『コンセプトベースの言語教育』刊行!
10月も下旬に入りました。ひつじ書房では先週、新刊・近刊目録『未発』の発送を行いました。社員総出の作業になりますのでなにかと慌ただしくしていたのですが、無事に終了しほっと一息ついたところです。
さて、こちらの『未発』に新刊として掲載した書籍から、できたての1冊をご紹介します。
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『コンセプトベースの言語教育 日本語教育への応用と可能性』
増田恭子編
本書は、認知言語学と社会文化理論を基盤に、学習者が日本語のコンセプトを内省的に理解することを媒介として言語発達を支援し、日本語教育への実践例をまとめたものである。SCOBAやランゲージングを活用し、CEFRの理念と親和性のある教室活動や仮想空間での言語活動を通して、主観的把握・終助詞・受身文・テイル・移動動詞の学習の可能性を探る。
執筆者:太田・スナイダー・エイミー、菊池正人、辻原理絵、増田恭子
https://www.hituzi.co.jp/hituzibooks/ISBN978-4-8234-1331-5.htm
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「コンセプトベースの言語教育」は、concept-based language instruction、C-BLIという表記で見かけたことがある方もいらっしゃるかもしれません。あるいはCBLI、CBIと表記することもあるようです。本書のまえがきから一部引用しますと、「語彙や文法を含め、人間の心的営みや行動の基盤となる「概念」を中心に、意味に焦点を当て」、「学習者が伝えようとする意味に基づいて言語表現を選択できるようにすることを目指」す教育方法で、アメリカの応用言語教育界で紹介されているそうですが、日本語教育分野の方にはまだ馴染みが薄いようです。
そこで本書は、コンセプトベースの言語教育について日本語で紹介する本ということで執筆されました。理論の紹介と、その実践例の両方を掲載しています。新しい取り組み、考え方に興味があるという方にぜひご一読いただきたいと一冊です。
(ちなみに装丁の唐草模様には、実践部分で扱っている「ね」や「ている」のひらがなが混じっています!)
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