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投げ銭のタイトル 「投げ銭システムをすべてのホームページへ」決起集会+ワークショップ
大道での犬芝居

場:シニアワーク東京(東京・飯田橋)
日時:6月6日 12:30開場、13:00〜16:30開催
話し手 (ツジコウシャクシ)… 柴田忠男 橋本大也 松本功 石井研二 ほか

 

ネットワークの強者たちへ、参加を呼びかける

松本 功


(投げ銭システム推進準備委員会 暫定代表)

 オンラインで、とてもよいホームページを見つけると何とか続いてほしいと思う。支援のしるしとしてささやかなお金を送ることができたらいいと思う。そのページが、個人やSOHOやNPOのような小さな組織によって運営されているものであっても、いや、小さな組織にだからこそ、カンパや声援を送りたいのだ。一方、こころをこめて作ったページには、面白いと思ってくれた場合には、声援やある時には、なにがしかの援助がほしい時もある。

 インターネットでの情報発信で、生きていけるようにしたい。そこまで行かなくとも、営みが少しでも支えられるようになってほしい、もし、誰かにとって価値があるものであるのなら。

 インターネットが社会のインフラになりつつあるというのに、大きな企業しか、お金のやりとりができないのは、不公平である。個人や小さな組織が、元気にならなければ、日本に21世紀はない。「金は天からの回りもの」だったはずだ。組織の大小で、生きていく権利がなかったりするのは、おかしい。お金を払わせられるだけで、糧を得るすべがないのは、許せない。

 今回の集まりは、すでに情報を発信している人々が、将来の情報発信と生業のインフラをともに考え、声をあげ、実現していくための出発点だ。新しい仕組みを考え、提案し、作っていこうではないか。単なる講演会ではなく、新しい土台を作る共同作業への参加を呼びかけるものである。われわれは、結論を持っているわけではない。答えは対話の中にある。このため、ワークショップと名乗ることにした。できうる限り、参加者と相互的な関係を作り出す集まりにしたい。

 まずは、無主のネットワークの世界でパーフォーマンスを繰り広げてきた強者たちに呼びかけます。

 

三度目の正直

柴田忠男


(日刊デジタルクリエーターズ編集長)

 いま三度目の正直なるか、というオンラインマガジンを手がけている。最初のトライはWebマガジンの走りともいえる「WONDER-J」、次は日本初のPDFオンラインマガジン「月刊アイピーネット」、これらはビジネス化を目的としたがあえなく挫折。ビジネスよりもコンテンツ作りに熱中してしまったという、編集者のサガが失敗の理由のひとつか。

 創刊1周年を過ぎたメールマガジン「日刊デジタルクリエイターズ」は、専門分野で約12000人の読者を得てなかなか健闘しているが、ビジネスまでは至らない。この読者たちが、缶コーヒー1本分でも投げ銭してくれれば、月にン万円!原稿料もお支払いできる態勢になる。オンライン小額決済の実現が、オンラインパブリシング成功のキーである。

 

講釈の絵

あの小銭の音がもう一度聞いてみたい

橋本大也


(アクセス向上委員会管理人)

 学生時代、ギターの弾き語りで「投げ銭」を頂いたことがあります。「やるじゃん」「よっ、頑張れよ」「まあ100円だな」。ギターケースに放り込まれた小銭には純粋に私の表現への、視聴者のシビアな評価と、活動継続への応援の暖かい気持ちを感じました。

 そして今はインターネット・コンピュータに関して文章を書く仕事に就いてオンラインやオフラインでテキストを発表しています。印税や原稿料、広告料金。さまざまな名目で出版社や代理店を通して生計を立てる生活になりました。

 出版社や取次ぎ、代理店、小売店の方々のご協力の下、著者が表現を仕事にすることは社会的に認知された出版の手法ですから、これが今後もしばらくメディアビジネスのメインストリームにかわりはないのでしょう。しかし、Webや電子メールで読者とコミュニケーションを取りながら表現していくスタイルで始めた私にとっては、ギターの弾き語りに放られた、あの小銭の音がもう一度聞いてみたい。

 表現者と視聴者が「投げ銭」で結ばれるコミュニケーション・エコノミー。出版・流通コストがかからないオンライン出版ならではの可能性。評価と応援をベースに表現活動を継続させていく仕組みが出来れば従来の小さな声も大きくなる。

投げられたコインの分、歌い手の声も高くなるのと同じように。

だから、私は投げ銭プロジェクトに賛同します。

 

フリーマーケット

フリーマーケットはじめます

石井研二


(いなかどっとコム)

 大道芸人にもマーケティングがある。どこでやるかと言うとフリーマーケットでやるわけで、投げ銭でもデジタルデータの蚤の市を開いて、さて、お客さんと出店者にどんな会話があって投げ銭にいたるか見てみようと、準備を進めている。私、蚤の市の世話役のおじさんです。

 普段、「いなかどっとコム」で田舎暮らし情報が飛び交う中にいて感じるのは、お客さんが発信する情報の面白さ。「店」にツッコミを入れる言葉が、他のお客にとって、店にとってどれだけ貴重な情報か。普通のモールでは絶対見えない、そんなやりとりが見える市場にしたいと思っている。


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暫定代表の連絡先

101-0064 東京都千代田区猿楽町2-2-5 興新ビル206
ひつじ書房書評ホームページ投げ銭推進準備委員会

広報担当 松本 功
tel. 03-3296-0687
fax 03-5281-0178

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