ひつじ書房 5分間で言語学 E.M.リッカーソン、バリー・ヒルトン編 上田功・大津智彦・加藤正治・早瀬尚子監訳 ひつじ書房 5分間で言語学 E.M.リッカーソン、バリー・ヒルトン編 上田功・大津智彦・加藤正治・早瀬尚子監訳
2024年11月刊行

5分間で言語学

一口サイズのことばへの誘い

E.M.リッカーソン、バリー・ヒルトン編

上田功・大津智彦・加藤正治・早瀬尚子監訳

定価2,400円+税 A5判並製カバー装 376頁

ISBN978-4-89476-840-6

ブックデザイン 上田真未

The 5-Minute Linguist: Bite-Sized Essays on Language and Languages

Edited by E.M.Rickerson and Barry Hilton
Japanese translation translated by Rika OKUTOU, Risa KANEKO, Rie TAKAMORI, Yoko TANAKA, Tomoko NAKAO, Takuto WATANABE under the supervision of Isao UEDA, Norihiko OTSU, Masaharu KATOH, Naoko HAYASE

ひつじ書房



【内容】
ことばは、空気のように我々の周りに当たり前に存在し、かつ不可思議で複雑である。本書では、一流の言語研究者が平易な語り口で、未知なることばの世界へと読者を誘う。60からなる各章は短く、数ページである。言語の起源、動物の言語、世界の書き言葉、手話言語、言語の変化等、様々な角度からことばに迫る。時間の許すときに手に取り、読み始めてみよう。翻訳者:上田功、大津智彦、加藤正治、金子理紗、斎藤里香、田中瑶子、髙森理絵、中尾朋子、早瀬尚子、渡邉拓人
原著:E. M. Rickerson and Barry Hilton(編)The 5-Minute Linguist: Bite-Sized Essays on Language and Languages.

【目次】
訳者はしがき
まえがき
謝辞
序章

1 なぜ言語について学ぶのか?
2 言語学者なのですね? では何か国語話せますか?
3 世界には、いくつ言語があるのだろうか?
4 方言と言語の違いは何だろうか?
5 最初の言語は何であったのか?
6 すべての言語は同じ源から発生したのだろうか?
7 アダムとイブは何語を話していたのか?
8 言語は必ず変化するものなのか?
9 リンガ・フランカとは何か?
10 ピジン英語はただの下手な英語ではないのか?
11 文字体系は何種類あるのだろう?
12 文字を書き記すことはどこから始まったのか?
13 文法はどこから来たのだろう?
14 すべての言語は同じ文法をもっているのか?
15 赤ん坊はどのように母語を身につけるのか?
16 動物に言語はあるのか?
17 脳はどうやって複数の言語を処理するのだろう?
18 言語は思考に影響を与えるのだろうか?
19 語をつなぎ合わせる正しい方法とは何か?
20 イギリス英語が最上の英語か?
21 どうして人は言語をめぐって争うのか?
22 バイリンガルであるということはどういうことか?
23 人はいくつ言語を習得できるのだろうか?
24 「異言(speaking in tongues)」とはいったい何なのだろうか?
25 ことばなしで育てられると、何が起こるだろうか?
26 耳の不自由な人々は皆同じ手話を使うのか?
27 どうして言語は死ぬのか?
28 危機に瀕する言語を救えるのか?
29 言語音はどのように作られるのだろうか?
30 アメリカ南部の人は、なぜあんな話し方をするの
31 外国語なまりの原因は何だろう?
32 母語しか話せない状況につける薬はあるのか?
33 言語学習で熟達するのに必要なことは何だろうか?
34 言語学習に関する考え方は時とともにどう変わっ
35 なぜ海外でことばを学ぶのだろう?
36 小学校は外国語を教えるには早すぎるだろうか?
37 コンピューターのほうが言語を速く上手に教えら
38 アメリカ合衆国の言語は何か?
39 アメリカ合衆国に言語危機はあるのか?
40 アメリカ合衆国でスペイン語の未来はどうなるのか?
41 ケイジャン語(Cajun)とはどんな言語だろうか? その成り立ちはどうなっているのだろう?
42 ドイツ語はもう少しでアメリカの第1言語となっていたのだろうか?
43 ガラ語はどのような言語か?
44 方言は死に絶えつつあるのか?
45 外国語が好きなだけで飯が食えるだろうか
46 辞書はどのように作られているのだろう?
47 辞書があるのになぜ翻訳家が必要なのだろうか?
48 機械翻訳はどれくらい良いものなのだろうか?
49 ことばを使って犯罪を解決できるのだろうか?
50 どのようにしたら言語を博物館で展示・保存することができるのか?
51 英語はどこからやって来たのだろう
52 アメリカ先住民の言語はいくつあるのか?
53 ラテン語は本当に死んだのか?
54 誰がイタリア語を話しているか?
55 スペイン語とポルトガル語はどれくらい異なるのだろう?
56 もうそろそろロシア語を勉強してもいい頃では?
57 アイスランド語のどこがおもしろいの?
58 ヘブライ語とイディッシュ語の違いは何だろうか?
59 アラブ人はみな同じ言語を話しているのだろうか?
60 スワヒリ語はアフリカで唯一の言語か?
61 中国語を勉強するにはマゾヒストにならなければならないのか?
62 日本語を学ぶ労力は報われるのだろうか?
63 インドの言語って何だろう?
64 エスペラントに一体何があったの?
65 「クリンゴン語」を話す人はいるだろうか?

索引
訳者紹介



【編者・監訳者・翻訳者紹介】
編者
バリー・ヒルトン(Barry Hilton)
E. M. リッカーソン(E. M. Rickerson)

監訳者
上田功(うえだ いさお) 名古屋外国語大学外国語学部教授・大阪大学名誉教授
大津智彦(おおつ のりひこ) 大阪大学大学院人文学研究科教授
加藤正治(かとう まさはる) 大阪学院大学教授・大阪大学名誉教授
早瀬尚子(はやせ なおこ) 龍谷大学文学部英語英米文学科教授

翻訳者
奥藤里香(おくとう りか) 関西医科大学助教
金子理紗(かねこ りさ) 名古屋外国語大学外国語担当専任講師
高森理絵(たかもり りえ) 元大阪市立大学特任講師
田中瑶子(たなか ようこ) 関西大学非常勤講師
中尾朋子(なかお ともこ) 大阪大学非常勤講師
渡辺拓人(わたなべ たくと) 関西学院大学商学部准教授




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