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6月

2012.6.29(金)

さいきんのこと

もうすぐ6月も終わりますね。
弊社では毎日15時におやつタイムがあるのですが、今日のおやつは茗荷谷にある「一幸庵」の「水無月」でした。
「水無月」は、葛の上にほんのり甘い小豆がのっています。
幸せな気分にさせてくれるとても美味しい和菓子です。

さて、わたしは、明日から長野に出張にいきます。
日本文学協会への参加と大学まわりが目的です。

先日、長野行きの新幹線の切符を購入しに「みどりの窓口」に行ったのですが、担当してくださった窓口の方が計算に「そろばん」を使用していました。
そろばんの方が使いなれているのでしょうか、「昔の物を好んで使っている」人をひさしぶりにみたので少々驚きました。
そろばんでの計算は、見事に早かったです。
ただそれだけの話なのですが・・・

明日からの長野がんばります。



2012.6.27(水)

文芸の編集者

きのう、実践女子短期大学にいってきました。
この大学で社長が講師として教えている出版についての授業に、他社編集部のNさんをゲスト講師としてお招きし、私もお話を聞くために同行しました。

Nさんは、文芸担当の編集者です。「編集という仕事」、「一冊の本ができるまで(Nさんが実際に担当した本を例に)」など、ご自身の体験をふまえながらお話をして下さいました。
編集者は一冊の本ができあがるまでたくさんの仕事をします。
なかでも、Nさんがお話してくださった執筆中の作家さんへのフォローアップや外注先とのやりとりについてのお話は興味ぶかくて少々興奮気味で聞いておりました。

本が、「人の表現活動で生まれるもの」であることをあらためて思い知らせてくれるようなドラマティックな話でした。

また、Nさんは、なんでもいいので趣味を極めたり、ムダなことをやることも大切であるとおっしゃっていました(Nさんは、ご自身の趣味がきっかけとなって仕事をとったことがあるそうです)。
人として厚みをもつことが、編集者として重要な要素であることを学びました。
Nさんのお話を聞いて、私が、これから編集者として仕事をしていく上で、やらなければならないことがたくさん増えました。
立ち止まっている暇はないですね。

Nさん、本当にありがとうございます。



2012.6.21(木)

日販訪問

御茶ノ水にある日販本社に行ってきました。ひつじ書房に勤めて3年目になりますが、本社におじゃまするのは初めてです。(就職活動時代に会社説明会にいったことはあります。)今回は雑誌納品についての打ち合わせでうかがったのですが、他社の方が窓口でやり取りしている姿など、新鮮でした。以前に弊社でも直接窓口で交渉などをしていたことがあると聞きましたが、こんな感じだったのでしょうか。

さて、今回うかがったのは雑誌納品についてですが、現在、書籍の納品についても、別の部署のかたと詳しくやり取りをさせていただいています。というのは現在、アマゾンの在庫の表示をできるだけ在庫切れにしない方法を模索しているところなのです。
アマゾンの在庫表示については去年もスタッフ日誌でぼやいたことがあるので、ご記憶の方もいらっしゃるかもしれません。特に新刊が品切の在庫切れの表示になりやすいのが深刻な問題です。発売日×発売日情報の提供×発注×お客様の注文数等々の、熾烈なバランスとりとスピード改善が行われています。

私は直接にこの件に携わっているわけではないのですが、話を聞いていると、やはりモノを動かしているのは人なんだなと思います。いくら巨大倉庫から自動で商品の発送が出来ても、在庫の自動発注システムがあっても、システムだけですべてがうまくいくわけではありません。その間をぬってものがうまく流れるようにしているのは、直接の人間のやりとりです。

今後、弊社の新刊がきちんと「在庫あり」表示になっていましたら、「よしよし、やってるな」と思っていただければと思います。



2012.6.14(木)

新刊登場

明日から言語学会(@東京外国語大学)に参加いたします。コミュニケーション学会(@京都文教短期大学)には板東が参加します。

今週はぞくぞくと新刊が出来上がってきました。
『モダリティと言語教育』
『フランス語学の最前線1』
『ひつじ意味論講座第4巻』
『認知言語学論考No.10』
言語学会にはすべてお目見えいたします!ぜひお楽しみにしていてください。

あした晴れますように…



2012.6.14(木)

うまい文章

さいきん道を歩いていると、きれいに咲いた「あじさい」を見かけます。 もう雨の季節となりましたね。
わたしがひつじ書房で働きはじめ東京で暮らすようになってから早いもので3ヶ月がたとうとしています。時間はあっというまです。

そんなわたしの仕事をはじめてからの悩みは「文章を書くこと」です。
むかしから「文章を書くこと」自体は好きなのですが、うまい文章といいますか、大事なニュアンスをきちんと相手の方に伝えることができる文章を書くことはすごく難しいです。
今もメールの文面と格闘しております。

しかし、村上春樹でさえも著書で「うまい文章を書くのはむずかしい」というような事を書いていたので、うまくなるためには多大な努力を必要とするのだと思います。(私自身へのはげましでしかありませんが…)

いずれにせよこのようにスタッフ日誌を書いたりいろいろな方の文章を読んで勉強しうまくなりたいのです。
がんばります。



2012.6.8(金)

関西出張を終えて

少し前の話になりますが関西出張を終え無事に東京に帰ってきました。

大阪はひろくてすべての書店さんに挨拶ということはできませんでしたが、梅田周辺の書店さんに板東とともに行かせていただき、ひつじ書房がお世話になっている方々に挨拶することができました。

その際にわたしは初書店営業をさせていただきました!
オススメする本とオススメポイントはあらかじめ考えて行きましたが、何をオススメし、何を伝えるかはその書店さんの棚をみさせていただいてから柔軟に提案することも大切であると学びました。


甲南女子大学(甲南女子大学は丘の上にあり夜になると夜景が一望できるロマンチックな大学でした)で開催された関西言語学会は盛況で、本もたくさんご購入いただきました。
ありがとうございます。

個人的には、おいしい串揚げを食べられたことと、阪急電車(東梅田の駅にずらっと一直線に並んだ阪急電車は圧巻でした)にのることができて大満足の出張でした。



2012.6.4(月)

近刊! ひつじ意味論講座第4巻

学会ラッシュも後半に入ってまいりました。 近日刊行の書籍のお知らせです。ながらくお待たせしておりましたひつじ意味論講座第4巻『モダリティⅡ:事例研究』をまもなく刊行します。

現在、刊行に向けて邁進しております。柱・目次・奥付の最終確認、スリップの作成、用紙の手配、スケジュール調整…等、刊行が近づくにしたがって細かな仕事が増えてきますので、ヌケがないように要注意の時期です。

さて、この段階で生まれてくるの仕事のひとつが、奥付裏広告の作成です。お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、すべての書籍に奥付裏広告が載っているわけではありません。奥付裏広告が0頁の書籍も、3頁の書籍もあります。
これは、弊社では、本文の頁数が印刷的に不都合だった場合に、奥付裏広告でページ数を調整をしているからです。詳しい説明は省きますが、1台の印刷機で刷る頁数が16頁ですので、奥付裏広告を含めたページ数が16や8で割り切れる数だと、都合がよいということになります。

さてさて、今回のひつじ意味論講座第4巻で必要な奥付裏広告は、1頁です。奥付裏広告は特にフォーマットのあるものではありませんので、そのつど、担当編集者がふさわしい本を選び、作成しています。どんな本の広告を載せたら、読者の興味を引くことができるか。頭の使いどころです。

ひつじ意味論講座第4巻『モダリティⅡ:事例研究』は、言語学会で見本をお披露目できるよう、すすめています。どうぞよろしくお願いいたします。



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