狭い意味での文法研究は、レベル1であった。
文・単語・発音
サバイバル・初級レベル(statement)
ご飯を注文できる。道順を聞くことができる。簡単に話をし、聞くことができる。
談話・文章
中級・市民レベル(communication)
組織に勤めて、仕事をして生活したり、消費生活を楽しむことができる。できあいのシステムの中で生きることができる。
上級・市民生活レベル(social interaction)
仕事を作り出したり、社会に参加することができ、ことなった立場の人と対話し、議論し、合意形成に参加できる。社会の構成員、作り手になる。
レベル1だけではなく、レベル2からレベル3までを言語学あるいはコミュニケーション研究のフィールドと考えたいと思う。そのことによって、ことばの研究が世の中に役に立つ、必要なものになるのではないか、と思う。