日本語を教える際に新しいスタンダードが必要とされています。本書は、語彙についてのスタンダードの試案を提案します。文法とタスクを融合した新しい提案。分類語彙表と出題基準の語彙について、難易度と話題によって分類し直したという点が特徴です。

本書はひとつの試案で、山内先生たちの試案です。日本語教育スタンダードのようなものが、21世紀の言語政策として必要だという国際交流基金の考えに賛同し、さまざまな提案が行われることが、議論が活発化することが重要と考え刊行しました。