ひつじ研究叢書(言語編)第54巻 連体即連用? 連体即連用? 奥津敬一郎著 ひつじ書房
2007年10月

ひつじ研究叢書(言語編)第54巻 
連体即連用?

奥津敬一郎著

A5版上製 価格5400円+消費税

ISBN978-4-89476-350-0

ひつじ書房


要約

a. ズボンに 大きい穴が あいた。
b. ズボンに 穴が 大きく あいた。

上の例のaでは「大きい」が「穴」を連体修飾しており、bでは、「大きい」は、いわゆる連用形をとっている。しかしaもbも「ズボンに穴があいた」こと、そしてその「穴」が「大きい」ことを意味しており、同義である。このような現象を「連体と連用の対応」と呼ぶことにする。しかし無条件に連体と連用は対応するわけではなく、一定の条件がある。本書は、日本語の種々な文構造にみられる連体と連用の対応を記述し、その対応の条件を探ろうとするものである。


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