ひつじ書房 ワークショップデザインにおける熟達と実践者の育成 第2版 森玲奈著 ワークショップデザインにおける熟達と実践者の育成 第2版 森玲奈著
2024年3月刊行

ワークショップデザインにおける熟達と実践者の育成 第2版

森玲奈著

A5判並製カバー装 定価3000円+税

ISBN978-4-8234-1236-3

装丁:大崎善治

ひつじ書房

Expertise in designing workshops and the direction of human resources development, Second Edition
MORI Reina




【内容】
生涯学習時代において参加型学習の1手法である「ワークショップ」への関心が高まりつつある。本書はワークショップデザインにおける熟達と実践者の育成に関して包括的に記した第2版である。ワークショップの歴史、ワークショップ実践者の熟達と育成課題に加え、第2版では高齢者に対するワークショップ実践者育成のアクションリサーチを事例研究として追加した。未来の教育を考える上で、重要な示唆を与える書と言えよう。


【目次】

はじめに
 0.1 本書の視座
 0.2 本書の目的
 0.3 本書の構成
 0.4 本書の用語
 0.5 第2版刊行にあたって
 
第1章 ワークショップ実践の系譜とワークショップ研究
 1.1 社会的背景
 1.1.1 海外におけるワークショップ実践の系譜
 1.1.2 日本におけるワークショップ実践の系譜
 1.1.3 実践者育成に向けた示唆
 1.2 理論的背景
 1.2.1 ワークショップデザイン研究
 1.2.2 教育の専門職における熟達化
 1.2.3 教育以外の専門職における熟達化
 1.3 本研究の視点
 
第2章 ワークショップ実践者の専門性に関する調査
 2.1 調査の背景
 2.2 調査の目的
 2.3 方法
 2.3.1 調査方法の枠組み
 2.3.2 調査1:インタビュー調査
 2.3.3 調査2:質問紙調査
 2.4 第2章の小括
 
第3章 ワークショップデザインにおける思考過程
 3.1 ワークショップデザイン研究における課題
 3.2 ワークショップデザインの近接領域での知見
 3.2.1 授業研究とその手法
 3.2.2 熟達化研究
 3.2.3 第3章における研究課題
 3.3 方法
 3.3.1 研究のアプローチ
 3.3.2 実施概要
 3.4 結果
 3.4.1 デザインの結果
 3.4.2 発話の流れにおけるベテランと初心者の比較分析
 3.4.3 デザインにおけるベテランの特徴
 3.5 考察・今後の課題
 3.5.1 考察
 3.5.2 今後の課題
 3.6 第3章の小括
 
第4章 ワークショップデザインにおける熟達の契機
 4.1 ワークショップ実践者育成における課題
 4.1.1 ワークショップデザインの熟達に関する長期的視座
 4.1.2 第4章での研究命題
 4.2 方法
 4.2.1 調査概要
 4.2.2 インタビューの流れ
 4.3 結果
 4.3.1 インタビューの実施結果
 4.3.2 分析1:デザインの方法の変容の契機
 4.3.3 分析2:デザインの方法における熟達過程
 4.4 結果・考察・今後の課題
 4.4.1 分析結果の総括
 4.4.2 考察
 4.5 第4章の小括
 
第5章 ワークショップ実践者の育成に関する課題と提言
 5.1 各章のまとめ
 5.2 ワークショップ実践者育成における課題
 5.2.1 個人レベルの実践論の構築 
 5.2.2 デザインモデルの共有と伝達
 5.2.3 自己の経験に対する内省の促進
 5.2.4 他実践者からの学習
 5.2.5 専門家としてのアイデンティティの形成
 5.3 ワークショップ実践者育成に向けた提言
 5.3.1 個人レベルの実践論の構築
 5.3.2 デザインモデルの可視化と共有
 5.3.3 学びの原風景に対する内省の支援
 5.3.4 実践者のネットワーク形成とその拡張
 5.3.5 専門性に対する社会的認知の向上
 5.4 本研究の総括
 
第6章 ワークショップデザインと実践者育成のアクションリサーチ
 6.1 アクションリサーチの背景
 6.1.1 超高齢社会と学習環境
 6.1.2 高齢期の教育的ニーズ・学習ニーズに関する先行研究
 6.2 本研究の目的
 6.3 方法
 6.3.1 調査概要
 6.3.2 対象とするフィールド
 6.3.3 研究の発端と本研究の思想的立脚点
 6.3.4 研究のステップ
 6.3.4.1 第1フェーズ:対話による学習ニーズ探索のフェーズ
 6.3.4.2 第2フェーズ:学習ニーズ別のワークショップ企画のフェーズ
 6.4 結果と考察
 6.4.1 第1フェーズ:対話による学習ニーズ探索のフェーズ
 6.4.1.1 事例:第3回みんなで哲学:「うま(波長)が合うってどういうこと?」
 6.4.1.2 事例:第6回みんなで哲学:「商店街」について対話
 6.4.1.3 第1フェーズからの省察
 6.4.1.4 第2フェーズの展開に向けた省察
 6.4.2 第2フェーズ:学習ニーズ別のワークショップ
 6.4.2.1 健康情報グループ
 6.4.2.2 芸術文化グループ
 6.4.2.3 すまい方グループ
 6.4.2.4 第2フェーズからの省察と新たな展開
 6.5 結論と今後の課題
 6.5.1 結論
 6.5.2 今後の課題

  おわりに
  参考文献
  謝辞
 


著者紹介
森玲奈(もり れいな)
帝京大学共通教育センター准教授。早稲田大学総合研究機構研究院客員教授。
東京大学大学院学際情報学府博士課程満期退学。東京大学大学院情報学環特任助教、帝京大学高等教育開発センター講師、帝京大学学修・研究支援センター講師、准教授を経て2020年より現職。2023年より早稲田大学総合研究機構研究院客員教授に着任。博士(学際情報学)。1977年12月東京都杉並区生まれ。
専門は教育学、生涯学習。学び続ける人とそれを包み込む社会に関心を持ち、生涯学習に関する研究と実践を続けている。2008年度日本教育工学会研究奨励賞受賞。2019年気象庁長官賞受賞。2021年度徳川宗賢賞萌芽賞受賞。主な著作に『「ラーニングフルエイジング」とは何か:超高齢社会における 学びの可能性』(共著、ミネルヴァ書房)、『ワークショップデザイン論:創ることで学ぶ』(共著、慶應義塾大学出版会)。



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