出版論ではなくて、出版社の作り方

5月21日 第3回目

5月21日にやったこと。

『文学者は作られる』の原価を125万円とし、3600円の売り部数2000部で720万円。
原価率 17パーセント
広告費  5パーセント
倉庫代  5パーセント
印税  10パーセント
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合計  37パーセント
取次(問屋)への卸価格 67パーセント<前回トーハンとの契約書を見せた>

67-37=30パーセント

30パーセントの中に、事務経費+編集費+事務所の家賃がはいる

家賃を10万円とすると年間120万
自分の給料+事務所の経費を年間360万とすると
合計 480万円

720万円が3年で売れるとして、720万円×0.3÷3=72万円

年間の「利益」は72万円。

年間に必要な収入は480万円だから、単純に計算すると480÷72=6.6冊

6.6冊も作らなければならない・・・。

では、みなさんはどういう数字の目標を立てますか?