過去の記事一覧

  1. 村上春樹をさがして|第16回 少し心が弱いけれど品のいい人物に抱く友情|重里徹也

     大学で「文芸創作」という科目を担当している。学生たちが小説を書く。他の学生たちと私が批評する。学生は批評を受けて書き直し、二稿をみんなに見せて、さらに批評を…

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  2. 目からウロコの百人一首|第9回 13 筑波ねの峰より落つるみなの川恋ぞつもりて淵となりぬる|はんざわ…

    筑波ねの峰より落つるみなの川恋ぞつもりて淵となりぬる ご当地ソングというのがありますが、この歌も「筑波ね」や「みなの川」という、今の茨城県でも代表的な…

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  3. 国語教師の“単独性”はどこにあるのか|第8回 教室のタブー/教材のポテンシャル|千田洋幸

     みずからの教材論を授業実践とどう有機的にむすびつけるか、というテーマは教師にとって永遠の課題だろうが、教材論に文学研究や批評における成果…

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  4. 目からウロコの百人一首|第8回 12 天つ風雲の通ひ路吹きとぢよをとめの姿しばしとどめむ|はんざわか…

    天つ風雲の通ひ路吹きとぢよをとめの姿しばしとどめむ この歌が、五節会(ごせちえ)という宮中儀式の際に、乙女たちが舞を披露するという状況で詠まれたとい…

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  5. 第61回 「基本的な方針」改定と外国人受け入れ施策の変更|田尻英三

    ★この記事は、2025年6月24日までの情報を基に書いています。ウクライナとロシアの戦争、イスラエルのガザ地区への侵攻だけでなく、イランとイスラエ…

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  6. 村上春樹をさがして|第15回 「オールド・スポート」を何と訳すか|重里徹也

     スコット・フィッツジェラルドの長編小説『グレート・ギャツビー』が村上春樹に深い影響を与えたことはよく知られている。村上はこの作品を自ら翻訳することになるのだ…

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  7. 目からウロコの百人一首|第7回 11 わたの原八十島かけてこぎ出でぬと人には告げよあまの釣り舟|はん…

    わたの原八十島かけてこぎ出でぬと人には告げよあまの釣り舟 この歌も、前回取り上げた10番歌と同様、古今集(巻9・覉旅歌・407番)に、「おきのくににながされ…

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  8. 目からウロコの百人一首|第6回 10 これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関|はんざわ…

    これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関 この歌は、「逢坂(あふさか→おおさか)の関」という、「歌枕(うたまくら)」と呼ばれる地名を詠むためだけ…

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  9. 第60回 千田さんへのコメントと2024年度日本語教育施策の理解|田尻英三

    ★この記事は、2025年5月21日までの情報に基づいて書いています。田尻が編者になっている『外国人受け入れへの日本語教育の新しい取り組み』(ひつじ書房、以下…

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  10. 目からウロコの百人一首|第5回 9 花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに|は…

    花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに 定家がザ・幽玄体と絶賛したのが、この歌です。伝説の美女・小野小町の作で、古今集の春歌(下)に収…

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  1. 古代エジプト語のヒエログリフ入門:ロゼッタストーン読解|第9回 ヒエログリフの表…
  2. 書評 土屋智行著『言語と慣習性─ことわざ・慣用表現とその拡張用法の実態─』 東京…
  3. 芥川賞作品を読む|第7回 吉行淳之介『驟雨』(第三十一回 1954年・上半期)|…
  4. 認知文法の思考法|第11回 話すために考える|町田章
  5. 「やさしい日本語」は在留外国人にとって「やさしい」のか?|第11回 在留外国人に…
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