松本功のページ UPDATE 2010.10.11

松本功のページへようこそ

けっこういろいろと思いつきます。それでも夢想家ではなくて、それなりの商売人で実際家。出版の場合、商売というのは読者のことを考えようとしているということです。

1961年生まれで、29歳(1990年)の時に出版社を作る。

出版社ひつじ書房の代表取締役。ひつじ書房は、言語学・言語教育の専門出版社である。刊行した書籍が、新村出(しんむらいずる)賞を4年連続で受賞、言語学ではNo.1の出版社。現行の出版システムは、基本的にマスセールスのものを流通させることに最適化したシステムである。その中で、アカデミックな出版を成り立たせるためには、出版界には課題が少なくない。その中で気づいた問題点や改善策を業界紙やホームページに提起しつづけている。


好物 焼き肉(特にホルモン系)、ジンギスカン(たれの濃いのがよい)、しゃぶしゃぶ、お寿司。東京ラーメン、冷やし中華。蒸し鶏。納豆(鰹節とネギが入っていると最高)とご飯。ジャガイモの焼いたもの。
おいしいホットケーキ(特に、小倉ホットケーキ。電子レンジでチンは許さない)、フィンガーチョコレート。天津甘栗。
ビール。そんなに高くないけど香りのある赤ワイン。


この10月に出版業界紙「新文化」に寄稿したもの。 「出版の仕事知らない著者、出版方法教えない出版社 どう解決するか」(「新文化」2005.11.3)

ホームページを、1995年という非常に早い時期に立ち上げ、電子ブラザーT-Timeを、1998年に発売するなど、インターネット社会には意識的に取り組んでいる。一方、現代になぜ本なのかという課題を、日本の出版界では一番強く意識している。ネットと書籍的なものは、「棲み分ける」のではなく、「棲み合わせる」関係になるべきであると考え、現代社会において「情報アシスト」という機能が必要であると提唱しているのはそのためである。

今後の日本の学術出版の使命として、英語による編集・出版を行い、世界に向けて日本の学術成果を公開し、欧米と対等な水準の研究、欧米とはことなる知的なあり方を発信できるようにすることを2010年に実現することを目標としている。

出版のインフラを考えることにより、1997年に書評のホームページ、情報コンテンツへのラディカルな問いかけとして1998年に投げ銭システムの提唱。さらに、言語学への支援のために「言語学出版社フォーラム」を提唱し、大修館書店、研究社、くろしお出版、明治書院、三省堂、開拓社と創設。情報インフラの問い直しの中から、図書館の改革運動を提唱、進化する図書館の会の代表であるとともに、ビジネス支援図書館を発案、提唱者するとともにビジネス支援図書館推進協議会の事務局長・副会長として活躍。

2003年春より、『図書新聞』で「本とコンピュータ」編集長仲俣暁生氏とともに「書評特区」を開始、2004年からは同じく仲俣氏に加え、元デジタルハリウッド出版局の徳永氏とエディタースクールの稲庭さんと「出版と編集を考える会」を創設。

また、2001年よりNPO法人市民コンピュータコミュニケーション研究会の理事をつとめ、市民と情報の課題についても考えている。『市民の日本語』はそのような活動とことばの出版の接点となる出版である。

2007年の活動

▼執筆など

『税金を使う図書館から税金を作る図書館へ』の原稿が、金沢大学の入試問題に使用される。
「現代の図書館」7月号(?)(日本図書館協会)

▼講演など

2006年の活動

▼コラム執筆

「悠」書評欄掲載中

悠・書評欄(ぎょうせい)

▼講演会など

1月26日 岡山県立図書館 2階デジタル情報シアター

「ビジネス支援図書館への取り組みの現状」

18時半〜


2005年の活動

▼コラム執筆

「悠」書評欄掲載中

悠・書評欄(ぎょうせい)

「進化する図書館とは」

「都市問題」9月号(東京市政調査会)

▼座談会

9月号(8月1日発売) 編集会議(宣伝会議)

「本を売る技術」


▼講演会など

10月1日 中央区教育委員会

「図書館を活用する、図書館の上手な活用法」

7月24日 江戸日本語学校

「学術書出版から見た日本語教育」

1月29日 秋田県立図書館

「図書館のビジネス支援サービス」


2004年の活動

▼コラム執筆

日経ネット時評10月12日(火)

中小企業復活へ、情報基盤の整備を――図書館に求められる新たな役割

新文化 10月14日号

若者・大人たちのための読書推進/「ブックネクスト」を提唱/本を読まない高校生たち/読み・書き・発表ができない大学生/読書欲・知識欲が減退/読書は社会力の源泉/「スタディスキル」学ぶ仕組みを/ひつじ書房社長・松本功(1面)

図書館の学校」

21世紀パブリックライブラリーラボ

悠(ぎょうせい)

悠・書評欄


▼講演会

10月29日 第20回 山梨県図書館大会 基調講演

「21世紀の図書館の可能性」


2003年の活動予定

火星人の絵

▼コラム執筆

日経ネット時評 〜 Digital Byline

執筆中


21世紀パブリックライブラリーラボ

「図書館の学校」毎月

書評特区

「図書新聞」7月より隔月


▼講演会

7月23日 メディア研究会

10月9日 CTEC

SP-09 14:00-16:30 国際会議場 2F 201会議室
サイバーリテラシーシリーズ2003 フリーコンテンツの光と影 −価格を持たない知的生産物の価値とは何か−

11月21日 関西大学社会学部

11月28日 全国図書館大会分科会「公共図書館」・分散会1 司会

12月6日 広島県立図書館

1月31日 せんだいメディアテークで基調講演


▼著作

『税金をつかう図書館から,つくる図書館へ』春 1000円

「図書館の学校」の連載をまとめたもの。

▼新しい企画


略歴

1961年2月21日生まれ。血液型O型。

東京都武蔵野市日赤病院生まれ。国分寺の郵政宿舎で,4歳まで。東京オリンピックの入場行進が放映されている時に看護婦であった母から赤痢をもらった法定伝染病発病のため,救急車で隔離。幼稚園年長から,武蔵野市へ。武蔵野市立第5小学校にかよい,5年生の時に,女の子といっしょに映画を見に行く。この時代が,もっとも女性にもてた全盛期。小学校5年に、埼玉県上尾市へ。以降、埼玉育ち。上尾市には,北海道の炭坑からの引揚者のための団地があり,武蔵野市とはずいぶん違っていて戸惑った。このころ,小川に落ちて,コハクと出会う。上平中学の2年の時に,春日部市に引っ越し、春日部市立武里中学、谷原中学を経て、県北の利根川に面した加須市の県立不動ヶ岡高校卒。代ゼミに一年真面目に通う。(不動岡高校は,明治初期に,寺院である不動尊の場所に,京都市の小学校のように,地元の有志が自分たちで作った私立学校で,県下でもっとも古い高校。)

1986年 早稲田大学第一文学部卒業。
1990年 国文学の専門出版社おうふうを経て、ひつじ書房、創業。
1995年 学術出版社としてはじめて、自力でHPを作る。
1997年 書評のホームページスタート、知のフィールドワークHPスタート
1998年 投げ銭の活動開始。
1999年 『ルネッサンスパブリッシャー宣言』刊行。言語学出版社フォーラム開始。
2000年 市民コンピュータコミュニケーション研究会(JCAFE)理事就任。書協(日本書籍出版協会)データベース委員会幹事、著作権出版権委員会幹事就任。
2001年 ビジネス支援図書館推進協議会、副会長。

OUR SITES

  1. ひつじ書房のホームページ
  2. 書評ホームページ
  3. 投げ銭システム推進準備委員会
  4. 進化する図書館の会
  5. 世界情報通信サミット2001・ネット会議に参加しました。
  6. 私の日誌
  7. ルネッサンスパブリッシャー宣言

  8. ルネパブ公開読書会

2000年

出版論の授業

東京大学社会情報研究所で前期、出版論の授業を行いました。東京大学の社会情報研究所で授業(終了)こちらをご覧下さい。

内容は、本の作り方にしようかと思いましたが、それだけでは面白くないので、「出版社の作り方」をグループワークのかたちで行いました。

2001年

大阪府立大学

2002年

千葉大学文学部 図書館情報学(2コマ)
石川県立図書館

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TEXT

松本 2001年

日経ネットITニュース

日経ネットITニュースの松本のトップページ
日経ネットに松本の書いた文章の目次。本文あり。

(12/18)デジタル共産主義のススメ
(11/5)「情報の構築学」としてのエディターシップ
(9/21)インターネット革命は幻だったのか
(8/1)脱記者クラブの先に必要なもの
(6/25)グヌーテラを改造しよう―本当の共有化へ進化を
5月24日市民のためのビジネス図書館を
4月27日新しい情報・コミュニケーション理論を ―シャノン博士没に際して―
<特別寄稿>問題多い欧州の「パソコンへの著作権料課金」
日経新聞1月22日夕刊の一面の記事が、著作権者への配慮が不十分だと思いまして、特別寄稿をさせていただきました。→more


図書館をネットにつなげよう(ねっとアゴラ 朝日新聞夕刊 1月12日)

 ぼくらは何かをしようと思った時、そのことに関係する情報がないかどうか調べることからはじめる。たとえば旅行しようと思った時、今なら、インターネットで検索してみるだろう。→more


2000年

 

1999年

1998年に取り上げられた記事


提案

 

ひつじ書房のホームページへ・A HREF="http://www.hituzi.co.jp/isao/index2003.html">自己紹介(旧版)