HOMEへ過去の日誌6月の日誌スタッフ紹介



2025.7.23(水)

赤字の入れ方の見本ほか



夏の日射しがつらい季節になりました。
最近は朝の通勤時間には犬の散歩をまったく見かけません。暑すぎて、日が昇ってからの散歩は危険だからでしょう。もし見かけても犬の体調が不安になるのでそのほうがいいのですが、寂しいものです。

この時期は、今年の秋・冬の刊行を予定している書籍の初校ゲラが次々と出校して来ます。
弊社では初校のときに、素読み校正のほかに、体裁や通し番号のたぐいのチェック、そして本文中の参考文献と巻末のリストの照合をしています。リストに抜けている文献はないか(けっこうあります)、表記の仕方は統一されているか(けっこう揺れています)、といったことの確認をします。
それもあって、初校のチェックに一番時間がかかることが多いです。お待たせしている方には申し訳ありませんが、どうかご理解ください。

初校の校正ゲラをお送りするときには、「赤字の入れ方の見本」(校正記号の例)を同封しています。
ゲラの修正指示は、著者-編集者-組版作業者の間で共通に、間違いがなく理解できることが必要です。
「赤字の入れ方の見本」は、弊社Webサイトでも公開しています。他社の校正でも使えると思いますので、必要な方はぜひご覧ください。

◯赤字の入れ方の見本(PDF)
https://www.hituzi.co.jp/sippitu/kouseikigou_20220629.pdf

このPDFは、弊社の執筆要項のページからリンクを貼っています。執筆要項ページには、他にも「著者校正のやり方」「索引に作り方について」「編者へのお願い」などを公開しています。どれも、いままでの編集作業の中でご説明する必要性が高かったものをわかりやすくまとめようという意図で公開していますので、これから書籍に関わる方はご一読いただけば、役に立つと思います。

◯執筆要項のページ
https://www.hituzi.co.jp/sippitu/






2025.7.9(水)

社内、工事完了



前回のメール通信で少し書きましたが、6月はひつじ書房内に大きな工事が入り、その準備のために片付けをして場所を空けたりとバタバタしていました。

ひつじ書房の入居しているビルは、一階にコープ、二階にひつじ書房が入っており、それより上は住居となっています。
ひつじ書房の道路に面した側はベランダになっていてガラス張りなのですが、そのガラスにいつの間にかヒビが入り、徐々に拡がってきていました。

直接の原因かは分かりませんが、ある時凄い勢いでハトがガラスに衝突して、昏倒した出来事がありました(そのハトは専務が介抱して(獣医さんに診てもらって)元気になり、帰っていきました)。その時には気づきませんでしたが、あの時の衝撃がもしかしたらヒビ割れの原因だったのかもしれません。なかなか分厚くて頑丈そうなガラスなんですけどね。

拡がったヒビ


工事完了後


すっかり綺麗になりました。

今回の修理のために、前に置いていた物置となっていたスチールラックをどかしたのですが、そこから大量にあふれ出した物がまだ積みあがっているままになっています。早く元の状態に戻さねばと悩むひびです…。





HOMEへ

過去の日誌

6月の日誌

スタッフ紹介