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11月

2010.11.26(金)

師走近づき

師走も近づいて参りました。ひつじ書房では一足はやい大掃除ではないですが、席替えをしました。
私はひとつ隣の席に移動しただけですが、それでも荷物を移動させる必要があるので、片づけのよい機会になりました。年末にまとめてやるよりも、こうやってこまめに片づけた方がよいのだろうなあと思います。なかなか実行できないのが辛いところですが・・・。
「師走」の語源は、教師が走るほど忙しい時期だから、と聞いたことがあります。年末に慌てて走る羽目にならないよう、気をつけたいものです。




2010.11.18(木)

2年目、名刺、シンポ

寒くなってきました。今年は秋が短く、紅葉を楽しむ間もなく冬がやってきた感があります。

東京の冬は2度目です。しかし去年の冬の寒さなど体はすっかり忘れているので、東京って結構冷え込むなあ、としみじみ思います。長年住んでいた北国の寒さは棚上げです。

東京が2年目ということは、ひつじ書房に入って2年目でもあります。最近、名刺フォルダのページが足りなくなって、買い足しました。300名分の名刺が入るフォルダだったので、この1年半で300名以上の方にお会いしたことになります。いつの間にかたくさんの方とのつながりが生まれていたことに、本当に驚きます。

頂いた名刺の中には、凝ったデザインのものもたくさんあり、たまに見返すととても面白いです。デザイナーさんの名刺はレイアウトや紙にもこだわりがうかがえます。ある料亭の方からいただいた名刺は、セラミックのような、陶器のような材質のものでした。

ひつじ書房で使っている名刺は、折りたたみ式です。二つに折ると、名刺のサイズになります。名前の書いてある面には、はっきりとした青い色の帯が入っています。 この、青帯が入った二つ折りの名刺は、入社してすぐ使えるわけではありません。 試用期間を経て、正社員として業務をこなせるようになると、この名刺を使うことができます。

私の名刺には、青帯の上に「アシスタント」という肩書きが書いてあります。ひつじ書房の社員は、アシスタントという肩書きからステップアップしていきます。編集アシスタントは、編集者として経験を積んでいる段階です。日々、働きながら先輩や上司から学び、自分のものにしていくときです。専門職の基礎固めという意味で、「研究者でいうと修士課程」と説明されたりします。1冊の本を作ること、それを重ねることで、毎回ちがう発見があります。(ない方がいいのですが)失敗も含めた経験から、よりよいやり方を考え、自分の中に確実なものをつくっていくことができるよう、修行を重ねたいと思います。

気づくと、今年もあと一月半で終わりです。弊社の20周年シンポジウムが近づいてきました。今年最後の大イベントです。年末のご予定に、ぜひ入れて頂けますと幸いです。12月19日(日)、学習院大学にてお待ちしております。





2010.11.17(水)

あと1ヶ月と少し

本格的に寒くなってきました。コホコホと咳があちこちから聞こえてきます。

最近ホームベーカリーのマシーンが流行っているそうで、これがあったらホカホカのパンが食べれるんだろうなぁと夢想しますが、お値段は結構するようです。中には米からパンを作れる物もあるそうで、すごいけど米から作ることにそんなに付加価値があるの?と思いながらもホームベーカリーからはしばらく目が離せません。

その他にも長年愛用のプリンターがお亡くなりになったので、最近は無線で飛ばせるようなので欲しいなぁと思いながら、そうなると現在のLANケーブル環境を無線に変更しなければ……、と電化製品はあの手この手で購入を迫ってくるので怖いです。

家電芸人並に情報を集め気味ですが、考えているときが一番楽しいのですよね。クリスマスには自分に何プレゼントするかもしれません。

クリスマスといえば、次回のひつじメール通信では年に一度の恒例のクリスマスセールのご案内をお送りします。メール通信にご登録されていない方は、ぜひこの機会に登録して頂き、クリスマスセール品をゲットして下さい。
http://www.hituzi.co.jp/hituzi-ml/about-ml.html




2010.11.12(金)

カケン!

科研費の申請締め切りが近づいて参りました。
研究成果公開促進費で学術図書を刊行する場合、見積書を作ります。これがなかなかのくせもので、今の時期は慌ただしくなります。
特に今年は、「見積単価算出根拠について」というものを新しく提出することになっています。フォーマットはもちろん学術振興会の作っているものですが、どんな基準で見積りを出せばよいのか、頭を悩ませております。
前例がないため、手探りの日々です。

「見積単価算出根拠について」の記入例を作ってみました。



2010.11.11(木)

英語学会

学会シーズンも後半になって参りました。
今週末、日本大学で開催されます日本英語学会に出展いたします。
『言語政策を問う!』『TCP2010』の2冊は、できあがったばかりの新刊です。どちらもインパクトのある色の表紙ですので、普段よりも展示スペースが派手に感じられるかもしれません。
面白いもので、出版社ごとにそれぞれ、装丁デザインの癖があるようです。たまに毛色の違うデザインがあると、「○○社っぽい表紙だね」という声があがることもままあります。
学会だと出版社ごとの並びになるので、違いが顕著になると思います。比べてみるのも面白いかもしれません。
みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。




2010.11.10(水)

過ごしやすい季節

11月も半ばとなり、冬の足音が聞こえてくる季節となりました。
「あついあつい」と騒いでいたのがつい先日のような気がします。季節の移り変わりは早いものです。

私は10月生まれもあってか、秋が好きです。
でもいつも思うのですが、いつからが秋なのかいつまでが秋なのか、よくわかりません。私の個人的な解釈では「長袖2枚を着て過ごしやすい気温」としています。その解釈では、もう秋は終わりに近づいています。良い季節は短いですね。
そういう意味では春も良い季節なのですが、近年花粉症に悩まされていますので過ごしやすいとは言いづらくなってしまいました。

そういえば、今年の猛暑は数字的に記録的な暑さでしたが、先日、事務所内のコピー・ファックスの複合機が故障した原因も猛暑でした。タッチパネルが触っても認識しないという故障でしたが、修理してくださったエンジニアの方によるとパネル内のはんだ付けが暑さではがれてしまうということが今年頻発したそうです。はんだが外れるくらいの暑さって・・・一体。

夏の暑さもイヤですが、冬の寒さもお手柔らかにして頂きたいものです。

追伸:今年も、あの日がやってきます。
(2009年11月12日の日誌をご覧ください)



2010.11.4(木)

編集者の性分

一冊の本の中では、同じことばはなるべく同じ表記で統一します。例えば、「言葉」ではなく「ことば」に、「又」ではなく「また」に、「たとえば」でなく「例えば」に、というような具合にです。

校正の際にこの表記のゆれをチェックしますが、これがなかなか大変です。途中から新たに気になる表記が見つかって、もう一度チェックしなおしたりということもままあります。

この作業をしていると、しばしばゲラ以外の表記、例えばメールの文章なども統一したくなります。
もともと、文章における表記の仕方というのは、人それぞれ、癖がありますが、編集者はそれが人一倍顕著でわかりやすいのではないかと思う今日この頃です。




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