1. 第55回 2025年度の日本語教育関連予算の概況|田尻英三

    ★この記事は、2024年10月1日までの情報を基に書いています日本語教育課が文部科学省総合教育政策局に設置されて初めての概算要求が、9月13日に公表されました。基の資料は「歳出予算概算要求書」ですが、ここでは基本的に分かりやすく書かれた「概算要求主要事項」の資料を使って説明します。また、今回の記事では、文部科学省の日本語教育に関係した概算要求だけではなく、外国人受け入…

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  2. 書評『教科を越えた「書くこと」の指導 事実を伝え、意見を述べる力を育む』(島田康行・渡辺哲司編、ひつ…

    高橋 利夫 (福岡県立修猷館高等学校教諭(理科))1 教科「を」学ぶ/教科「で・から」学ぶ中学校や高等学校の教員は、誰もが専門教科を持って…

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  3. 村上春樹をさがして|第6回 『夏子の冒険』と『羊をめぐる冒険』|重里徹也

     三島由紀夫に『夏子の冒険』という長編小説がある。この作品と村上春樹『羊をめぐる冒険』とを比較する議論がある。村上作品が三島作品の影響を受けた…

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  4. ボケとつっこみの言語学|第4回 ユーモアの地域差|ヴォーゲ・ヨーラン

    アナウンサー:ノリツッコミ実験その二。『他ケンミンと話そう』という偽コーナーで電話の代わりにあるものを…。取材者:宮城県民の方と携帯でつながっていますので、ち…

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  5. 第54回 大学の日本語教員養成課程の存在意義|田尻英三

    ★この記事は、2024年9月2日までの情報を基に書いています。今回は、大学の日本語教員養成課程の在り方を中心的に扱います。その他、新しい外国人児童生徒…

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  6. 国語教師の“単独性”はどこにあるのか|第3回 戦争文学教材から“戦争”へ|千田洋幸

     先日、初年次教育の授業でリテラシーの問題を扱った際、試みにナイラ証言のエピソードを紹介した。ナイラ証言とは、イラクがクウェートに侵攻して約2か月後、「ナイラ…

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  7. 村上春樹をさがして|第5回 ジャズと人間を表現する絵|重里徹也

     小説家が、それまであまりなじみのなかった表現者を私たちに紹介してくれることがある。同じく小説家であることもあるし、他ジャンルの仕事をしている人のこともある。…

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  8. 第53回 「日本語教育とは何か」を問われている二つの会議|田尻英三

    ★この記事は、2024年7月29日までの情報を基に書いています。京都は祇園祭も間もなく終わり、五山の送り火までの最も暑い季節になります。この何もしたく…

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  9. 村上春樹をさがして|第4回 二十歳の誕生日に願うこと|重里徹也

     二十歳の誕生日に、私は何をしていただろう。一九七七年秋。一浪して、やぶれかぶれで入った大学で、あまり熱の入らない日々を送っていた。ロ…

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  10. 国語教師の“単独性”はどこにあるのか|第2回 教材を「研究」する意義について、あるいは国語科教育研究…

     前回は、学校教育・教科教育の場に蔓延する子ども中心主義こそ、棄却されるべきイデオロギーであることについて語った。このことは、「子ども好き」であることが、教師…

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  1. 統計で転ばぬ先の杖|第5回 カイ二乗検定と相関係数の検定(無相関検定)にまつわる…
  2. ボケとつっこみの言語学|第2回 ボケとつっこみについて|ヴォーゲ・ヨーラン
  3. 句読法、テンマルルール わかりやすさのきほん|第10回 公用文における句読点|岩…
  4. 並行世界への招待:現代日本文学の一断面| 第2章 東浩紀『ゲーム的リアリズムの誕…
  5. 書評 土屋智行著『言語と慣習性─ことわざ・慣用表現とその拡張用法の実態─』 東京…
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