- ホーム
- 2025年 11月
2025年 11月
-
書評 ジム・ミラー著 岸本秀樹監訳 吉田悦子・久屋孝夫・三浦香織・久屋愛実訳『これからの言語学 ダイ…
藤井友比呂(横浜国立大学教授) 1.本書は、ジム・ミラー(Jim Miller)によって著された A Critical Introducti…
-
目からウロコの百人一首|第17回 42 契りきなかたみに袖を絞りつつ末の松山浪越さじとは|はんざわか…
2011年に起きた東日本大震災の時の津波によって、浪がついに「末の松山」を越えたということが、当時、一部で話題になりました。まさに「想定外」のことが起き…
-
村上春樹をさがして|第20回 原点としての神戸や芦屋|重里徹也
村上春樹の文学の原点とは何なのか。いくつか、思い浮かぶ。早稲田大学在学中の大学紛争の経験。父親が体験した中国での戦争。女性たちとの経緯。世界中の文学と映画。…
-
目からウロコの百人一首|第16回 40 しのぶれど色に出でにけりわが恋はものや思ふと人の問ふまで|は…
「しのぶ」と「恋」という言葉がありますから、前回の39番歌と同じ設定です。古典和歌では、恋の中でも「しのぶ恋」というお題で詠むことが盛んに行われていました。…
-
国語教師の“単独性”はどこにあるのか|第10回 “醜悪な言葉たち”は学習対象たりうるか|千田洋幸
私は授業で、物語の両義的な機能について説明するために、ふたつの古典的な論文を紹介することがある。ひとつは内田伸子「絵本の読み手から語り手へ」、もうひとつは本…




