公開した理由

「図書館問題研究会委員長への公開質問状」ということで、公開質問状をオンラインで公開してきたが、とりあえず、中止することにする。

この文書を提出し、公開した理由は以下の通りである。

1) 図書館についての日本図書館協会をのぞいて、もっとも大きな民間団体である図書館問題研究会が、著作権を無視し、書き手と作り手の生存を気に留めないセルフコピー問題について、セルフコピーが1999年に横浜市立図書館で実施され、さらに国会図書館のカレントアウェアネスに問題提起をする記事が2000年の4月に載っていながら、何の声明もだしていなことへの怒り

2) そのことを問題として取り上げ、議論を行わない怠慢さへの信じられない気持ち

3) さらには、口では反対したといいながら、組織と個人は関係ないといって養護する図書館業界の人々の無責任さ、ずるさへの憤懣

4) オンラインで情報が公開されていく時代の中で、著作権と情報公開というのは、非常に重要な問題であるのに、そのことを認識できない愚かさへの激怒である。

少なくとも問題提起までは、できたようであるので、このページでの公開は中止することにする。


コメント無しで載せる。

図書館はブックオフで『OK』

「それゆえ今回の横浜市の措置はある意味で痛快なことと感じられた。とんちと皮肉が利いているなあ、というのが最初に耳にしたときの偽らざる感想であった。コロンブスの卵というか、頭のいいやり方である。法律の条項にあまり縛られずに、利用者のニーズに即して図書館コピーのあり方を考えるならば、『OK』ではないだろうか。」(図書館問題研究会神奈川支部報327号より)

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