仁田義雄日本語文法著作選 第4巻 日本語文法の記述的研究を求めて 仁田義雄 著
2010年10月
仁田義雄日本語文法著作選 第4巻
日本語文法の記述的研究を求めて
仁田義雄 著
A5判上製 定価4,800円+税
ISBN 978-4-89476-453-8
ひつじ書房
1980年代から日本語文法研究をリードしてきた仁田義雄の文法研究を集めた
軌跡ともいえる著作選全4巻の最終巻。記述文法について広い視野から論じた1冊。
○目次
第1部 文法と文法分析・文法記述をめぐって
第1章 文法をめぐって
第2章 構造と記述による文法記述の試みのために
―文の構造分析と〈動作主〉格の表現形式を中心に―
第3章 日本語構文論のために―その対象と方法―
第4章 文法研究での用例利用について考える
第5章 形容詞の装定用法―「多イ」をめぐって―
第2部 文の意味-統語構造について
第6章 文の意味的構造についての覚え書
第7章 文の構造
第8章 日本語文の意味-統語構造への一つのモデル
第3部 単語と主語について考える
第9章 単語と単語の類別
第10章 日本語の主語をめぐって
第4部 複文考察への鍬入れ
第11章 条件節とその周辺
第12章 シテ形接続をめぐって
第13章 シテ節の「ハ」による取り立て
第5部 文を超える領域へ
第14章 「文の文法」から「文を超える文法」へ
―「後日大阪ヘ行ッタ」の有する連文機能をめぐって―
第15章 文のつながりと文章解析
第6部 学説史をも考慮に入れながら
第16章 日本語文法における形容詞
第17章 係り結びについて
【著者紹介】
仁田義雄(にった よしお) 大阪大学 言語文化研究科 言語社会専攻教授、大阪大学外国学図書館長
主な著作
『語彙論的総語論』(明治書院、1980)、『日本語のモダリティと人称』(ひつじ書房、1991)、『日本語のヴォイスと他動性(共著)』(くろしお出版、1991)、『 ある近代日本文法研究史』(和泉書院、2005)
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