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7月



2015.7.31(金)

第78回日本国語教育全国大会


今日は文京区のシビックセンターで開催されている、日本国語教育学会の全国大会に書籍展示のため参加しました。
大会は7月31日・8月1日の両日開催ですが、ひつじ書房は1日目のみの参加でした。

大会には今日だけで500名程度の人が参加したということで、書籍展示のために参加した出版社も10社以上あり、昼休みには書籍展示会場(大会の受付に併設されていました)にも活気が感じられました。
今回持参した書籍は、国語教育関係だけでなく、日本語学関係・日本語教育関係・英語教育関係のものも多かったのですが、弊社の書籍に興味を持って手にとってご覧くださる方は少なくなく、また「こんな出版社もあるんだ」といって弊社の社名を認識してくださる方もいらっしゃいました。

今年までは先輩が担当として参加した日本国語教育全国大会ですが、来年からはわたしが担当者として参加する予定です。来年以降の準備として学会の雰囲気を知ることができ、なによりの収穫だったと思います。




2015.7.29(水)

ジュンク堂書店大阪本店 語学・言語学フェアに向けて


間もなく、ジュンク堂書店大阪本店で語学・言語学フェアが開かれる予定です。このフェアに向けて、店頭の壁に掲示させていただく広告パネルを2点作成しました。ひつじ書房の会社紹介と、弊社刊行書籍を紹介するパネルです。パネルに使用するデータは関西担当の先輩に作成していただき、わたしは紙に出力してパネルに貼る作業を担当しました。

印刷したものの見え方はどうか社長や先輩がたにご意見を伺うと、多くのひとの目から意見をいただくことの大切さを感じました。というのも、1人だけではなく何人かから意見をいただいたことで、使われている色が薄いのではないか、あるいはもっと書名やタイトルを目立たせた方がよいのではないか、など自分が見たときには見逃してしまっていた点をいくつも指摘していただけたためです。

ジュンク堂書店大阪本店でのフェアは、8月頭から9月末まで2ヶ月間の開催です。今回は、普段店頭に並ぶことのない僅少本も出品いたします。
ぜひ足をお運びいただき、パネルの方の仕上がりがどうなっているのか、あわせてご覧いただければと思います。




2015.7.24(金)

新刊2冊


今週は、ひつじ書房の新しい本が2冊出来てきました。
『ひつじ意味論講座 第7巻』と『朝鮮語研究6』です。

新刊については、トップページのWhat's Newの欄でもお知らせしていますが、新刊紹介のページも逐次更新しています。ひつじ書房で最近刊行された本にご興味のある方は、こちらでまとめてご覧いただくことが出来ますので、ぜひ覗いてみていただければと思います。

あわせて、ひつじ書房でこれから出る本のページも随時更新しています。こちらでは、現在編集作業中の書籍・シリーズについてご紹介させていただいています。刊行されたものから順に削除して、新刊紹介のページに掲載し直すのですが、このページの更新を行うたびに、自分が編集に携わっている書籍の刊行予定日がだんだんと近づいてくるのを感じてすこし焦りを感じます。
しかし焦って失敗があっては元も子もありませんので、まずは着実に編集の仕事をこなせるようになって、滞りなく新刊紹介のページに掲載できるようにと思います。




2015.7.22(水)

本に掲載する画像の解像度


デジカメが普及しだした頃、パソコンを使って大勢の人が原稿を本格的に書き始めた頃、その頃の本を見ると、本の中に出てくる画像がちょっと荒いなと思う物がたまにあったように思います。

現在は、デジタルデータが当たり前の時代になったので、たとえばウェブ上の画像は「72dpiもしくは96dpi」にするのが良いと言われており、印刷に必要な解像度は少なくとも300dpi以上は欲しいので、ウェブ上の画像をとってきてそれをそのまま印刷に使うと荒いものになってしまうということは、もはや常識と言っても良いように思ったりするのですが、実際問題原稿を書くのに全力を注ぐ著者にとって、画像の解像度の話などは二の次になってしまうようです。

しかし、まだデジタル化が始まった頃の本ではともかく、いまの時代に作る本で画像が粗いというのはどうしようもない場合を除いて、あまり見た目が良くないなと思うのです。

特に最近は、数量的な研究であればその計算処理した結果を様々なソフトからエクスポートして複雑な図表を手元で作成されることが多くなりましたが、確かに、画面上で見る限りはピクセル数だけなので解像度は関係ないのですが、それを原稿としてMS Wordに貼り付けた状態でいただくと、解像度が足りないな、となります。さらに言えばWordは自動的に解像度を圧縮したりもするので、余計に画像が粗くなる場合があり、そういう時は貼り付けた物の他に、画像データも他に欲しいなと思うわけです。

そしてさらに言えば、エクスポートする際にはソフトが許すならばラスタ形式ではなくベクタ形式の方がWindows独特のぎざぎざした線にならなくて良いのになと思います。

ともかく、原稿をいただきましたら画像をチェックしまして解像度が足りない物については解像度が高い物をご用意いただけないかお伺いします。その段になって再度図表など作成し直していただく、またはスキャンをしていただくのは二度手間となると思いますので、論文を書く際には画像の解像度についても、できるだけ高い解像度の物を使っていただいた方が良いと思います。

日々の論文を書く中で、画像データにも少し気を使っていただくだけで、後々本にする際に助かりますし、本のクオリティーもアップすると思います。





2015.7.17(金)

星共社さんの工場を見学させていただきました


今週はいつもお世話になってる星共社さんの工場に伺い、上製本の製本作業の様子を見学させていただきました。星共社さんでは製本や、三方金・三方銀といった加工を行っているそうです。三方金とは本の三方(小口と天地の部分)に金を施す加工です。

本の製造段階において、印刷を終えたものを刷本(すりほん)と言います。それが印刷所から製本所に納品され、製本の工程に入ります。星共社さんの工場では今回、綴じ終わった刷本を仕上がりのサイズに断裁し、表紙貼り、完成した本の検品の工程までを見学させていただきました。
製本作業の現場を見せていただけたのは勿論のこと、製本会社の方から製本作業にまつわるお話を直に伺える機会はあまりありませんので、今回は貴重な機会をいただけてありがたかったと思います。
例えば製本作業の最後には、出来あがった本に重石を乗せて一定時間寝かせるプレスという工程がありますが、製本所の方のお話によれば、製本の過程でプレスの工程に一番時間をかける必要があるということです。プレスが足らない場合、表紙と中のページの接合が不十分となり、丈夫な本にならないのだそうです。だから、急いで本を作ると言っても必要な時間をかけないときちんとした本は作れないということなのだと思いました。

その他にも、三方金という加工や箔押しについてなど、貴重なお話も聞かせていただき、たいへん為になりました。
今後、自分自身で本作りに携わっていく中で活かしていければと思います。





2015.7.15(水)

25周年記念


先週の金曜日に、ひつじ書房では創業25周年を祝って記念の食事会を行いました。食事会を行ったのは大塚にあるフレンチのお店で、社員それぞれが25周年を迎えるにあたってのコメントを述べました。
5年前に創業20周年を迎えた際、ひつじ書房では20周年を記念したシンポジウムを行ったということです。その時と比べると、25周年の今年は大きな催し物などはないけれど、名刺のデザインを一新するなど重要なことを行えている……というのは、先輩である板東が話していた言葉ですが、確かに25周年を記念するという意味合いにおいては小さな変化に見えることでも、大事にしていかなければならないことだと思い、考えを新たにしました。
私自身もまた、入社して3ヵ月という立場ではありますが、この3ヶ月間の所感とこれからの抱負をお話しさせていただきました。ひつじ書房が30周年を迎える頃にはわたしは入社5年目ですから、その頃には胸を張って会社に「貢献できている」と言えるようになっていたいものだと思います。

ところで、食事会を行ったこの日は、社員全員で秋の学会シーズンに向けたミーティングを行った日でもありました。私鈴木は9月から11月にかけて、春以上に多くの学会に参加させていただけそうです。25周年の後半、実り多いものにしたいと思います。





2015.7.8(水)

ひつじ意味論講座、完結


『ひつじ意味論講座 第7巻 意味の社会性』が先日、責了しました。
本講座は、ひつじ書房の創立20周年記念として企画されました。20周年の企画が、25周年で完結したことになります。紆余曲折があり、刊行をお待ちいただいたみなさま、お待たせしてしまい申し訳ありませんでした。

第7巻のテーマは「意味の社会性」。これまでの既刊とは少しおもむきが違い、ことばが用いられる場面、社会に注目した論考を集めています。社会システムや記号論、名前、異文化コミュニケーション、ジェンダー、翻訳、精神分析、医療、司法、災害、スポーツといった、多様な場面における「ことばと意味」に迫ります。
一例をあげれば、森山卓郎先生の「「断り」の意味論と国語教育」では、小学生・大学生が気の乗らない誘いを断るときに、どのような表現(「行けたら行く」「都合が悪い」「考えておく」等)を使うかということを分析します。ここでポイントになるのは相手への気遣いと自分の意志というジレンマですが、この「ジレンマ」というキーワードは東海林祐子先生の論考「選手とコーチの間のコミュニケーションに関する一考察」でも、スポーツの指導場面でのコーチの葛藤として分析されます。同じキーワードに対して、様々な角度からアプローチがなされることは、多彩な論文が集まったこの講座全体の魅力だと思います。

『ひつじ意味論講座』全体では全7巻合計で、83名の執筆者・編者による、85本の論考を掲載しています。今回の第7巻には、講座全体の見通しをよくする、総目次と総索引を収録しました。講座全体から興味のある論考を探すのに役立つはずです。

第7巻は、7月末ごろから書店に並ぶ予定です。ぜひご覧下さい。
 
第7巻のカバーはオレンジ色です





2015.7.3(金)

翻訳勉強会


ひつじ書房では週に1回、勉強会を行っています。学術書の執筆や編集、本作りの基礎についての英語の文献を読むことが主な目的で、現在はR.M.RitterによるNew Hart's RulesとTrudgillのSociolinguisticsの2つの文献の輪読・翻訳を行っています。
社内だけでなく社外からも参加者を募り、現在の参加者は10名ほどです。週ごとに担当する箇所をそれぞれ訳し、勉強会の時間に報告し合います。

現在勉強会で取り扱っているNew Hart's Rulesは、The Oxford Guide to Styleをハンドブックとしてコンパクトにしたものです。ひつじ書房では英語の書籍を作成する際、このThe Oxford Guide to StyleとThe Oxford Dictionary for Writers and Editorsを1冊にまとめたものであるThe Oxford Style Manualを参考にしています。
New Hart's Rulesのようなスタイルガイド(著者や編集者が本を作るときに参考にする、原稿作成や本の体裁についての手引き)を英語で読む機会はなかなかないのでたいへん為になりますし、今後自分で英語の本の編集を担当するということになったときの為に、今から基礎的なルールを学ぶことが出来るのは貴重なチャンスだと思っています。
また、Sociolinguisticsに関しては学生時代に日本語訳を読んだことはあったものの原著で読んだことはなく、日本語で読むときよりもずいぶんと読むペースは遅くなってしまうのですが、その分内容を丁寧に咀嚼しながら読むことが出来ているのではないかと思います。

それにしても、勉強会で英文を読んでいると、「前より英語が読めなくなっているな」としばしば感じます。学生時代に比べてめっきり英語に触れる機会が減ったためでしょう。
編集者としての基礎知識を身につけるとともに、英語の力もしっかりブラッシュアップしていかなければと実感しています。

 





2015.7.1(水)

リブロ池袋本店が閉店するそうです


リブロ池袋本店が7月20日をもって閉店するという知らせが、弊社にも届きました。

わたしは学生時代の多くを埼玉で過ごしていたため、リブロ池袋本店は帰り道に通りかかるような場所ではありませんでしたが、それでも「リブロ池袋本店に行けば見つかる」だろう本を求めて、遠回りしてでも通った経験が何度もあります。
最初にリブロ池袋本店閉店の知らせを耳にしたのは、ちょうどわたしがひつじ書房にアルバイトとして来始めた頃のことでした。それから売り場を訪れて寂しい気もちがあったのはもちろんのこと、これだけ膨大な書籍が全て返本されていくのか、それとも後継店に引き継がれるのか、と閉店した後の本の行方が気になりました。出版社で働く以前は、閉店間際の書店を訪れた際に自分がもうそこで本を買えないという考えにはなっても、閉店した後に本がどうなるのかということには関心が向くことがありませんでした。
閉店ということにならなければ、どの書籍の販売に特に力が入れられているかなど、書店営業を経験して持つようになった視点から、今後リブロ池袋本店の売り場を見ることができたかもしれないと思い、残念でなりません。

閉店まであと僅かしか残されていませんが、できれば1回だけでなくあと何回か、リブロ池袋本店に通ってみたいと思っています。





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