東京の冬


1999年12月10日(金)
天気:うすぐもり ひるめし:たぬきそば
担当者:大庭茅郎


 12月も中旬。♪もーいーくつ寝ると2000年、という感じになって、冬の寒さも厳しくなってきました。  冬といえば、新潟に住んでいたころ、屋根の上の雪の重みで障子が開かなくなったことがありました。とくにその土地が豪雪地帯というわけでもありません。それでもうちのとなりの空き地には、春になるまでに小学校4年生の子供の背たけを越すぐらいの雪が積もっていました。道路には、雪を溶かすためのスプリンクラーが埋め込まれていて、そこから水(お湯?)がしゃーしゃーと噴き出していました。
 それに比べれば、東京の冬は快適です。雪かきも雪おろしもしなくていいし、湿度は低いから洗濯物も乾くし。すべって転ぶこともないし、すこし着込めば外に出ても平気ですから、ぼくは冬に出歩くのが大好きです。キリキリと冷たい空気を吸っているとアタマがしゃっきりしてきます。世の中の人を春夏型と秋冬型に分けるとすると、ぼくはまぎれもなく秋冬型の人間です。春はまだいいけど、夏なんて、アタマはぼーっとするし、汗はだらだら流れて気持ち悪いし。いやだなぁ。


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