語彙論的統語論の観点から 仁田義雄 著 仁田義雄日本語文法著作選 第3巻 語彙論的統語論の観点から 仁田義雄 著
2010年5月

仁田義雄日本語文法著作選 第3巻

語彙論的統語論の観点から


仁田義雄 著

A5判上製 定価4,800円+税

ISBN 978-4-89476-452-1

ひつじ書房

1980年代から日本語文法研究をリードしてきた仁田義雄の文法研究を集めた
軌跡ともいえる著作選全4巻の第3巻。語彙と文法の関係についてまとめた1冊。
○目次

第1部 文法と語彙や意味の相関を考える
 第1章 語彙と文法
 第2章 語彙的(な)意味と文法的(な)意味
第2部 語彙論的統語論の姿勢から
 第3章 係助詞・副助詞と格表示―〈ハ〉を中心にして―
 第4章 動詞の格支配
 第5章 対称動詞と半対称動詞と非対称動詞―格成分形成規則のために―
 第6章 多義性を有する用言についての二三の考察 ―Lexico-Syntaxの姿勢において―
 第7章 類義語「取リ返ス」と「取リ戻ス」の文法 ―Lexico-Syntaxの観点から―
第3部 動詞の語彙論的統語論
 第8章 再帰動詞・再帰用法―Lexico-Syntaxの姿勢から―
 第9章 動詞とアスペクト ―語彙論的統語論の観点から―
 第10章 動詞の文法的側面の相互交渉
第4部 動詞と格支配と格体制
 第11章 動詞の格支配と名詞の意味特性 ―「水を沸かす」と「湯を沸かす」と「風呂を沸かす」を中心に―
 第12章 格体制からした動詞のタイプ



【著者紹介】

仁田義雄(にった よしお) 大阪大学 言語文化研究科 言語社会専攻教授、大阪大学外国学図書館長
主な著作 『語彙論的総語論』(明治書院、1980)、『日本語のモダリティと人称』(ひつじ書房、1991)、『日本語のヴォイスと他動性(共著)』(くろしお出版、1991)、『 ある近代日本文法研究史』(和泉書院、2005)


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