ボイジャーとの提携

ひつじ書房では、メディアコミュニケーション叢書(あるいはデジタルひつじ 注 デジタルコミュニケーションと言ってもいたが、メディアの方に直そうかと思います)を発刊する。その第2巻が、富田さんの書かれる『インターネット快適読書術』であるが、この本にボイジャー社のT-TimeのCDをつけるということから、話しが発展して、このT-Time自身の書店の販売をひつじが請け負うことになった。したがって、7月のはじめにこのCD『T-Timeインターネット<縦書き>読書術』と家辺さんの『デジタルテキストの技法』、7月終わりに『インターネット快適読書術 付T-Time』が、続き、そのあと8月末に『ルネッサンスパブリッシャー宣言』が、でるということになる。

『本とコンピュータ』などに共同して広告を打つなど、協力していく。T-Timeというソフト自体、非常にユニークで面白いものであり、両者が手を携えて、もう一歩成長できれば、うれしい。エキスパンドブックのノウハウを読むことに特化して生かしたソフトであり、ネット上の長い文章を読むときなど威力を発揮するものである。

(1998.6.8. 房)

                           

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