1. 村上春樹をさがして|第23回 守護天使としての猫とモーターサイクル|重里徹也

     村上春樹の長編小説では、よく二つの物語が並行して進む。『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『海辺のカフカ』『1Q84』などが代表的な例だろう。同時に動いていく二つの物語はどこかで合流したり、有機的につながっていたりする。これは一体、何なのだろう。村上はなぜ、この方法を多用するのだろう。 小説全体が、一つの中心しか持たない円と言うよりは、二つの中心を…

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  2. 地域に息づく方言オノマトペの世界|第2回 東北方言でこぼこオノマトペ|川﨑めぐみ

    ○『聴耳草紙』の変則的なオノマトペ今回は東北方言のオノマトペの特徴の1つを見ていきたいと思います。今回取り上げるのは、「変則重なり語形」などと呼ばれるオノマ…

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  3. 国語教師の“単独性”はどこにあるのか|最終回 批判的知性の意義について|千田洋幸

     いまさらではあるが、「国語教師の“単独性”」という本連載のキーワードに違和感をいだかれた人もおおかったことだろう。柄谷行人『探究Ⅱ』に拠るなら、「単独性」と…

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  4. 第68回 共生のための日本語教育から規制のための日本語教育への変貌が始まる|田尻英三

    ★この記事は、2026年3月2日までの情報を基に書いています。2月9日衆議院選挙の結果が確定し、自由民主党316議席・日本維新の会36議席の圧倒的多数の与党…

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  5. 村上春樹をさがして|第22回 一角獣は踊り、時は過ぎていく|重里徹也

     初期の長編小説『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』が舞台化された。村上作品のシュールな幻想性と霊的な感覚を強調した舞台で、心の底の無意識の迷宮をま…

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  6. 書評『人間とは何だろうか―脳が生み出す心と言葉』(酒井邦嘉著 河出書房新社 2025年12月)

    文部科学省 教科書調査官(体育) 渡辺哲司1. 言語学徒こそ読者言葉こそが人間の本性――と郷田は言う(第5章)。郷田とは、言語学者/彫刻作家に…

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  7. 『デュルケーム世俗道徳論の中のユダヤ教』伊達聖伸氏書評への著者からの回答(平田文子)

     伊達聖伸氏の書評(『週刊読書人』2022年4月22日号)を拝読し、伊達氏には、本書に関心を持っていただいたこと、複数の指摘や意見をいただいたことに心より感謝…

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  8. 第67回 書評:『現代日本語教育ハンドブック』や政府の外国人政策について|田尻英三

     ★この記事は、2026年1月23日までの情報を基に書いています。2月2日に情報を追記しました。公明党の衆議院議員が、立憲民主党の衆議院議員と中道改革…

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  9. 国語教師の“単独性”はどこにあるのか|第11回 教師「である」ことと教師「する」こと|千田洋幸

     予備校や塾の講師、高校での非常勤講師などもふくめると、教師という立場に自分をおいてからすでに40年以上が経過しているが、いまだに「先生」と呼ばれることにかす…

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  10. 村上春樹をさがして|第21回 永沢が登場する理由とは|重里徹也

     長編小説『ノルウェイの森』(上・下、講談社文庫)には、主人公や彼とかかわる二人の女性(直子と緑)以外にも、個性的で癖の強い人物が何人か出て来る。それがこの小…

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