新刊・近刊情報 
 
 
5月も学会の開催に間にあわせるべく、たくさん新刊が出来てきました。 
学会会場で新刊の反応や売れ行きが良かったと聞くと、ほっとします。 
 
新しく本が出たことを読者の方に知ってもらうために出版社はさまざまな告知を行っていますが、みなさまは実際どのような方法で自分が読みたいと思う本の情報をご覧になるのでしょうか。 
 
各出版社のホームページや案内、SNSなどでの情報、ネット書店からの購入履歴からの通知、新聞・雑誌広告、書店店頭、著者からの告知・連絡や献本などなど、いろいろな方法があると思います。 
 
ひつじ書房は年2回、新刊・近刊案内をお送りしたり、「ひつじメール通信」というメールマガジンを配信したり、Xへのポストなどを行っています。 
 
以前は日本書籍出版協会が「これから出る本」という近刊情報誌(書店で無料配布)を発行していましたが、2023年12月に休刊となり、紙面でのまとまった案内というのは無くなってしまいました。 
 
日本で刊行されている本を知りたいということであれば、以下のサイトがおすすめです。 
「本の総合カタログ Books」https://www.books.or.jp/ 
 
日本出版インフラセンターが提供している「本の総合カタログ Books」では、タイトルや著者名はもちろんのこと、キーワードや出版社名、刊行日、ジャンルで書籍を検索することができます。 
近刊も登録があり情報がオープンになっているものは検索対象で、発売日別にカレンダー形式で検索することもできます。 
 
登録されている書籍の点数を考えると、比較的動きもスムーズで検索もしやすいと思います。なにより一般社団法人が運営を行っているので、煩わしい広告がないのも利点です。 
 
ほんの20年前までは出版情報がバラバラに管理されていたものが整備され、情報がわかりやすく、検索しやすくなったのは読者にとっても良いことですね。 
 
書店へはファックスで刊行前に案内を送って事前に注文を頂いています。また注文書のXへのポスト、メールでのご案内もはじめました。 
メールでの送付をご希望の書店様がありましたらお知らせください。 
 
  
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