フォーラムだより2000
◆1999年12月24日◆
ネット通販打ち合わせスタート
日教販デジタルメディアの進藤部長とのネット通販打ち合わせを午後4時より日教販本社で行う。松本氏、藤井氏、青木の3人が出席。
松本さんが持論の「ルネッサンス・ブック・システム」のより具体的にしたものを提示するとともに、通販システムをどうせ構築するならいっそのことアマゾンコム的に、購入したものの類書が出て来てそれを購入者が見られるようにしたらどうかなどアイデアを披露。
一方、「言語学図書総目録」への出稿社に対しては協力要請の文書を送付し承諾を取り付ける必要があり、それは青木が作成することとなった。
◆2000年1月5日◆
映画「七人の侍」の役に当てはめてみたら……?!
元日に衛星放送で黒沢明の最大傑作「七人の侍」が放映されました。
それを録画しておき、役割や性格などを分析し、我々言語学出版社フォーラムの「七人のサムライ」の誰に相当するか考えてみました。以下がそれですが、あくまで事務局を預かる青木の独断です。
山本(開拓社)……志村喬
岡野(くろしお出版)……三船敏郎
藤井(研究社)……千秋実
富岡(三省堂)……木村功
青木(大修館書店)……加藤大介
松本(ひつじ書房)……宮口精二
橘内(明治書院)……稲葉三千男
◆2000年1月25日◆
日教販ネット通販への協力固まる
午後3時〜5時 1月例会。大修館書店2階第2会議室。
山本氏(開拓社)風邪のため欠席。
日教販関根氏、日教販デジタルメディアの2氏出席。
1.「言語学図書総目録2000年版」の進捗状況について
出稿各社に校正紙送付。回収中。
ホームページのURLを表紙か前書きのところに入れる。
2.前書きについて
青木が作成し、松本氏にEメールにて送信する。
3.注文書について
前年に続き橘内氏がやってくれることとなる。
4.印刷所について
前年通り。
5.紙の手配について
前年通り。
6.日教販ネット通販への対応について
出稿各社の確認は日教販で実施。
出稿社一覧は青木が関根氏にEメールで送信。
7.ジュンク堂大阪本店でのフェアの状況について
藤井氏が訪問し担当の田川氏に状況を聞く。
好評で売れ行きも上々とのこと。
藤井氏が撮影した写真を持参。盛り上がる。
なお、山本氏風邪のため欠席で、松本氏欠席のため、新年の飲み会は中止。
次回例会は2月21日(月)3時 ひつじ書房にて。
◆2000年1月末日◆
ジュンク堂本店 フェア
我らが、藤井さんが、フェアをやっているジュンク堂本店を訪問した。


写真をご覧のようにみごとな棚に、いっぱい、言語学があふれんばかりに陳列されている。棚の担当者の田川さんありがとう。皆さん、大阪近郊の方は、ぜひお寄り下さい。新刊書も、でるたびに補充しています。
◆2000年2月28日◆
2月例会で「言語学図書総目録2000」を校正
午後3時よりひつじ書房にて2月例会開催。藤井氏(研究社)は会議のため欠席。
「言語学図書総目録」の編集をお願いしている松本氏(ひつじ書房)の大学時代からの友人である河西氏出席。
1.「言語学図書総目録2000」の校正を持ち寄りチェック
表紙はオレンジ系の色に。
2.「言語学図書総目録2000」の有力書店へのお願いについて
3.その他
もう1回最終校正を実施することとし、印刷部数を17日ごろまでに決めるため、 有力書店の訪問とともに、出稿社や取次への部数確認のお願いを青木が出すことと なる。また、次回例会は完成後に持つこととした。青木、風邪気味のため終了後 早々解散。
◆2000年2月29日◆
三省堂書店訪問
「言語学図書総目録2000」お願いのため、急きょ藤井、橘内、山本、青木の4人で三省堂書店外商統括部の品田部長訪問。昨年と同様名入れで800冊OK。ロゴは後日青木がいただくこととする。千葉営業所を開設とのこと。秋にICU購買部でのBFを依頼。3月1日から4階で7社のミニFBを開くので、責任者の辻係長を表敬訪問す。
◆2000年3月3日◆
丸善、トーハン、紀伊国屋書店訪問
「言語学図書総目録2000」お願いのため、藤井、橘内、岡野、富岡、青木で丸善、トーハン、紀伊国屋書店訪問。9時50分、丸善1F集合としたが、号令をかけた青木が、1FとB1を間違えるハプニング。
丸善は和書企画センターの吉永係長に面会。昨年と同数の1000冊でOK。ロゴいただく。トーハンは富田課長、斉藤係長にお願い。昼食を一緒にす。
紀伊国屋書店は営業推進本部の今井氏。昨年より100冊多く1100冊に。ロゴいただく。新宿本店の伊藤店長に面会。FBのご検討をお願いす。
◆2000年3月1日(目)〜3月31日(金)◆
三省堂書店4階にて言語学出版社フォーラムBF実施
売れ行き良好書と新刊を中心に各社4点各5冊を平台で展開。
三省堂書店側担当は高橋さん。責任者は辻さん。
開催については、研究社販売の高田博子さんのご尽力によるもの。
高田さんありがとうございました。
◆2000年3月28日(火)◆
丸善筑波大学会館店言語学BF決まる
岡野さんより実施要項FAX入る。
5月8日(月)〜6月2日(金)まで、昨年に続く実施決定。
丸善側の担当は長瀬さん。
昨年は300万近くを売り上げたので、期待大。
ポスター岡野さん、看板藤井さん、チラシ富岡さんなど
いつもの手順でお願い。
トーハン帳合なので、トーハンの神郡(かんごおり)係長とは
搬入等について青木が打ち合わせすることとす。
延勘だと逆に5%とられる社もあるので、返条付で交渉することとする。
◆2000年5月9日(火)◆
「言語学図書総目録2000」完成
4時より大修館書店2階第一会議室で例会。
久しぶりに、7人のサムライ全員が集合。
それに、松本さんの大学時代からの友達で、甲府で広告制作会社を経営しているアドエージェンシーの河西さんも参加。
河西さんには目録の編集をお願いしている。
1.請求書について
継続して掲載したものについては、すでに昨年入力を終わっているわけなので、FD入稿扱いとする河西案を採用することとした。
その方が良心的であろうというのが一致した意見だった。
それにしても、そこまで配慮して原稿料をまとめて下さった河西さんはスゴイしありがたい。
したがって、この日、目録に請求書を入れて出稿社に送付する予定であったが、後日、河西さんが正式な請求書をつくって青木の方に送り、それを入れて出稿各社に送付することになった。
2.三省堂書店でのBF売上報告
出品冊数145冊に対して62冊販売。
最も効率よかったのが研究社で、25冊出品し、21冊販売。
単品としては明治書院の「字源物語」が13冊と最もよく売れた。
売上云々よりも、三省堂書店4階人文書担当の辻さんや高橋さんと知り合いになれたのが嬉しい。
3.総会について
7月7日(金)〜8日(土)に、昨年同様1泊2日で実施。
場所は山梨方面。甲府にお住まいの河西さんが旅館等を当たってくれることになる。
後日松本さんの奥さんから、電話で奥さんとお嬢さん参加の打診があったが、勿論大歓迎と申し上げた。
これはますますおもしろい総会になりそうだ。
4.目録の発送用封筒詰め
完成した目録を出稿社に送る封筒詰め作業をみんなでする。
岡野さんがつくってきてくれたシールを封筒に貼り、目録を2冊と手紙を入れる。後は河西さんが後日請求書を送ってくれるので、それを入れて発送すればよいので準備完了。
書協の渡辺理事長や日書連の萬田会長など業界団体の長や、マスコミ関係にも送付す。
やはり、目録が完成したこの時が一番嬉しい。
5.完成祝い
近くの居酒屋で目録完成祝い。
このフォーラムを足がかりに、日教販の協力のもと、ネット通販の構想が書評と結びつく方向で大いに広がりを見せていることが、松本さんから報告される。
松本さんは業務の関係で途中で帰社されたが、その後も大いに盛り上がり、二次会に繰り出し、みんなで大いに歌う。
◆2000年5月29日(月)◆
名古屋大学生協南部書籍店でのBF決まる
青木が名古屋への高校教科書宣伝手伝い
出張途上で立ち寄り、打ち合わせす。
期間 7月3日(月)〜8月4日(金)
店長 村瀬健一氏
担当 白水(しろうず)啓子さん
帳合 鈴木書店
◆2000年6月5日(月)◆
紀伊国屋書店新潟店でのBF決まる
藤井氏(研究社)より、同社の小田桐氏のご尽力により、紀伊国屋書店新潟店でのBFが決まった旨のTELとFAX入る。
時期 9月ごろ
担当 上石(あげいし)氏
帳合 日販
上石氏にTELし、実施要綱を記入いただくようFAXす。
◆2000年6月27日(火)◆
紀伊国屋書店新宿本店でのBF決まる
2時に新宿本店1階エスカレーター前に集合。
暑い中、7人の侍全員が集合。
7階に上がり、詳細打ち合わせす。
紀伊国屋様側からは、遠藤信一郎本店長の他、母良田浩第二課長、田中英樹第三課長がご参加。
期間 9月25日〜10月13日
場所 2階催事場
帳合 日教販
これまでのBFは幹事社7社でやってきたが、今回は初めて目録出稿社全てに声を掛けることとなる。面白くなりそうだ。
◆2000年7月7日(金)〜8日(土)◆
第2回総会、石和温泉(山梨)で開催
7人のサムライの他、松本氏(ひつじ書房)の大学時代からの友人であるアドエージェンシーカワニシ代表の河西宏秋氏と松本氏の奥様・お嬢様が同行。
河西氏には目録の編集等で大変お世話になった。
2日目は恵林寺や山梨県立美術館を見学。
台風3号が襲来したが大したことはなく、武田節の通り、甲斐の山々は陽に映えて美しかった。
1.経過報告
2.決算報告
3.2001年事業計画
(1)名古屋大学生協南部書籍店BFについて
(2)紀伊国屋書店新宿本店BFについて
(3)紀伊国屋書店新潟店BFについて
担当の上石さんに企画書FAX済み。
藤井氏より催促。
(4)ICU三省堂書店売店BFについて
三省堂書店と富岡氏が連絡をとる。
(5)ジュンク堂大阪本店BFについて
担当の田川さんに青木が企画書を送る。
(6)ホームページについて
「幹事社のことば」更新。締切り8月末。
メールでひつじ書房へ。
(7)総目録2001年版について
締切り等は2000年版と同じでよいが、完成を急ぐ。
(8)本格的オンラインショッピングの構築について
(9)その他
4.予算計画
(1)掲載料・広告料について
据え置きとする。
要綱を「FD並びに継続流用1点 1,500円」と改める。
(2)編集費について
入力料を除き、全て込みで60万円。
(3)ホームページ運用経費
月1万円、年間12万円。
(4)その他
5.役員について
現体制継続。
6.その他
◆2000年8月9日(水)◆
紀伊国屋書店フェア打合せ、暑気払い盛大に実施
4時より大修館書店会議室に全員集合。
日教販の関根仕入部長と松拍社の金本さんも参加。
紀伊国屋のフェアについては日教販より出荷依頼。
幹事会社は、棚挿しと平積みの出荷点数と冊数の明細を青木まで提出。
分類は山本・岡野・松本の3氏で考えることとなる。
仕分けは9月20日に日教販戸田センターにて実施。
終了後、神保町のカラオケバーで盛大に暑気払い実施。
関根部長のクールファイブと女性ながら、金本さんの飲みっぷりは最高なり。
◆2000年9月20日(水)◆
日教販戸田センターで検品・分類
9月25日からの紀伊国屋書店新宿本店でのBFに備え、11時30分に、日教販戸田センターに全員集合。
紀伊国屋さん側からも田中課長様はじめ計3名の方が見えられる。
昼食後、ヨーイドンで全員で検品・分類作業。
全員で汗をかくのは実に楽しい。
4時過ぎ終了し、今後の打合せの席で、藤井氏(研究社)が10月末で研究社を退社される旨を発表。
ショックで皆一同にシュンとなる。
それもあって、解散後、山本・藤井橘内・青木の4人は、武蔵浦和で寄り道す。
◆2000年9月25日(月)◆
紀伊国屋書店新宿本店BFスタート
朝10時、スタートに備え、新宿本店1階エスカレータ前に集合。
松本・富岡両氏欠席。
研究社は藤井氏の替わりに、小酒井・松丸両氏が参加。
紀伊国屋さんは、田中課長公休、伊藤本店長、高野さん、坂本さんが応対。
綺麗に分類して並べられた棚、特に問題なし。
視察終了後、近くの喫茶店で、研究社の小酒井を含め打合せ。
当フォーラムには、退職する藤井氏に替わって今後は小酒井氏が参加されるとのことだったが、後日、正式に小田桐敬夫氏が決まる。
◆2000年10月5日(木)◆
紀伊国屋書店本社訪問、藤井氏送別会
2時、半蔵門線神保町駅集合し、恵比寿へ。松本氏欠席。
時間が早かったので、有隣堂恵比寿店を覗く。
3時、新装なった紀伊国屋本社訪問。
海外事業部の吉野本部長、川上課長、宮村係長と面会。
海外での言語学BFの展望開ける。
退去後、明治書院の近くの中華屋で藤井氏の送別会。
金本さん欠席。
松本市とアドエージェンシーの河西氏が甲府より参加。
藤井氏の研究社退社は誠に残念、全員が一様の思い。
二次会は藤井氏の中学校時代の同級生がやっている
神保町の「キャンパス」へ。カラオケで哀しむ。
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