ひつじ書房 テクスト語彙論 テクストの中でみることばのふるまいの実際  髙﨑みどり著 ひつじ書房 テクスト語彙論 テクストの中でみることばのふるまいの実際  髙﨑みどり著
2021年3月刊行

ひつじ研究叢書(言語編) 第175巻

テクスト語彙論

テクストの中でみることばのふるまいの実際

髙﨑みどり著

定価4800円+税 A5判上製函入り 248頁

ISBN978-4-8234-1054-3

ひつじ書房

Text Lexicology: The Practice of Word Behavior Seen in Texts
Takasaki Midori




著者によるZoomでの新刊紹介
髙﨑先生に新刊をライブ(Zoom)でご紹介いただきます。
ぜひ、ご参加ください。

●髙﨑みどり先生『テクスト語彙論:テクストの中でみることばのふるまいの実際 』

5月15日(土)12時45分〜(10分程度)
https://zoom.us/j/97010038414?pwd=d3NYMXBiL2JxZ3JaYUZvdmNSNTZQUT09
ミーティングID: 970 1003 8414
パスコード: 246249



【内容】
本書は、実際のテクストの中での語の働き・ふるまいを観察し、テクストの展開と関係づけて論じるテクスト分析をめざしている。“テクスト構成”や“語彙的結束性”といったテクスト分析の概念を、語の辞書的“意味”の捉え直しや、近代語テクストにおいて重要性を増す“漢語”や“名詞”の役割、コ系やド系指示語の機能の再発見等と関連づけて具体的に論じ、文体論やCDA(批判的ディスコース分析)にも目配りしている。

【目次】
はじめに
1. 「文章論」から「テクスト分析」へ
2. “テクスト語彙論”とは何か
テクストの中でみることばのふるまいの実際

第1章 テクスト中の語の、テクスト構成語としてのふるまい
1. テクストの中の語とは?
2. 語の“テクスト構成機能”について
2.1 はじめに
2.2 “テクスト構成”と“意味分節”生成 語彙に関して、テクストの中で実際に起きていること
2.3 「意味分節」について
2.4 どのような語がテクスト構成を果たすのか 「点」「問題」「姿勢」を例に
2.5 二字漢語以外の語のテクスト構成の可能性について 一字漢語、外来語、和語―「点」「アプローチ」「動き」など
2.6 名詞以外のテクスト構成機能の可能性について
2.7 談話分析への“接続”について
3. 第1章のまとめ

第2章 テクストの中の語の機能語としてのふるまい 指示語および“指示語句” の働きを中心に
1. テクスト構成を援助する指示語の働き
1.1 “指示語句”の仮設
1.2 「指示語句」ならびに文章における指示語についての先行研究について
1.3 「指示語句」の機能と性格の実際 髙﨑(1988)から
1.4 接続詞との差異について
1.5 指示語との差異について
1.6 テクスト構成のありかた
1.6.1 構文的役割に関わる分節形成
1.6.2 意味分節に対するテクスト構成語の機能
2. 「臨時一語」との関係について
3. 指示語に伴うテクスト構成語について
3.1 指示語の後に来るテクスト構成語について
3.2 意味分節に対応する名詞について
3.2.1 「同格連体名詞」との関連
3.2.2 「括りことば」との関連
3.2.3 「明治後期から大正期に基本語化する語彙」との重ね合わせ
3.2.4 「名詞」という品詞とテクスト
3.2.5 複合的に形成されたテクスト構成語
3.3 語彙的“類縁関係”と臨時的な関連性・結束性について
3.4 “意味分節”について
4. 「指示語句」のまとめ
5. 学術入門書テクストを使った検証
5.1 意味分節に対するテクスト構成語の機能
5.2 指示語の後に来るテクスト構成語について
5.3 社説と学術入門書におけるテクスト構成語の比較
6. テクストの中のコ・ソ・ア・ドのふるまい
6.1 テクスト構成を援助するコ系・ソ系指示語のふるまい
6.2 ア系指示語のテクスト中のふるまい
6.3 テクスト構成を援助するド系指示語のふるまい テクスト構成、テクスト一貫性との関連性について
6.4 まとめ
7. 第2章のまとめ

第3章 テクストの中の語の、内容語としてのふるまい 反復し、臨時的に関連し合う語同士の結束性
1. テクスト中の語句の反復と関連
1.1 はじめに
1.2 結束性について
1.3 同一語句の反復
1.4 「関連語句」あるいは「臨時的結束性」について
1.4.1 先行研究について
1.4.2 小説テクストにおける関連語句(臨時的結束性)
1.5 随筆テクストでの検証 題名および冒頭文・結尾文との関係
1.6 まとめと「結束性」と「一貫性」についての整理
2. 指示語の援助をうけてテクスト構成に働く内容語 小説の場合
3. 学術入門書テクストでの検証 反復語句・関連語句について
4. そのほかのテクストにおける語の反復・関連について
4.1 会話にみる語の反復
4.2 連歌の「付け合い」など、文学からみた結束性
5. 内容語を表記する文字のふるまい 漢字の離合集散と結束性
6. 第3章のまとめ

第4章 まとめ 今後の課題

文献
あとがき
索引

   


【著者紹介】
髙﨑みどり(たかさき みどり)
〈略歴〉
お茶の水女子大学大学院人文科学研究科修了(文学修士)。 東海大学・文教大学・東京女子医科大学・明治大学・お茶の水女子大学をへて、お茶の水女子大学名誉教授・文教大学特任教授。
〈主な著書〉
『大正期「中央公論」「婦人公論」の外来語研究―論と広告にみるグローバリゼーション』(編著 冨山房インター ナショナル、2019)、「文体の異性装の実際―読み手にとっての・書き手にとっての・日本語テクストにとっての」(『文学』11(4)、岩波書店、2010)ほか。


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