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12月

2010.12.28(火)

来年もどうぞよろしくお願いします

本年もお世話になりましてまことにありがとうございました。

今年はひつじ書房にとって20周年事業を行うという大忙しの1年でした。私も公私ともども激動の一年でしたが、無事乗り切れたこと嬉しく思います。

20周年事業に取り組むのはもちろんのこと、編集面でも今年も様々な本を担当することができ、それぞれの本に思い入れがあるのですが、その中でも何度かスタッフ日誌でも書いていた『私学的、あまりに私学的な』は私にとって新しい挑戦の本でした。書店さんの店頭にたくさん置いて頂いて、文学に興味がある方に手にとってもらいたいことを明確に意図して作ったので、内容、装幀ともに工夫をこらして作りました。その甲斐あってか、先日はNHK-BSの「週刊ブックレビュー」で紹介され、作家の藤沢周さんに「これを読んで恐れるか、武者震いするかは、読者次第!」とのありがたいコメントをいただきました。

そうした新しいとりくみにも積極的に関わりながら、ひつじ書房で本を出したいと著者の方に思っていただけるように、来年もまた、研鑽を積みながら本作りをしていきます。ひつじ書房は4月に入社した海老澤が前年の12月から会社に来だしていたのでもう1年たったということで早いものだなぁと思いますが、新人も頑張って成長しております。激務にも負けずチームワークを発揮して楽しく仕事をしていきたいと思います。

来年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。




2010.12.28(火)

今年もお世話になりました

2010年は、ひつじ書房にとって、すこし特別な1年でした。

今年は、ひつじ書房の創立20周年の年で、秋に2回、冬に1回、あわせて3つのシンポジウムを催しました。
そして、わたしにとって、今年1番感慨深かったのは、20周年記念企画のひとつ、『ひつじ意味論講座』の刊行を迎えられたことです。

『ひつじ意味論講座』は、各巻12章・全7巻の、総勢80名余りの先生方にご執筆いただいている、大きな企画です。また、これはわたしが入社時から携わっている、ながい期間をかけた企画のひとつでもあります。

先日、ようやく第1巻目の刊行を迎えたばかりですが、来年も、引き続き、刊行にむけてがんばりたいと思います。

また、今年も、いろいろなところで、たくさんの先生がたにお目にかかれましたこと、すべて思い出に残っています。まだお会いできていない先生がたにも、来年、お会いできるのを楽しみにしています。




2010.12.28(火)

2010年

2010年も北は仙台から南は鹿児島まで、日本全国各地の書店、大学に行きました。

東京以外の場所に行くと、ちょっとしたことで生活習慣や文化の違いを感じたり、いろんな町のいろいろな方に出会い、ご注文を頂いたり、お話をうかがったり。
日本はひろいなぁといつも思います。

一方で、学会の続く春や秋には北海道にお住まいの先生に、ある週は仙台で会ったり、大阪で会ったり。どこに行くにも数時間でせまいなぁとも思います。

来年はどこへ行き、どんな方々にお会いできるのか今から大変楽しみです。

それでは皆さま、良い年をお迎えください。



2010.12.28(火)

大掃除、今年の振り返り

今日は会社の御用納めの日です。

ひつじ書房では毎年、午前中に大掃除をして、昼食におそばを食べにいきます。
さっき、そば屋さんから事務所に戻ってきました。
ここ数か月は本当にバタバタしていたため、月日がたつ実感があまりなかったのですが、大掃除をしてやっと、ああもう今年が終わるんだ、という気がしてきました。

今年は創立20周年でしたので、20周年記念シンポジウムを無事終了できたことが思い出深いです。
そして、仁田義雄先生の日本語文法著作選を完結させることができました。とても感慨深く、うれしい出来事です。

仕事をとおして、本当にたくさんの方にお世話になりました。今年もとても学びの多い1年でした。来年も、意欲的に仕事に励んでまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。



2010.12.16(木)

今年1年のふりかえり

2010年も残りわずかとなってまいりました。
私にとって今年は、社会人1年目の、大きな節目の年でした。

仕事という新しい立場で、様々な人に出会い、様々なことを学びました。
印刷所や取次会社でものが、また物事がどのように進んでいるのかをうかがったり、学会や打ち合わせで先生方と話したりと、1冊の書籍は様々な人の手を介して出来上がっているのだなあということを実感しました。この感覚を忘れずに、今後の仕事の中で生かしていきたいと思います。

私が今年担当し、刊行した書籍は3冊です。
どれも思い入れがあり、注文がくると心の中で「やった!」と呟いています。 来年も、そんな書籍たちをたくさんみなさまのお手元に届けられるよう、頑張りたいと思います。
今年1年、ありがとうございました。
みなさま、よいお年をお迎えください。




2010.12.22(水)

シンポジウム終了しました

19日(日)に、シンポジウムを行いました。たくさんの方にご参加いただき、無事に終了することができて本当にほっとしています。お越しいただきました皆様、催行にあたり、あたたかいお言葉を下さった先生方、大変ありがとうございました。

今回のシンポジウムでは、たくさんの方にお目にかかることができ、大変充実した日となりました。今までお名前だけはよく存じ上げていた著名な先生や、参加のご予約を頂いた皆様に直接お会いできたのは、とてもうれしいことでした。開催当日はバタバタしていたのですが、会場となった学習院大の前田直子先生をはじめ登壇者の皆様にとてもお世話になり、弊社スタッフにも支えられて、大盛況のうちに終了することができました。

このよろこびをかみしめて、来年もがんばって参りたいと思います。
本当に、ありがとうございました!





2010.12.17(金)

いよいよ

2010年もあと十日あまり。海老澤さんが来て、1年か、本当にあっという間ですね。

さて、ひつじ書房の20周年を締めくくる、記念シンポジウムがついに明後日となりました。先週今週は準備のために、リーダーの竹下さんをはじめ社員一同フル稼働でした。
催し物は、どんなに準備をしても不安が残るものですが、今もそんな気持ちでいっぱいです。どうか、無事に開催できますように。

また、「ひつじ意味論講座」の見本分が本日事務所に届き、今年刊行できたことをほんとうに嬉しく思いました。ご予約を頂いている方、書店さまへのお届けはもうしばらくお時間を頂きますので、年が明けた2011年となります。申し訳ございませんが、もうしばらくお待ちください。

ほかにも、年末年始は新刊が盛りだくさんです!
編集のみんな、ファイト〜。




2010.12.16(木)

1年

12月も半分が過ぎました。
私がひつじ書房で働きはじめたのは、2009年の12月17日です。明日で、ちょうど1年になります。はじめはアルバイトとして雇っていただき、正社員の試用期間を経て、ここまでやってきました。
今週は2011年新卒の求人の締め切りがあったため、「応募書類在中」とかかれた郵便物が多くありました。履歴書と課題の入った封筒を見るたびに、もう私がひつじ書房に応募してから1年が経ったんだなあとしみじみ思います。
ちなみに私の場合はなぜか、働きはじめたその週末(おそらく2日目くらい)に、忘年会に出席するという面白いスケジュールだったと記憶しています。
今年も少なくなって参りましたが、最後まで気を抜かずに行こうと思います。




2010.12.10(金)

海をこえる

先日、海外の先生にゲラをお送りする機会がありました。
今の時期、国によってはクリスマスの影響で普段より配達に時間がかかるようです。
日本郵便のHPによれば、カードなどのクリスマスメールをアメリカに送る場合、航空便での差し出し期限が今日、12月10日とのこと。通常だと5〜8日間くらいで着くのではないかと思いますので、かなりクリスマスの影響を受けていることになります。
クリスマスプレゼントを送るにも、用意周到であることが重要なようです。

さて、日本ではクリスマスカードよりも年賀状のほうが重要問題です。
ひつじ書房では、年賀状がわりの「ひつじ新聞」という小冊子を作製しておりまして、ただいま鋭意編集中です。
2010年の十大ニュースを考えたり、今年をふりかえるコメントを書いたりしていると、もうそんな時期かとしみじみ思います。
新年のご挨拶のものではありますが、作製するのは1年の締めの作業といった印象です。

それではみなさま、年末進行に惑わされぬよう、ご注意ください。




2010.12.8(水)

日本語用論学会に行ってきました

12月の大阪でしたが、天候に恵まれ、あたたかい中で書籍を展示しました。秋の学会もこの学会でほぼ終わりです。今秋わたしが出張したのは、豊橋、大阪でした。

日本語用論学会では、懇親会にも参加し、先生方や実行委員の方々ともたのしくお話をしました。今回の懇親会は、学内のレストランで行われ、立食ではなく、みなさんがそれぞれに4人掛け程度のテーブルにつき、お話をするという、ちょっと変わった懇親会でした。海外からの講演者や参加者も多かったせいか、その光景がまるで外国のレストランにいるようで印象的でした。

この時期は、編集が立て込んでいるので、そんななかでの出張や学会出展は大変ともいえますが、行った先での楽しみや経験が、いいリフレッシュになっている気がします。忙しいときこそ、ひとやすみをして、周りを見て、新鮮な頭でまた編集業務にのぞみたいと思います。

追伸 12月19日(日)のシンポジウム「連用・連体を考える」(@学習院大学)の開催まであとすこしとなりました。お誘い合わせのうえ、ぜひご来場ください。(詳細はこちら



2010.12.7(火)

看板

年末です。今年も、とても早くすぎていきました。今年は秋が短かったため、夏が過ぎてからは本当にあっという間という気がしています。

現在、12月19日(日)のシンポジウムにむけて、色々な準備を進めています。

大きな立て看板を野外に設置するため、つい先ほどまでデータを作成していました。縦の長さが175cm、横幅が74cmの長い看板です。手元で作業をしているときと、実寸でプリントアウトしてみたときでは、印象が大きく違います。 今までに大きいものを作る機会があまりなかったため、ものの見え方についてはとても勉強になりました。完成サイズの紙がメートル単位になるのは、中学校の文化祭以来ではないかと思います。

最近、ポスターや広告をつくる機会が増え、文字を効果的に見せることについて考えるようになりました。電車の中吊り広告や駅の大きな広告も、「この大きさの文字をここに配置して、字間は詰め気味にしてるから見やすいのか」といった見方をしてみると、とても面白いです。

目にとまりやすいように作ることで、情報をより多くの人にわかりやすく伝えることができるというのは、広告や看板だけでなく、書籍のカバーなどでも同じだと思います。どのようにすれば見やすいのか、どうすれば内容が伝わりやすくなるのか、という、視覚的な分かりやすさも、内容の分かりやすさと同様に大切だなあと感じます。

ところで、シンポジウムの看板は、学習院大学の西門を入ってすぐのところに設置予定です。お越しいただきました際には、ぜひご覧下さい。



2010.12.3(金)

『認知言語学研究の方法—内省・コーパス・実験』鋭意編集中

『認知言語学研究の方法—内省・コーパス・実験』
大変お待たせをしております。ただ今鋭意編集中ですので、刊行までいましばらくお待ち下さい。1月中に刊行したいと思います。

タイトルは「認知言語学研究の」となっていますが、認知言語学にかぎらず、すべての言語研究者の方に読んでもらいたいおすすめの本です。

文章例を出す際に、伝統的には自作例と内省により文章例が作られてきたわけですが、本書では作例で出来ること、出来ないことという基礎的な事をまず明らかにした上で、実例を基盤とする計量的研究手法、さらには心理学的な実験を使用した研究方法など、具体的な実際の研究を挙げながら解説し、実証的な言語研究を行う方法を幅広く示します。

認知言語学を基盤としながらも、これからの実証的な言語研究をするために手引きとなる非常に内容の詰まった本です。普段編集をしながら、「この作例、?じゃないだろうか…」と悩みこむことが多い私にとっても大変ためになります(笑)。

出来あがりまでもう少し、お待ち下さい!



2010.12.2(木)

逃げてゆく時間

12月になりました。毎年11月頃になると、街があっという間にクリスマスをうたいだします。年々始まる時期が早くなっているような気がするクリスマスセールですが(そんなことはないのでしょうか?)、もう12月だということを考えるとあながち早すぎてもいないのかもしれません。

予算の関係でしょうか、最近、書籍の刊行時期や価格のお問い合わせの電話が増えたような気がします。予定よりも刊行時期が遅れているものについては 、お問い合わせのたびに申し訳ない気持ちでいっぱいになります。お待ちいただいている皆様、大変申し訳ありません。

テキスト採用をお考えいただいている先生の中には、この時期までに中身を確認できないとつらい、という方もいらっしゃるかもしれません。書籍によっては、刊行前に、本文を抜粋した見本をお送りすることができる場合もあります。

例えば、私が担当しているテキスト『ファンダメンタル英語学演習』については、ご連絡をいただければ対応することができます。海老澤宛にお問い合わせくださいませ(お問い合わせ先はHPのトップページにございます)。
どうぞよろしくお願いいたします。




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