あけましておめでとうございます。2010年はいったん開花する年にしたい

2010年1月19日(火)

あけましておめでとうございます。2010年はいったん開花する年にしたい

あけましておめでとうございます。

東京さぬき倶楽部

あけましておめでとうございます。このことばを言いたくて文章を書き始めましたが、書き進めているうちに20周年の総括のような文章にだんだんなってしまい、長くなり、重くなり、あけましてというよりも20周年のことばになってしまいました。今年は20周年の年ですので、普通の年とは違うことを言いたいわけですが、ここは思い切って、すっきり、軽くしたいと思います。

簡単に2009年は整理と準備の年であったとすると2010年はいったん開花する年にしたいと思います。20周年企画のシリーズの開始、記念シンポジウムの開催。このためにこの年度末は準備に取りかかっています。記念出版については、小社の年賀状であるひつじ新聞に紹介を載せています。近日中にホームページにも紹介のページをスタートさせます。記念シンポジウムについても具体的には、3月末に決めまして、4月から広報に入ります。ひつじ新聞が読みたいという方は、ご連絡下さい。在庫がある内はお送りすることができます。

記念の行事を行う意味は、もちろん、記念するという意味がありますが、もう1つは記念の行事を通じて、ひつじ書房の学術出版への気持ち・考え方を広く知ってもらいたいということがあります。知ってもらうというと偉そうに聞こえるかも知れませんが、昔からある老舗であれば、そのお店のあり方は周知されていると思いますが、まだ、若い出版社ですし、出版ということの社会的な意味については、出版社の人間のほとんどは理解していませんし、20世紀の消費者的な読者は気が付いていません。20周年というのはひとつの機会だと思います。一方、これはひつじを支えている社員自身も、そのことを振り返り、実感するとても重要な機会ということでもあります。そんなこんなで、今年はやるべきことが多い。もりもりと仕事をしよう。さらに大げさにいうとひつじ書房の出版社としてのあり方は、21世紀の出版社のモデルの1つになると思います。

合宿での打ち合わせの内容は今期の目標と20周年の相談でした。20周年で予定刊行物の数も増えて、75冊になります。売上げ目標は1億5千万です。昨年期が、1億2千万でしたので目標は25パーセント増しです。そんな数字をはたして達成できるのでしょうか。どうでしょう。

合宿での話し合いは、少し安定してきたような気がします。アシスタントという立場の2年目選手が、今年には3年目になるというちょっとした丘陵があるように私は感じていますが、なだらかであるかも知れないものの、斜面であることにはかわりはないので、足腰に力があって乗り越えていけるのでしょう。

20周年の記念のロゴも作ります。20周年のポスターも作ります。いろいろと作っていきます。ご期待下さい。


執筆要綱・執筆要項こちらをご覧下さい。



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