来年もどうぞよろしくお願いします
本年もお世話になりましてまことにありがとうございました。
今年はひつじ書房にとって20周年事業を行うという大忙しの1年でした。私も公私ともども激動の一年でしたが、無事乗り切れたこと嬉しく思います。
20周年事業に取り組むのはもちろんのこと、編集面でも今年も様々な本を担当することができ、それぞれの本に思い入れがあるのですが、その中でも何度かスタッフ日誌でも書いていた『私学的、あまりに私学的な』は私にとって新しい挑戦の本でした。書店さんの店頭にたくさん置いて頂いて、文学に興味がある方に手にとってもらいたいことを明確に意図して作ったので、内容、装幀ともに工夫をこらして作りました。その甲斐あってか、先日はNHK-BSの「週刊ブックレビュー」で紹介され、作家の藤沢周さんに「これを読んで恐れるか、武者震いするかは、読者次第!」とのありがたいコメントをいただきました。
そうした新しいとりくみにも積極的に関わりながら、ひつじ書房で本を出したいと著者の方に思っていただけるように、来年もまた、研鑽を積みながら本作りをしていきます。ひつじ書房は4月に入社した海老澤が前年の12月から会社に来だしていたのでもう1年たったということで早いものだなぁと思いますが、新人も頑張って成長しております。激務にも負けずチームワークを発揮して楽しく仕事をしていきたいと思います。
来年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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