ひつじ書房 日琉諸語における情報構造と文法現象 竹内史郎・下地理則・小西いずみ編 ひつじひつじ書房 日琉諸語における情報構造と文法現象 竹内史郎・下地理則・小西いずみ編
2026年5月刊行

ひつじ研究叢書(言語編) 第213巻

日琉諸語における情報構造と文法現象

竹内史郎・下地理則・小西いずみ編

定価7,000円+税 A5判上製函入 360頁

ISBN978-4-8234-1294-3

ブックデザイン 白井敬尚形成事務所

Information Structure and Grammatical Representations in Japanese and Ryukyuan Languages
Edited by Takeuchi Shiro, Shimoji Michinori and Konishi Izumi

ひつじ書房

【内容】

本書は、単一語族のうちに豊かで多様性に満ちた文法現象が見出されることをふまえて、これまで個別に行われてきた感のある古典日本語研究、琉球諸語研究、本土方言研究を統合し、それらの融合を促す試みの一つである。特に情報構造に関わるものを中心に、日本語史、方言類型論、フィールド記述、実験言語学といったアプローチ別に意欲的な10の論考を収める。執筆者:小川雅貴、衣畑智秀、小西いずみ、下地理則、竹内史郎、中川奈津子、林由華、廣澤尚之、藤原慧悟、松岡葵、松丸真大、横山晶子


【目次】

はしがき


I 日本語史からのアプローチ

ゾによる係り結びの歴史から知られる歴史変化の一般性について
—ゾの出現の制限と結びの形に関する問題提起

竹内史郎

談話の焦点からみた係り助詞カの生起位置
—万葉集の上代中央語を対象に

衣畑智秀

中古和文における名詞述語の肯否疑問文
藤原慧悟


II 方言類型論からのアプローチ

日本語諸方言における動詞の単純推量と準体推量の対立類型
小西いずみ

方言変異からみる「ハもガも使えない文」
—宮崎椎葉尾前方言、鹿児島串木野方言、標準語の対照を通して

廣澤尚之・松岡葵・下地理則


III フィールド記述からのアプローチ

琉球諸語における焦点助詞の機能と文焦点文
林由華

北琉球沖永良部国頭方言の焦点助詞と「係り結び」
横山晶子

京都市方言における終助詞ガナの意味・用法
松丸真大


IV 実験言語学からのアプローチ

産出実験による関西方言の格配列と情報構造の調査
中川奈津子・小川雅貴

現代日本語における無生物主語他動詞文の容認性について
下地理則


索引
執筆者一覧



【編者紹介】
竹内史郎(たけうち しろう)
成城大学文芸学部国文学科教授
「1拍卓立型の分析と昇り核の発生─宮城県登米町方言のアクセントと有核語の音調規則─」(『方言の研究』11、ひつじ書房、2025)

下地理則(しもじ みちのり)
九州大学大学院人文科学研究院言語学講座教授
『南琉球宮古語伊良部島方言』(くろしお出版、2018)

小西いずみ(こにし いずみ)
東京大学大学院人文社会系研究科教授
『富山県方言の文法』(ひつじ書房、2016)



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