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2026.10.21(水)

『コンセプトベースの言語教育』刊行!




10月も下旬に入りました。ひつじ書房では先週、新刊・近刊目録『未発』の発送を行いました。社員総出の作業になりますのでなにかと慌ただしくしていたのですが、無事に終了しほっと一息ついたところです。

さて、こちらの『未発』に新刊として掲載した書籍から、できたての1冊をご紹介します。

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『コンセプトベースの言語教育 日本語教育への応用と可能性』
増田恭子編

本書は、認知言語学と社会文化理論を基盤に、学習者が日本語のコンセプトを内省的に理解することを媒介として言語発達を支援し、日本語教育への実践例をまとめたものである。SCOBAやランゲージングを活用し、CEFRの理念と親和性のある教室活動や仮想空間での言語活動を通して、主観的把握・終助詞・受身文・テイル・移動動詞の学習の可能性を探る。
執筆者:太田・スナイダー・エイミー、菊池正人、辻原理絵、増田恭子
https://www.hituzi.co.jp/hituzibooks/ISBN978-4-8234-1331-5.htm
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「コンセプトベースの言語教育」は、concept-based language instruction、C-BLIという表記で見かけたことがある方もいらっしゃるかもしれません。あるいはCBLI、CBIと表記することもあるようです。本書のまえがきから一部引用しますと、「語彙や文法を含め、人間の心的営みや行動の基盤となる「概念」を中心に、意味に焦点を当て」、「学習者が伝えようとする意味に基づいて言語表現を選択できるようにすることを目指」す教育方法で、アメリカの応用言語教育界で紹介されているそうですが、日本語教育分野の方にはまだ馴染みが薄いようです。

そこで本書は、コンセプトベースの言語教育について日本語で紹介する本ということで執筆されました。理論の紹介と、その実践例の両方を掲載しています。新しい取り組み、考え方に興味があるという方にぜひご一読いただきたいと一冊です。
(ちなみに装丁の唐草模様には、実践部分で扱っている「ね」や「ている」のひらがなが混じっています!)







2026.10.7(水)

秋の学会シーズンはじまりました




前回の長野のスタッフ日誌に、10~11月を「秋の学会シーズン」と呼ぶことが多い、とありました。それを読ん で、私はなんとなく9月からが秋の学会シーズンだと思っていたな、と思いました。

なぜだろうと考えてみると、コロナ以前は、秋の社会言語科学会の大会が例年9月に開催されていたからのよう です。9月に入ると、日本認知言語学会と社会言語科学会という二つの大きな大会があるので、「秋の学会シー ズンに突入したな」という感覚になっていたのでしょう。

私は入社した年に『認知言語学論考』の編集を前任者から引き継ぎ、それ以来、日本認知言語学会の大会に参加 するようになりました。大会では、『認知言語学論考』の編者でもある山梨正明先生がいつもブースに立ち寄っ てくださり、「学会は研究者と出版社がコラボレーションして盛り上げていかないといけない。たくさん研究者 と話してください。よろしく。」とよく言われていました。

その教えを守り、私は日本認知言語学会の懇親会もほぼ皆勤賞で参加しています。そこでお話ししたことをきっ かけに、本の企画へとつながっています。学会出展というと本を販売する場でもありますが、研究者の方々と直 接お会いして話ができることも楽しみにしています。

そして今週末は、高松で開催される日本近代文学会に行ってきます。

学会でいろいろな方にお会いできることはもちろん、出張先でご当地のおいしいものを食べられるのも楽しみで す。今回はうどんですね。





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