ハケとブラシの店

1999年11月19日(金)
担当者:大庭茅郎
天気:晴れ時々くもり   ひるめし:たぬきそば


ひつじにバイトにくる途中、九段下のあたりに、いつもその前で5分ほど足が止まってしまう店があります。そのお店はたしか**ハケブラシ製作所という名前で、その名のとおりハケとブラシのお店なのです。この店のウィンドウには商品のサンプルとともに営業品目の説明を記した紙がびっしりと貼ってあり、ほとんど中がみえない状態です。説明書きの一例を以下にご紹介します(実際にはこの6〜7倍くらいあります。間違いがあるかもしれませんがご容赦)。
「ネコが大変よろこぶブラシ」「梵字はけ 篆刻用はけ 千社札用ブラシハケ」「鉄板用油引きブラシ 焼き肉御好み焼きフライパン・・・etc 何でもよし」「乾布マサツにも大変よい入浴用ヒモつきタワシ 絶対なが持ち 純馬毛製 純棕櫚製 軟毛製 硬毛製 断然よい。業界一!!」「お化粧用。ステキナ品ヨ 牡丹刷毛・白粉刷毛 イロイロ有ります」「相撲土俵用ホウキ」「能面用鬣だ 素晴しいよ!」「創業正保三年徳川四代より」「カメラビデオ撮影お断り」などなど。
このほかにも髪の毛用ブラシ・硯洗い用のハケ・仏壇そうじ用のハケ・各種動物の毛(狢・狸・貂など)・鮫・鯱の皮などの説明があり、何でもあるなぁと感心してみていると、また別の紙に、「ハケとブラシならないものわない ないものわつくりますよ」だって。おそれいりました。
一度店の中に入ってみたいと思いながら何となく気後れがしてまだ入ったことはありません。なんにも買わないと怒られそう。


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