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9月


2008.9.20(土)

索引


最近、秋の未発をつくっています。同時にもうすぐ責了の本も進行中ですし、メディアとことば研究会や社会言語科学会に行ったり、いろいろと慌ただしい毎日です。

秋の未発の色も決まりました。
多数決によって、春の目のさめるようなむらさき色とは打って変わり、涼しげな色の方に決定しました。もうすぐ皆様のもとにお届けできるかと思います。お待ちください。

未発も編集中の本も、ただいま索引と格闘中です。 索引は copy editing の本で今訳して読んでいる部分でも言及されているので、取り組むべき課題であると言えます。
索引はある意味おまけかもしれませんが、使う人、読む人が拠りどころとするとてもたいせつなものです。クレタの迷宮の中での糸巻きのように、信頼できる、明確な一本筋をつくるため、あとひと息、ねぼけまなこでエイエイオーとつぶやくのでありました。



板東


9月19日(金)

彼岸

今日のお昼、ひつじ書房のみんなで、小石川植物園に行ってきました。初めて行った植物園は、植物園というよりも、庭園のような感じでした。あまり人工的に手入れされた感はなく、自然のままに好き放題といった雰囲気でした。入り口のすぐ近くには、とても巨大なバショウが生い茂っていて、自分がまるで小人になったような気分でした。
今日のテーマだった「彼岸花」の観賞は、まだ少し早い気もしましたが、たくさんの彼岸花をみることができました。彼岸花というのは、不思議な植物で、だれもが一度は不思議に思う存在だと思います。また、あの毒々しい風貌と、気持ち悪いほど鮮やかな赤色(朱色)はすこし、不吉な感じを抱かせます。今地球は、温暖化などで、気候の変化や異常気象ということが多くありますが、彼岸花だけは、いつもこよみどおり、彼岸の季節に必ず咲いています。田舎だろうと東京だろうと変わりません。とても不思議なやつです。


細間


2008.9.16(火)

どこへ行ったの、わたしの靴は。

久しぶりに更新します、畑中です。9月13(土)そして14(日)のこと。名古屋大学では認知言語学会が、愛知大学では社会言語科学会が開催され、ひつじ書房はそれぞれの学会に3名ずつの計6人体制で赴き、わたしは両日とも社会言語学会に参加。今までメールのみでやりとりしていた先生方、あるいは一方的に私がファンである先生方と直接お顔を見てご挨拶、そしてお話できたことがこの出張での最大の喜びでした。

そういえば、出張1日目の夜、豊橋で、あろうことか靴を紛失した。出張が「人生初」ならば、靴を紛失するという体験もまた然り、でして…。なんというか、靴をなくした人の話なんてあまり聞いたことがないのだけど、これっていったいどういうことなのだろうか。代用品を買う手間を省き、最終日は、恥ずかしながら居酒屋で拝借したサンダルで本を販売しておりました。スーツ・ストッキング・便所サンダルってコーディネイトもなかなかのアヴァンギャル道、これぞ新たなるモードの誕生!だと思う(ことにした…)。新しい靴を買うのが面倒だったことと、サンダルの履き心地が意外とよろしかったこともあり、その滑稽な姿のまま、豊橋から東京に帰る。マイ・シューズは旅というものに目覚め、主人を置き去りにし、今頃、京都あたりで、のらりくらり、観光してるに違いありません。

そんなエピソードはさておき、1ヶ月というほんのすこしの期間(最終段階のみ)ではありますが、アシスタントとして、初めて担当させていただいた講座社会言語科学第4巻『教育・学習』西原鈴子・西郡仁朗編がついに刊行されました。学会の販売会場でも「新しいものが出たんだね!」とたくさんの方々に触れていただき、こっそり感動しておりました。お世話になりました先生方、どうも、ありがとうございます。また、販売会場でもお問い合わせが多数ありました講座社会言語科学第3巻『関係とコミュニケーション』(を刊行させることで講座シリーズ全6巻は完結します!)も鋭意編集中!年末までには刊行させたいと思っておりますので、どうぞ、よろしくお願い致します。

畑中


9月



9月5日(金)


夏の終わり

いよいよ9月に入りました。8月も終わるころ、東京では涼しい日が続いて、「ああ、もう夏が終わってしまう」と、寂しい気持ちでいたところ、嵐のような雨の一週間が続いてからは、またねっとりとした湿気の多い日が戻ってきました。そんなに簡単には涼しくなってはくれないみたいです。
でも、まだ夏が終わらないと思うと、すこしほっとします。冬が終わるときには、あまり冬をなごり惜しく感じることはありませんが、夏が終わることには、すこしさみしい気持ちになるのはなぜでしょう。冬が大好きなひとにとっては、そんなことはないかもしれませんが、わたしだけではないと思うのです。
これからどんどん日が短くなって、季節は冬へと進んでいきます。冬も冬でたのしいことはたくさんありますが、わたしは夏が終わってしまうのが、とても悲しい。でも、夏をなごり惜しく思っている間もなく、いよいよ9月からは秋の学会がはじまります。そしてひといきつくころには、もう夏は終わって秋になっているでしょう。


細間


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