁・内閣府・観光庁の『緊急地震速報・津波警報の多言語辞書』を参考にしたとある。

 

2.2. 電気が停まる

*岡山県 『やさしい日本語の手引き』2015年
停電ていでん」を「電気でんきまる」に書き換えしている。

*とんだばやし国際交流室『「やさしい日本語」用語集』2006年
「ていでん(停電)する」を「でんきが とまる」に書き換えしているが、この意味の「停まる」は、『広辞苑』では「❶事物の動き・続きがやむ」の下位分類「⑦通じなくなる。脱線事故で電車が停まる。工事で水道が停まる」とあるが、「電車が停まる」(停車)や「時計が止まる」は「❶事物の動き・続きがやむ」の下位分類「①動かなくなる」の下に入れている。『明鏡国語辞典』では「④規則的・連続的に流れ動いていたものの動きがやむ。大地震で電気が停まる」で、かなり派生的な意味である。『ジ-ニアス和英辞典』によると、交通は “All the transportation services were stopped because of the typhoon.”で ‘stop’ を使うが、電気も水道も ‘be cut off’、電車は「ストで電車が停まった」は “The strike brought train services to a halt.” となる。日本語能力試験の出題基準ではN2~3は「①動かなくなる」で、「停電」の「停まる」は「⑦通じなくなる。」で「リーディングチュウ太」では「停電」は級外である。

 

2.3. 触れる

*港区 『実践!やさしい日本語による公文書』2017年
「役所ことばの言いかえ例」で「抵触する」を「触れる」で読み換えているが、この意味の「触れる」も中心的意味からかなりずれている。言い訳のように、以下のような注記がある。

この事例は必ず言い換える必要があるというわけではありません。
「そのことばが一般的であるか」「その文書が誰に読まれるのか」を考慮して言い換えるかどうかを判断しましょう。また、記載した言い換えの例はあくまでも一例ですので、文脈等に応じて適切な言い換えの語を選択してください。

『ジ-ニアス和英辞典』によると、「違反する」の英語は ‘be against’ や ‘violate’ で、日本語能力試験の出題基準では「触れる」は「手に触る」の意味であろう。「リーディング チュウ太」では「抵触」は級外になっており、『広辞苑』では、「⑥ひっかかる。犯す」で、『明鏡国語辞典』では「⑥法律・規則などに反する。抵触する」で中心的意味からはずれる。

 

2.4. 電気を点ける

*松田 陽子, 前田 理佳子, 佐藤 和之「災害時の外国人に対する情報提供のための日本語表現とその有効性に関する試論」日本語科学巻7、pp.145-159、2000年

A: 避難していた住民たちが自宅に帰宅し,充満していたガスに気づかず,夕食の準備や暖房のスイッチを入れ,新たな出火が起きているという情報があり・・・
B: 部屋で ガスが くさい時は 火を使わないでください 電気も つけないでください

Aの書き換え例Bで「電気もつけないでください」と使っている。「暖房のスイッチを入れ」の書き換えで「電気をつける」を使っているのだろうか。しかし、「つける」は『広辞苑』では、「❺感覚や力を動かす。①こころをむける。②燃えうつらせる。発火させる。③ともす。器具のスイッチを入れる。電灯をつける」とあり、『明鏡国語辞典』では、漢字の使用を認めていない常用漢字音訓表外の「点」の「点ける」の項目にあり、「付ける」の中の「⑫燃焼現象が起るようにする。また、灯火をともしたりテレビなどの電源を入れたりする。」で調べるように指示している。『ジーニアス和英辞典』によると、普通の「付ける」は ‘put on’ や ‘apply’ で、「点ける」は ‘switch on’ や ‘turn on’ で示している。『小学館 日中辞典第2版』では、「开电灯・开灯」のように、「开」を用いる。日本語能力試験の出題基準では「点ける」はN2~3レベルで、「付ける」はN4レベルになっている。日本語の「電気を点ける」の「点ける」は「火を点ける」からの転移なのであろうか、それに対して英語の ‘switch on the light’ はスイッチからの転移であろうか。

 

2.5. 電池で点く電気/火が点く

*とんだばやし国際交流室『「やさしい日本語」用語集』2006年
「でんとう(電灯)」を「でんき」と書き換えているので、「かいちゅうでんとう(懐中電灯)」を「でんちで つく でんき」と言い換えている。しかし、「電池」の言い換えはない。日本語では「電灯がついている」を ‘metonymy’ (換喩)や ‘synecdoche’ (提喩)で「電気がついている」と言うが、英語では、「電灯」は ‘light’ 、「電気」は ‘electricity’ と使い分けている。中国語でも区別している。換喩や提喩は全ての言語で同一というわけでなく、外国人には理解が困難な場合がある。

 

2.6. 電池で動くラジオ

*とんだばやし国際交流室『「やさしい日本語」用語集』2006年
「けいたい(携帯)ラジオ」を「でんちで うごく らじお」と書き換えている。この「うごく」は、『広辞苑』では「⑥機械・乗物・組織などが機能を発揮する」、『明鏡国語辞典』では「⑥体や機械(の一部)が静止していないで、ある働きをする」であり、中心的意味からはずれる。『ジーニアス和英辞典』では、「⑤作動する。(機械・頭脳が) work、(乗物・機械が)run, drive、(「作動する」の意ではmoveは不可)」とある。英語話者にとってこの「うごく」は理解が困難だろう。中国語では「开动・转动・驱动」で「动」を使っている。

 

2.7. イベントがある

*宇都宮市市民まちづくり部国際交流プラザ『外国人への情報提供ガイドライン「やさしい日本語」と「多言語翻訳」』2015年

(例)イベント等の案内
雨のときは ありません。(雨天中止)
【この文書は,外国人住民も分かりやすいよう工夫した,「やさしい日本語」で表記しています。】

とあるが、この「ある」は、『明鏡国語辞典』では「⑪ある物事がなされる。行われる。催される」と書いてある。「ある」は基礎語彙だが、この意味は難しい。「学校がある」も同様な用法だが、小学校の頃、よく「ええ!今日学校あらへんの!そこに、あるやん」のように、実施の「ある」と存在の「ある」を引っかけて遊んでいた。英語では『ジーニアス和英辞典』では、「⑦行われる。There is S; be held; take place」とあり存在を表す ‘be’ とはずれる。

 

2.8. 熱がある

*島根県(公財)しまね国際センター『「やさしい日本語」の手引き』2014年
「熱はありますか?」を使っているが、この場合の「ある」は『明鏡国語辞典』では、「⑨≪数値を伴って≫あるものがそのような物理的な属性を持っている。そのような数量が認められる」で、「彼は体重が一〇〇キロもある」が例に引かれている。「熱がある」も数量はないが「熱が38度もある」であろう。英語では、『ジーニアス和英辞典』では、“She has a cold and a fever of 38.5 degrees Celsius.” のように示し、日本語の存在や属性を所有する「ある」とは異なった表現をしている。中国語でも『小学館 日中辞典第2版』には、「熱」を調べると、「熱が出る」は「发烧」、「熱が上がる」は「体温〔热度〕上升」とあり、「熱がある」のような「ある」の使い方は難しいと思われる。

 

2.9. 違う日にする

*島根県(公財)しまね国際センター『「やさしい日本語」の手引き』2014年
「雨天順延」を「雨が降ったら、違う日にします」と書き換えているが、『明鏡国語辞典』では、「⑩≪「AをB と/に―」の形で≫判断・選択してそれと決める」の「する」と思われるが、外国人日本語学習者には難しくないか。英語では、‘decide’ で、「する」の一般的な語 ‘make’と違う。『ジーニアス和英辞典』では、「⑥[決める・選ぶ]《決める》decide O; 《選ぶ》choose O」とあり、英語話者だったら、「違う日 に決める/を選ぶ」の方が簡単で分かりやすいのではないか。中国語でも『小学館 日中辞典第2版』には「⑧《決める》決定 雨天の時は中止にする 《决定》下雨时中止」のように使い、中国語話者だったら、「違う日に決める」の方が簡単で分かりやすいのではないか。「選ぶ」と「決める」はN4レベルの難易度の語彙である。

 

2.10. 自治会に入る

*愛知県地域振興部国際課多文化共生推進室『「やさしい日本語」の手引き』2013年
「未加入」を「まだ入っていません」、「(自治会)加入」を「入ります」に書き換えている。『明鏡国語辞典』ではこの「入る」は「⑪ある制度のもとに一員として加わる。加入する」とあり、かなり派生的な意味。『ジーニアス和英辞典』では、「②加わる。 (団体に) ‘join’・(学校・団体に) ‘enter’・(登録して入会する) ‘enroll’ 」で使い分けており、英語母語話者には難しいと思われる。

 

3. 「やさしい日本語」では漢語よりも和語を使うべきなのだろうか。

多義語の問題について指摘している文献が見つかったので、長いが引用しよう。

3.1.「やさしさ」の基準
「やさしい日本語」にする方策のひとつとして 「やさしい語彙に置き換える」が挙げられているが、「やさしさ」の基準は明確ではない。外国人を対象としていることから、現在は日本語能力試験の出題基準の 3~4 級 (1500 語) を目安として難易度の判定を行っている。しかし、日本語能力試験出題基準は、多義語の扱いが不十分であるため、一見難易度が下がったように見えても、実際にはまったく違う意味に受け取られてしまうこともある。たとえば「かける」は、「眼鏡をかける」「電話をかける」が 4 級、「壁に絵を掛ける」「いすに腰をかける」「親に心配をかける」が 3 級と、語義ごとに級が明示されている。それに対して「とる(取 る)」の場合には語義の情報が何も付与されていない。「野菜をとる (摂取する)」「新聞をとる (定期講読する)」「場所をとる (塞ぐ)」などは、日本語能力試験の語彙レベルだけを考えれば括弧内の表現に比べて「とる」の方が難易度は下がっているように見える。しかし、日本語能力試験 3 級レベルの外国人が「とる」の意味として知っているのは「手に持つ」であるため、「野菜」「新聞」のような具体物がヲ格に入っている場合、「とる」は「手に持つ」の意味だと誤解される可能性が高い。「摂取」と「とる (摂る・取る)」は意味的にはほぼ等しいが、対応する語の少ない「食べる」 の方が、多少意味が違ったとしても必要な内容を伝えられる。一般的に、漢語動詞よりも和語動詞の方がやさしいことが多いが、書き・話し手が意図した通りの内容が正確に伝わるかどうかという点では、多義語であることの多い和語動詞は必ずしもいいとはかぎらない。
(cf. 植木正裕「外国人への災害時情報伝達における 「わかりやすさ」とその問題点」言語処理学会第12回年次大会 2006年 口頭発表)

すなわち、漢字を使っている漢語は外国人には習得が難しい、代わりに和語を使うべきだという固定観念で「やさしい日本語」には和語を使っているが、一般語彙、基礎語彙である和語は多義語化しているという問題が忘れられていたのであろう。

 

4. なぜ「やさしい日本語」に多義語に対する考慮がないのか?

「やさしい日本語」に多義語に対する考慮が無いのは、多義語に対する研究が遅れているためというのが分かった。まず、古くは私が大学院生の頃、40年ほど前に意味論研究として類義語の分析が始まった。日本語教育の場で、日本人は使用する際に間違えることのない類義語の区別を外国人学習者は間違えるということが分かり、言語学や日本語学の研究対象として、国広哲弥氏や柴田武氏や森田良行氏など多くの研究者によって類義語の研究が始まり、研究成果として数冊の類義語辞典が出版された。さらに、認知言語学の立場からメタファー、シネクドキ、メトノミーなどの視点を導入して多義語の発展について研究が始まったのが20年ほど前で、それが日本語教育に適用され始めたのが2013年の国立国語研究所の基礎語彙の研究である(cf. プラシャント・パルデシ(編)「日本語学習者用基本動詞用法ハンドブックの作成」国立国語研究所共同研究報告 12-07)。外国人日本語学習者の誤用を分析して、コロケーション、動作主や手段などの制限を考慮に入れ分析を始めた。しかし、「やさしい日本語」に適用という動きはまだない。政府は外国人留学生および労働者の日本語能力を判断する必要性があり、その要求に応じて1984年に日本語能力試験が創始されたが、多義語についての研究が進んでいないのに拙速に日本語能力試験の出題基準の語彙が導入されたと思われる。連載の中で今後の多義語の扱いについて考えていきたい。

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