ひつじ書房 ディラブディ 與那覇悦子・山本史・山田真寛 ひつじ書房 ディラブディ 與那覇悦子・山本史・山田真寛
2022年5月刊行

みる・よむ・きく 南の島ことば絵本—与那国島—

ディラブディ

與那覇悦子・山本史・山田真寛

定価1600円+税 A4判縦上製カバー装 40頁

ISBN978-4-8234-1050-5

絵・ブックデザイン 山本史

Dirabudi the Fisherman

Etsuko Yonaha, Fumi Yamamoto, Masahiro Yamada




シリーズ「みる・よむ・きく 南の島ことば絵本」【全4冊】


子どもたちが大人になったときにもしまのことばが聞こえる世界を残すために…
島に伝わる昔話を再録した島ことば絵本です。
この絵本は、消滅危機言語の継承保存をしながら、そのしくみをつくっていくプロジェクト「言語復興の港」がクラウドファンディングで支援を募り、ひつじ書房より刊行したものです。ご支援いただいた皆さま、どうもありがとうございました。

『ディラブディ』(与那国島)
『星砂の話 (ふしぬ いんのぬ はなし)』(竹富島)
『カンナマルクールクの神(カンナマルクールクぬ かむ)』(多良間島)
『塩一升の運(ましゅ いっしゅーぬ くれー)』(沖永良部島)



【内容】

与那国島の民謡を元にした与那国語による創作物語。与那国語の朗読音声と詳しいことばの解説付き。
おなかをすかせた子どもたちのために、ディラブディはたいまつを、ウデャマとイサは銛を持って、アブヒッティ浜に魚をとりに行きました。イラブタイユ、ミサダイユ、ミーバイ、カタカシン…ウブダヌ浜に上がって突いた魚を数えると、360匹! 家族みんなでおなかいっぱい食べました。総ルビ。


【著者紹介】

作話  與那覇悦子(与那国町立ひがわ幼稚園)
絵・ブックデザイン  山本史 (京都市立芸術大学)
聞き取り・ことばの解説 山田真寛 ( 国立国語研究所)
英訳 藤田Round 幸世 (横浜市立大学)、Rick Round(国際基督教大学高等学校)

企画・制作 言語復興の港
「言語復興の港」は、消滅危機言語の継承保存をしながら、そのしくみをつくっていくプロジェクトです。地域言語の研究者、作家、デザイナーなどの人的リソース、ことばを楽しみながら学べる地域言語コンテンツ、これらの制作と利用の経験を地域言語コミュニティと共有し、地域言語コミュニティがじぶんたちで地域言語を残すことができるようなしくみを目指しています。 ホームページ https://plrminato.wixsite.com/webminato/


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