ひつじ書房 カンナマルクールクの神(カンナマルクールクぬ かむ) 野原正子・山本史・下地賀代子 ひつじ書房 カンナマルクールクの神(カンナマルクールクぬ かむ) 野原正子・山本史・下地賀代子
2021年12月刊行

みる・よむ・きく 南の島ことば絵本—多良間島—

カンナマルクールクの神
(カンナマルクールクぬ かむ)

野原正子・山本史・下地賀代子

定価1600円+税 A4判縦上製カバー装 40頁

ISBN978-4-8234-1052-9

絵・ブックデザイン 山本史

The Tale of the Beautiful Girl, Kannamaru Kuuruku

Masako Nohara, Fumi Yamamoto, Kayoko Shimoji




シリーズ「みる・よむ・きく 南の島ことば絵本」【全4冊】


子どもたちが大人になったときにもしまのことばが聞こえる世界を残すために…
島に伝わる昔話を再録した島ことば絵本です。
この絵本は、消滅危機言語の継承保存をしながら、そのしくみをつくっていくプロジェクト「言語復興の港」がクラウドファンディングで支援を募り、ひつじ書房より刊行したものです。ご支援いただいた皆さま、どうもありがとうございました。

『ディラブディ』(与那国島)
『星砂の話 (ふしぬ いんのぬ はなし)』(竹富島)
『カンナマルクールクの神(カンナマルクールクぬ かむ)』(多良間島)
『塩一升の運(ましゅ いっしゅーぬ くれー)』(沖永良部島)



【内容】

多良間島に古くから伝わる昔話。多良間語の朗読音声と詳しいことばの解説付き。 多良間島に生まれた絶世の美少女カンナマルクールク。島の若者たちはその美しさに、寝食を忘れるほど魅了され次々倒れていく。これを案じた守姉は、カンナマルを浜へと連れ出した。魚を焼いて食べさせている間に岩陰に隠れ、そっと見ていると…。物語の中には実在する海や拝所も出てきます。総ルビ。
※書名「かむ」の「む」は多良間語小文字。

【著者紹介】

伝承 野原正子
絵・ブックデザイン 山本史(京都市立芸術大学)
聞き取り・共通語訳・ことばの解説 下地賀代子(沖縄国際大学)
企画・制作 言語復興の港
「言語復興の港」は、消滅危機言語の継承保存をしながら、そのしくみをつくっていくプロジェクトです。地域言語の研究者、作家、デザイナーなどの人的リソース、ことばを楽しみながら学べる地域言語コンテンツ、これらの制作と利用の経験を地域言語コミュニティと共有し、地域言語コミュニティがじぶんたちで地域言語を残すことができるようなしくみを目指しています。 ホームページ https://plrminato.wixsite.com/webminato/


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