ひつじ研究叢書(言語編)第71巻「ハル」敬語考 ー京都語の社会言語史 辻加代子著 ひつじ書房 ひつじ研究叢書(言語編)第71巻「ハル」敬語考 ー京都語の社会言語史 辻加代子著 ひつじ書房
2009年6月

ひつじ研究叢書(言語編)第71巻
「ハル」敬語考
ー京都語の社会言語史


辻加代子著

A5判上製 定価7,800円+税

ISBN 978-4-89476-416-3

ひつじ書房


要約

江戸時代後期から現代に至る京都語言語資料に基づき、近畿中央部とりわけ京都市で隆盛を極める「ハル」敬語の包括的記述を試みたモノグラフ。現代「ハル」敬語には話題の主を上げて待遇する尊敬語の枠組みを越え、話者や話相手と対峙する第三者として少し隔てることを指標する機能が女性話者を中心に顕著に認められる。話者の心的態度を反映した様々な用法の高頻度な活用もある。以上をそこに至る変化過程を明らかにしつつ実証的に示した本書は、標準語敬語研究に新たな視点を投じたものである。

【著者紹介】

辻加代子

専門は社会言語学。
主な研究テーマは標準語の敬語と方言敬語、特に京阪の敬語の特質について。
大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。
現在神戸学院大学経済学部准教授。

ご注文は、最寄りの書店さんでお願いします。
お店に在庫が無くても、お取り寄せができます。
書店が最寄りにない場合は、オンライン書店でご注文ください。

 

 



お急ぎの場合は、小社あてにご注文いただくこともできます。
郵便番号、ご住所、お名前、お電話番号をメールか、FAXでお知らせください。
送料420円でお送りします。
新刊案内へ
ひつじ書房ホームページトップへ