数字のフォント
みなさまは本を読んでいるとき、数字(算用数字)のフォントに注目されることはあるでしょうか。私は数字の形を見るのが好きで、つい目がいってしまいます。先日読んでいた本のノンブル(ページ数)のフォントが可愛いくていいなと思い、似た雰囲気のフォントが無いか探そうと手元でいくつかのフォントを見比べてみました。その本は1994年刊で、今とは組版の環境が違うので同じフォントは見つからないだろうと思います。
いいなと思った数字。

手元で数字を打ち込んでみたもの。

同じセリフ体(和文でいう明朝体)でも、よく見ると雰囲気が随分違います。今回は、ひつじ書房の本でよく使っているもの、一般的によく見かけるもの、そして個人的に好きなものなど、いくつかのフォントを試してみました。
本文での使用を考える場合は、和文フォントとの相性が重要なので、数字だけを基準にフォントを選ぶことはできませんし、和文フォントと組み合わせる時は、欧文と数字のフォントは同じものを使用することがほとんどなので、数字単体で検討することはまずありません。その分、ノンブルにあると目立つので、ノンブルの数字フォントは注目してしまいます。
似たフォントはあまり見つからなかったものの、さまざまな数字の形を見比べて楽しんでしまいました。
みなさまは、どの数字がお好みでしたでしょうか。
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