はんざわかんいち

  1. 目からウロコの百人一首|第11回 27 みかの原わきて流るるいづみ川いつみきとてか恋しかるらむ|はん…

    みかの原わきて流るるいづみ川いつみきとてか恋しかるらむ 結句の「恋しかるらむ」という表現から、この歌が恋の歌であるのは明らかでしょう。出典となる新古今…

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  2. 目からウロコの百人一首|第10回 21 今来むと言ひしばかりに長月の有明の月を待ち出でつるかな|はん…

    今来むと言ひしばかりに長月の有明の月を待ち出でつるかな  この歌は表現に多少の無理があります。無理をしてでも表現したかったことがあるからこそです。 では…

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  3. 目からウロコの百人一首|第9回 13 筑波ねの峰より落つるみなの川恋ぞつもりて淵となりぬる|はんざわ…

    筑波ねの峰より落つるみなの川恋ぞつもりて淵となりぬる ご当地ソングというのがありますが、この歌も「筑波ね」や「みなの川」という、今の茨城県でも代表的な…

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  4. 目からウロコの百人一首|第8回 12 天つ風雲の通ひ路吹きとぢよをとめの姿しばしとどめむ|はんざわか…

    天つ風雲の通ひ路吹きとぢよをとめの姿しばしとどめむ この歌が、五節会(ごせちえ)という宮中儀式の際に、乙女たちが舞を披露するという状況で詠まれたとい…

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  5. 目からウロコの百人一首|第7回 11 わたの原八十島かけてこぎ出でぬと人には告げよあまの釣り舟|はん…

    わたの原八十島かけてこぎ出でぬと人には告げよあまの釣り舟 この歌も、前回取り上げた10番歌と同様、古今集(巻9・覉旅歌・407番)に、「おきのくににながされ…

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  6. 目からウロコの百人一首|第6回 10 これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関|はんざわ…

    これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関 この歌は、「逢坂(あふさか→おおさか)の関」という、「歌枕(うたまくら)」と呼ばれる地名を詠むためだけ…

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  7. 目からウロコの百人一首|第5回 9 花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに|は…

    花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに 定家がザ・幽玄体と絶賛したのが、この歌です。伝説の美女・小野小町の作で、古今集の春歌(下)に収…

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  8. 目からウロコの百人一首|第4回 7 天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも|はんざわかん…

    天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも あまりにも有名な歌であり、とくに説明が必要な言葉も見られない、じつに分かりやすい歌のように思われるかもし…

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  9. 目からウロコの百人一首|第3回 3 あしひきの山鳥の尾のながながし夜をひとりかも寝む|はんざわかんい…

     あしひきの山鳥の尾のながながし夜をひとりかも寝む この歌は、拾遺集(巻13・恋三・778番)に柿本人麻呂作として載っているのですが、元歌は作者不明の「思…

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  10. 目からウロコの百人一首|第2回 1 秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露に濡れつつ|はんざわか…

    秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露に濡れつつ 百人一首の冒頭に位置するこの歌は、「秋田刈る仮庵を作りわがをれば衣手寒く露ぞ置きにける」(万葉集、巻1…

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  1. 場所によるものの呼び方の違い、日本列島あちこち、方言アレコレ|第1回|「今川焼き…
  2. onohan オノマトペハンター おのはん!|第7回 今回のオノマトペ:「ふっパリ」|平田佐智…
  3. ことばのフィールドワーク 薩摩弁| 第9回 様々な言語デイタ (2) |黒木邦彦…
  4. 書評『ルポ 誰が国語力を殺すのか』(石井光太著 文芸春秋 2022年7月刊)
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