2015年 ひつじ書房 正社員募集・求人・採用(編集+出版業務)ページ
updated 2014.8.21

2015年春卒 正社員の募集・求人・採用(編集+出版業務)ページ

○応募趣旨

○応募期限は2014年9月15日です。※

未経験者、既卒も可です。

※ただし、その都度、採用試験を行いますので、早い時期に応募されれば、早めに採用プロセスに進みます。

ひつじ書房は、正社員を若干名、募集します。

ご応募いただきましたら、このページに掲載しています課題の他に英文の課題をお送りしますので、1週間以内に課題を含めた応募書類を提出してもらいます。送っていただいた応募書類を拝見し、書類選考が済みましてから、筆記試験と面接に進みます。

採用人数は若干名です。

筆記試験は、常識・知識問題と英文和訳、それから文章を書いてもらうというものです。常識・知識問題は、ひつじ書房の刊行物の著者について改訂もらう内容や文学史、文化史、メディア史に関する問題を出しています。出版人、編集者になるには、文化やメディアの歴史についての観点が重要と考えているからです。とはいいましても、そんなに高度な質問ではありません。言語学についての問題も出しています。いずれにしろ、一通りの概略が分かっていれば容易に解答できる内容になっています。文章を書いてもらう問題のうちの1つは、メールの文面を書いてもらうものです。

ひつじ書房はどういう出版社か

ひつじ書房は、21世紀に出版というものはどうあるべきなのだろうか、ということを考えながら、ことばとその研究ということにこだわりをもって出版をしている出版社です。

ひつじ書房は言語学の学術書を出版している出版社ですので、私たちが、いっしょに働きたいのは、ことばに興味を持っている方です。ことばに関心を持つと言ってもそれは人それぞれだと思います。ことばの仕組みということもありますし、コミュニケーションやことばの美的な力について関心を持つということもあるでしょう。広い意味でことばを扱っている研究書の出版に関わっていきたいと考えている方に応募してほしいと思っています。

「本が好きなので出版社を希望します」という方が多いですが、本が好きなのは、あくまで出発点です。そのことはとても大事なことだと思っています。ただ、本を作ったり、売ったりすることまでも好きになることができることが、出版に関わる際に大切なことです。商売的な要素と創造的な要素の融合といってもいいかもしれません。とすると学生時代にレストランで給仕をしてお客さんと接していた、ということも大事なことですし、就職活動も出版に関わること以外にも目を向けた活動をしたような視野の広い方の方が望ましいと思っています。また、日々、新聞を読んで、社会的な動向、特に出版や、文化的な政策の動向などにも関心を払っている人であってほしいと考えています。

出版の世界は未経験で、入社したら、あなたは、出版人として新人になるわけですから、まずは出版人になるということに力を注ぐことが重要です。出版という仕事は、仕事として容易なものではありませんが、書籍を作って、世の中に送り出すと言うことはやりがいのあることです。小さい会社ですので全てのプロセスを見ることができて、関わることができます。そういうことを熱意を持ってできる方であったほしいと思っています。

付記

学術書の書籍の編集については、ひつじ書房は業界トップクラスです。水準の高い学術書を作っています。仕事をはじめる段階では、ことばについて興味を持っていることと書籍を作ることに人一倍の熱意を持っていることが、重要です。

出版・編集という仕事は、情報が複雑化するいっぽうで、検索によって安易に情報にアクセスできる時代に、いっそう重要性を増していると思います。情報が溢れる中、人々は、貴重な時間を使って、人間的な活動を行うことが重要になっています。情報の作り手から、読み手へ伝える、そのことを促進する出版・編集はいっそう重要性を増していると考えています。

文責 ひつじ書房代表取締役社長・編集長 松本功


○仕事内容

本を作って売る全般に関わります。
本の販売(電話での注文の受注、研究会・研究学会での展示販売、書店営業、受注した注文の処理)から、本の製作(原稿整理、原稿の割付、校正、デザイナーとの打ち合わせ、印刷所・製本所とのやりとり)、会議の運営(日程の調整、場所取り、予約、議事録作成)、企画立案(企画の検討、企画の提案、著者との打ち合わせ)、広報・宣伝(目録の作成、書店への新刊案内、書誌データの作成・登録、目録の製作・発送)などなど、小規模の出版社ですので本を作って行っていくプロセスの全てを見渡すことができ、関わる可能性があります。

○勤務時間

原則、9時から6時(9時とか10時とかになることもあります)
学会や講演会などで本を売ったり、セミナーを主催・共催することがあります。展示して本を売ることも、マーケットリサーチです。暇な時間は、研究発表を聞いたりすることも仕事です。
ひつじ書房で経費負担の上、研修会やワークショップにでることがありますので、土日も出る場合があります。(ローテーションあり)そのため、月に二日程度、土日出勤が可能な方。
著者の都合などの本作りの事情、仕事の流れなどによって退社時間に変動あります。

面接だけでは判断できないこともあります。出版に関わる人間として大丈夫かどうかは、実際にはたらいてみませんとわからなことが多いですので、出版経験者でも最初の3ヶ月間は試用期間となります。社会人未経験者の場合、最初は見習い社員の待遇となり試用期間になります。試用期間は、3ヶ月から6ヶ月が目安です。

来春卒の場合は、決まり次第、大学生の場合、アルバイトで仕事を覚えてもらいます。卒業後に見習い期間を経て社員となります。

○応募書類
※英文の翻訳を課題として出しますので、まず、メールでお問い合わせ下さい。

 ●履歴書(写真貼付)
 ●志望書 ひつじ書房を応募するにあたって、なぜ、ひつじ書房に応募するのか。(A4で1、2枚程度)
 ●課題1 A4用紙1枚

あなたの所属するサークルで、サークルのOBでもある劇作家山田一郎さんに来ていただいてお話しを聞こうという話しが持ち上がりました。あなたをふくめて全員、ぜひ山田さんに話しをしていただきたいと考えています。あなたが交渉の担当になりました。来てもらえるようにお願いするメールを書いて下さい。

 ●課題2

英文の翻訳を課題として出しますので、まず、メールでお問い合わせ下さい。

○送り先:〒112-0011 東京都文京区千石2-1-2 大和ビル2F ひつじ書房 採用担当 松本功宛(応募書類在中と明記のこと)
○期日 随時(送付された段階でメールを以下に送って下さい。何をご覧になって応募に至ったかを一言書いておいて下さい。googleで検索して求人ページにたどり着いて、それで応募した、など。)
○お問い合わせは求人担当者までご遠慮なくどうぞ。
○メールアドレス

○正社員 給与体系

年間の給与は、320万円予定(基本給17万 平均残業の支給3万円。ボーナス4ヶ月として)。ただし、ボーナスは会社としての業績と働きぶりの評価によって、変動します。社会経験や出版業での経験は評価します。経験、能力、年齢によって、相談に応じます。現在の社員の年齢バランスから考えて30歳くらいまでと考えています。
経験者は、経験と能力に応じて、相談の上で、上記に増額します。ここでの経験は、書籍出版に関わる経験です。

新卒か新卒に準じる方の場合は、業務をこなせるようになる見通しができた段階(試用期間終了時)で上記の給与体系になります。それまでの見習い社員(試用期間)の期間は、80パーセントから90パーセント程度。

○交通費

(通勤時間は1時間以内が望ましい。月額10000円程度が望ましい)定期代3カ月分支給。退職時日割り計算。

■社会保険について■

政府管掌の社会保険に加盟(2007年2月)。労災と雇用保険、加盟。

有給 初年7日(原則としてスタッフ間でだぶらないように調整する。法律に基づく。)
夏休み 3日(8月12日・13日・14日ごろ) 正月12月29日から1月4日まで。業績によって、夏休みを増加させます。

文責 ひつじ書房代表取締役社長・編集長 松本功



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