2002年2月26日(木)

話すのは才能か?

落語家は、高座に上がった時から、その噺家のペースに観客を巻き込む。話芸というのだろう。話す能力のある人は、プレゼンをする時も、声の質、話し方で、気持ちを伝える。自分の普段感じているところから、話を起こして、巻き込んでいく。この点で、人に説明ができなくても、自分でやればいいと思ってしまう弱小出版社の経営者である私には課題が多い。

分かることばで説明する力。どうもどもってしまうし、自分の説明に自信がもてない。考える発想の元が違っているからと自己防衛をしてしまいがちだ。分かってくれる人に話すというのではなくて、人が分かるように話す。決して、内容のないことを話してはいないはずなのだから、もっと違ったフウに話せるはずだ。もっと自分のキャラクターを上手に演出することができるように。話すのは才能だからといっても、基礎的な訓練でもう少し表現できるようになるはずだと信じよう。どんな訓練が必要なのだろう。


後略

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