9月の新刊予定『メディアと「おネエことば」』
「もう8月? 7月が短かったね!」というような会話を毎月しているような気がする今日この頃です。
8月の旬といえばとうもろこし。「とうもろこしのパフェ」なるメニューに惹かれて食べに行きました。お店の人いわく、最近とうもろこしを使ったお菓子やメニューが流行っていて、それらを食べてまわることを「もろ活」というのだとか。「就活」「推し活」「ぬい活」「ヌン活」の類でしょうか。「活」の前にくっつく略語のつくりが気になります。
さてそんな8月はいったんおいて、9月の新刊のご紹介です。
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『メディアと「おネエことば」
クロスジェンダーする日本語、キャラクタ化する「おネエことば」』
河野礼実著
【内容】
メディア上でよく耳にする「おネエことば」。本書では、新聞、雑誌、テレビのトーク番組、映画、ドラマ、小説、マンガなど、各種メディアから集めたデータを材料に、「おネエことば」について実証的に明らかにしていく。「おネエことば」とはどのようなことばなのか。メディア上でどのように表現されているのか。メディアに取り込まれ、広く流通し、消費されていく中でキャラクタ化した「おネエことば」を多角的視点から論じる。
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「おネエことば」はいつごろ生まれたのか。そもそもどんなことばなのか。「女ことば」とどう違うのか。テレビで活躍する「おネエタレント」と呼ばれる人のコミュニケーション行動と、フィクション上のおネエキャラクタを分析した研究です。
私はこれまで、単純に「女ことばを男性が話していればおネエことば」という印象を持っていました。しかしこの考え方は、話者に定義が依存します。文字で話者がわからなかったら、それは「女ことば」になってしまうのでしょうか。「女ことば」との違いはどこにあるのでしょうか。役割語として考えたとき、「お嬢様」や「奥様」ではなく、「おネエ」を想起させることはできるのでしょうか。
「おネエことば」を「おネエことば」たらしめているのはなんなのか、それをつくっているのは誰なのか、ということを考えた緻密な研究です。ご期待ください。
『メディアとおネエことば』詳細ページ
https://www.hituzi.co.jp/hituzibooks/ISBN978-4-8234-1322-3.htm
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