過去の記事一覧

  1. 目からウロコの百人一首|第5回 9 花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに|は…

    花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに 定家がザ・幽玄体と絶賛したのが、この歌です。伝説の美女・小野小町の作で、古今集の春歌(下)に収…

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  2. 村上春樹をさがして|第14回 アリクイの正体とは何か|重里徹也

     カエル、ミミズ、ヒツジ、サル、ネコ、カンガルー、カラス、ネズミ、ゾウ、クマ。他にもあるだろう。一角獣やねじまき鳥もここに加えたい。村上春樹の小説には…

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  3. 書評 島田康行・渡辺哲司編『教科を越えた「書くこと」の指導 事実を伝え、意見を述べる力を育む』

    佐渡島紗織(早稲田大学教授)本書は、10人の実践者によるライティング領域での取組を島田康行氏と渡辺哲司氏が報告したものである。両者は2017年にも『ラ…

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  4. 国語教師の“単独性”はどこにあるのか|第7回 理論を知る―使うということ/前回の記事に対する田尻英三…

     私たちはしばしば、「◯◯理論を使用して△△を研究する」という言い方をする。語り論の観点から小説教材を分析する、読者論の方法を生かして詩教材を分析する…

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  5. 目からウロコの百人一首|第4回 7 天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも|はんざわかん…

    天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも あまりにも有名な歌であり、とくに説明が必要な言葉も見られない、じつに分かりやすい歌のように思われるかもし…

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  6. 村上春樹をさがして|第13回 自由を求める生き方に願望を重ねる読者|重里徹也

     村上春樹はなぜ、こんなに人気があるのだろう。今年四月は「村上春樹月間」とでも呼ぶべきにぎやかさである。NHKで『神の子どもたちはみな踊る』所収の短編…

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  7. 目からウロコの百人一首|第3回 3 あしひきの山鳥の尾のながながし夜をひとりかも寝む|はんざわかんい…

     あしひきの山鳥の尾のながながし夜をひとりかも寝む この歌は、拾遺集(巻13・恋三・778番)に柿本人麻呂作として載っているのですが、元歌は作者不明の「思…

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  8. 目からウロコの百人一首|第2回 1 秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露に濡れつつ|はんざわか…

    秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露に濡れつつ 百人一首の冒頭に位置するこの歌は、「秋田刈る仮庵を作りわがをれば衣手寒く露ぞ置きにける」(万葉集、巻1…

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  9. 第59回 千田さんの記事と「就労」に係る日本語教育について|田尻英三

    ★この記事は、2025年3月28日までの情報に基づいて書いています。今回は、同じ「未草」の記事で千田洋幸さんの「国語教師の“単独性"はどこにあるのか」…

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  10. 村上春樹をさがして|第12回 河合俊雄が説く、人と人の出会いの形(下)|重里徹也

     今回も河合俊雄『村上春樹で出会うこころ』(朝日選書)を読みながら、村上作品の一つの側面を考えよう。取り上げるのは短編小説『ウィズ・ザ・ビートルズ W…

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  3. 言語展示学~ことばの宇宙を届けたい|第2回 言語展示って?(2)|菊澤律子
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