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11月

2012.11.30(金)

チーズケーキ

先日、東十条で出版の打ち合わせを行っているときに、著者の先生から東十条には日本のチーズケーキ発祥の店があるとの話しを伺いました。

シェルボン 

チーズケーキも様々ですが、こちらはレアチーズケーキの元祖のお店ということのようです。その日は夜遅かったので購入することができませんでしたが、ぜひチャレンジしてみたいと思っています。

という話しを書くのも私がチーズケーキ大好きだからなのですが、レアチーズケーキタイプはあまり挑戦したことがありません。めっぽう好きなのはスフレタイプのチーズケーキで、スフレタイプだと関西では有名な「りくろーおじさん」のチーズケーキが大衆的ですが、いつも混んでいるせいか出来たてを購入できるのでお気に入りです。あと、これまででNo.1なのは宝塚ホテルのチーズケーキで、うすく上に引かれたアプリコットジャムと上品な生地との取り合わせが抜群です。和菓子で例えると和三盆のあっさりした甘さのような…。いつも食べたいなーと思うのですが関東では手に入らないのがネックです。

おいしいチーズケーキの情報がありましたらぜひ学会の折にでもそっと教えて下さい。専務からは九州の「赤い風船」のチーズケーキがおいしいとの情報を得たので、九州に行った際には狙いたいと思っています(言語学会のお土産でミニタイプのものをいただきました)。




2012.11.30(金)

原稿引合わせ

11月も終わりに近づき、ますます、冬に近づいてきましたね。
室内にいても暖房をつけないと寒く感じるようになりました。

暖房であたたかくなると、頭がぽかんとしてくるのですが、シャキッとした頭で作業しなければならないのが原稿引合わせです(他の仕事もそうですが)。
普段、先生から原稿をいただくときは、紙媒体とwordなどデータをいただきます。
しかし、古い書籍や論文を元に、新たな本を作ろうとする場合、データが紛失していたり、もともとデータがない場合があります。
その場合にどうするかというと、方法のひとつは、テキストを手入力して、ゲラを出校するというものです。
この作業では、組版所の人が手入力するため、著者の先生に頂いた原稿データを流し込みゲラを出校するのよりも、ミスの割合が高くなるというリスクが伴います。
そこで、重要となるのが、原稿引合わせです。
原稿引合わせは、ひとつひとつの文字をおい、ゲラと割り付け原稿(元になった本や資料)と照合していく作業のことです。

現在、私が原稿引合わせをおこなっているものには、たとえば、「民俗」が、「民族」となっていたり、「専」という字が「尊」となってしまっていることがありました。

ミスを見つけると、まちがいさがしでまちがいを見つけた時のような晴れやかな気持ちになるのですが、集中力が必要となりますので、とても根気のいる作業です。
しかし、けっしておろそかにしてはならない作業だと思いますので、集中して取り組みたいと思います。



2012.11.20(火)

新・旧が並びます

学会シーズンも山場を越えました。今週末は、いよいよ言語学会です。今回の学会では、担当した本2冊がお披露目になります。

1冊目は、宗宮喜代子著『文化の観点から見た文法の日英対照―時制・相・構文・格助詞を中心に』。文法の特徴は文化の特徴を反映しているということを、日英語を対照して具体的な例をあげつつ論じます。

2冊目は、村木新次郎著『日本語の品詞体系とその周辺』。従来の文法の区分に疑問を投げかけ、日本語の品詞のあらたな体系を提案する1冊です。

上記2冊はどちらもひつじ研究叢書(言語編)シリーズです。それぞれ98巻と101巻になります。
さて、このひつじ研究叢書(言語編)ですが、101巻より装丁を大きく変更します。上製・函入りという点は変わりませんが、函がさわやかな浅葱色になり、デザインも落ち着いたモダンなものになります。今後は本文組版も変更になりますが、今回の101巻では外身の装丁と、扉・奥付を変更しました。
98巻は以前と同じ装丁です。学会では、同じシリーズの新・旧装丁のそれぞれの新刊が並ぶことになります。ぜひご覧ください。ちなみに、言語学会で初登場となる新刊は下記の4点です。

 ・宗宮喜代子著『文化の観点から見た文法の日英対照―時制・相・構文・格助詞を中心に』
 ・村木新次郎著『日本語の品詞体系とその周辺』
 ・彭国躍著『古代中国語のポライトネス―歴史社会語用論研究』
 ・中国現代文学翻訳会編『中国現代文学 10』

みなさまのご来場をお待ちしております。



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