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8月

2011.8.11(木)

色の流行

今年はお盆明けに新刊が「ファンダメンタル英語学 改訂版」と「成長する英語教師をめざして」の2点出来上がってくる予定で(これからでる本をご覧ください)その書影画像を見ていてふと思いました。

「表紙やカバーの色に流行があるのでは」という、ウワサは以前からスタッフの間でまことしやかにささやかれているのですが、今は青緑のようです。最新刊の「社会参加をめざす日本語教育」もそうですし、「Referent Markings in L2 Narratives」も白地に薄い青のストライプが入っています。少し前ですが、6月刊行の「ひつじ意味論講座第5巻」も同じような色味でした。

お願いしているデザイナーさんは複数いらっしゃるので、個人の好みとも違うし、本当に不思議です。ちなみに去年の暮れは黄色が多いように思っていました。

世の中の流行色とも違った、ひつじ内の流行、そんな視点で本を眺めてみるのもおもしろいものです。



2011.8.9(火)

更新しています

以前にスタッフ日誌に書きました、事務所前の立て看板の掲示を新しくしました。
『〈教室〉の中の村上春樹』の紹介と、ちらしを掲示しています。
ちなみにこの立て看板は雨対策をしていないので、空模様によっては出ていない場合もあります。
写真では見えづらいですが、左下には「ご注文は茗荷谷駅前徒歩10秒、Booksアイにて承ります」と書いてあります。Booksアイさんに許可をいただきまして、掲示させていただきました。事務所では直接のご注文を受けられないので、書店までちらしをお持ちください。ひつじ書房から一番近いのは、Booksアイさんです。どうぞよろしくお願いいたします!
 



2011.8.5(金)

『社会参加をめざす日本語教育』刊行します

既存のなにかに疑問を持つことは、実は難しいことなのではないかと思います。それが当然、として受けいれられていることであれば、またそれが、自分のネイティブではない言語に関することであれば、なおさらです。
たとえば日本語教育の場では、多くの教科書で「カタカナは外来語・外国語につかう」ということが言われています。しかし、本当にそうでしょうか。「オレ」「カワイイ」ということばをカタカナで表記することはよくありますし、まんが等では擬音にもカタカナが多く使われます。
言語教育の場で、教えられることに疑念を持つ「クリティカルな力」を持つことは、その言語を使う社会に参加することへの第一歩です。

このたび刊行します佐藤慎司・熊谷由理編『社会参加をめざす日本語教育』では社会に疑念を持ち、また自らの意見を発信することができる学習者育成をめざした3つの実践を紹介・分析しています。
これからの日本語教育の場に新たな提案を投げかける1冊です。ぜひご覧下さい!



2011.8.4(木)

『〈教室〉の中の村上春樹』刊行!

お待たせ致しました。本日印刷所から届きました!

 


今回使用したカバー用紙は「タントTS-7」。写真では分かりにくいのですが、エンポス加工によりうっすらと透けた感じが特徴の上品な紙です。

 

エンボスによりざわざわとした手触りは手の平にフィットして、まるで滑り止めがついているみたいで斬新。とても良い感じです。

そして、カバーをめくった表紙は落ち着いた赤。

 

カバーからうっすらと表紙の赤が浮かびます。赤の誘惑ですね。この質感と雰囲気は写真ではお伝え出来ないのが残念。

来週の末頃から大型の書店に並び始めると思います。ぜひ書店にて、現物を見てみて下さい。内容だけでなく、装幀もこれまであった春樹研究の書とは一線を画すものに仕上がりました!

『〈教室〉の中の村上春樹』



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