ひつじデジタルでしいり絵日誌

1999年10月19日(火)
 天気:くもり
ひるめし:すきやき
担当者:まちむすめ
 
オキナワひつじ

南の島オキナワ

二度目の登場のまちむすめでございます。先日のしいのみ嬢と同じく、「オキナワなんでも事典」の山にビックリしています。表紙の花がきれい。
さて、みなさんは沖縄というとどんなイメ−ジを描きますか?私の沖縄のイメ−ジは、沖縄に行ったことがないということも手伝ってか、ハイビスカスやブ−ゲンビリアが咲き乱れ、青い海が広がる”南国”という夢見がちなものでした。そんな私に、沖縄の教会でシスタ−をしている親戚のおばさんがしてくれたお話。
沖縄は、(私の描いた想像通り)とても暑いところなので、本州にはないような珍しい植物がたくさん群生しているのだそうです。私の注文通りブ−ゲンビリアのような南国の花以外にも、果物の木などがうじゃうじゃと。おばさんのいる修道院にもバナナの木があり、夏ごろにたわわに実をつけました。が、あまりにたくさん実り、一度に食べきれなかった。このままではバナナが腐ってしまう。せっかく主が下さった収穫を粗末にしたら主に申し訳ないわ、と思ったからか、単にもったいなかったからなのかは分かりませんが、シスタ−のみなさんたちは、その大量のバナナを皮をむいてから冷凍庫で凍らせて保存し、毎日毎日バナナを食べて続けていたそうです。
この話を聞いてから、私の沖縄に対するイメ−ジは変わってしまいました。沖縄と聞くと、ハイビスカス、ブ−ゲンビリア、サンゴ礁よりも何よりも前に、来る日も来る日ももりもりとバナナを食べつづけるシスタ−たちが頭に浮かんでくるようになってしまいました。ひつじに積まれた「オキナワなんでも事典」の山を目にしたとき、私は「”なんでも”といっても、バナナを食べる修道女については載っておるまい。」と思ったのでした。
これって、「千葉県の人は毎日ピ-ナッツを食べている」、っていうのと同じ種類の誤解なのかな。



       
○○からのコメント
(ハンコ)

ひとつ前の日誌に戻る次の日誌に進む最初に戻る