1月



2006.1.27(金)

ひつじ社員と雪

1月21日の朝、目が覚めて窓を開けると洗濯物の上に雪が積もっていました。その後一週間は、生活の端々で雪に苦労する日々でした。
再認識したのですが、ひつじ書房のある茗荷谷は、ゆるかな坂が多く、しかも風通しが非常によいです。つまりは、出社退社の度に、雪で冷やされた風が吹き付けてくるのです。買い出しさえもためらうほどの過酷な環境でした。
ひつじ書房の事務所前は雪が見事に凍っているので、男性社員が「小雪かき」をしてくれました。スコップを使うのでもなく、黙々と背中を丸めて地道に氷を溶かすのです。Tくんが小さな金槌で氷を叩き、Mくんが薬缶を手に持って氷に熱湯をかけます。なにか、蟻の行列や巣に危害を加えている小学生のようでほほえましいです。
そこに、味塩の瓶を片手に持ったAさんが出動します。コンクリートに黙々と塩をかけていきます。「再凍結を防ぐため」です。
その姿をガラス戸越しに見て、「私は、いい人たちに囲まれているな」と思いました。


2006.1.20(金)

茗荷谷にウシあらわる!?

地下鉄丸ノ内線茗荷谷駅といえばひつじ書房の最寄り駅である。茗荷谷といえばひつじ、ひつじといえば茗荷谷。「谷」に「ひつじ」がいるという連想がとても素敵だ。少なくともひつじ書房のスタッフは、みなそう感じているはず。

しかし、そのような牧歌的な想いに浸っていたわたしたちに衝撃を与える事件が起こった。

茗荷谷に牛が出現したのである。

年度末の刊行ラッシュを控えて忙殺されているひつじスタッフを尻目に出現したこの牛。いったい誰が、何のために・・・。「ひつじ=茗荷谷」というイメージを壊しかねないこの牛の出現にスタッフたちも穏やかではない。

刊行ラッシュが一息つくであろう春先には本格的な調査を開始したいと思う。
     


2006.1.10(火)

合宿で目黒雅叙園へ

新年明けてあっという間に10日。
今日から本格的に仕事開始という感じである。

本格的な仕事が始まる前に、先週末、恒例の「合宿」が行われた。
合宿というと、寒中ランニング、というイメージがあって、最初 聞いたときはビビッたのだが、そうではない。
今年1年の計画について、場所を変えて、じっくりみんなで 話し合うというのが目的だ。

今回は、広い和室がある目黒雅叙園に宿泊。
2日かけて、今後、どのような本を出版していくのか、また、 社内的な組織作りをどう進めていくか、など、みっちりと話し合った。

ミーティングの合間に、目黒雅叙園の名物「百段階段」を見学。
有形文化財に認定されていて、映画『千と千尋の神隠し』の湯屋の モデルになったところでもある。各部屋、天井に豪華な日本画が 描かれていたり、柱にすごい彫刻が施されていたりする。

最近、「職人」に興味があるのだが、先人たちの技はあらためて スゴイと思った。
     


2006.1.5(木)

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

スタッフ日誌もがんばって参ります。
ひつじ書房内の近況から、個人的な独り言まで幅広く。
週に一度は更新したいと考えます。
たまにぶらぶらっと見に来て頂けますと幸いです。
     


HOMEへ

過去の日誌

スタッフ紹介