2005年3月24日(木)ほんとうにたくさんの本を刊行している
2005年3月24日(木)

ほんとうにたくさんの本を刊行している

トップページをご覧いただけるとわかると思うが、ほんとうにたくさんの本を刊行している。学術振興会の出版助成金を交付されて刊行する研究書が5冊あり、それ以外にも教科書(前回取り上げた『ピアで学ぶ大学生の日本語表現』)が1冊、言語教育に関するもの2冊。1冊は牧野成一先生の古希を祝うという趣旨のもので、牧野先生の教えを受けた日本語教育のジャンルのベテランや米国での同僚であった久野すすむ先生や井上和子先生たちというしっかりしたものともう一冊は窪田先生という若い世代の研究者のもの。それから、研究書ではないが、研究の周辺的な領域を扱った『文科系ストレイシープのための研究生活入門』と『言語表現ことはじめ』も刊行した。加えて、講座社会言語科学の1冊目が刊行と目白押しである。まもなく神奈川大学の先生方が中心になった『副詞的表現について』も刊行される。これはひつじ書房に1月からきてくれた宮島が担当している。昨年の『養育費強制執行マニュアル』に続く、離婚後の面接交渉についての本も出す。4月になってからは、レキシコンフォーラムや近代語研究4なども出る。

ここ2年間、研究書を質と数において、きちんと出せるようにしようとがんばってきたものが実を結んできているということである。2005年度は、作ることとともに売ることに力を注ぐ。作ったものをきちんと売ることができて、ひつじ書房は次のステップに移る。

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