小島剛一さんのラズ語の辞書の刊行賛同者を募る講演会のお知らせ

last update 2016.9.1   

小島剛一氏講演会
「『トルコのもう一つの顔・補遺編』と大統領が独裁色を強めるトルコにおける少数民族諸言語の現状」

『トルコのもう一つの顔』(中公新書)の著者、小島剛一さんがラズ語の辞書の刊行を計画しています。
賛同者を募る講演会を開催しますので、ふるってご参加ください。

小島剛一氏のラズ語辞書刊行を祈念する会のご案内はこちら

■日時……2016年9月21日(水) 18:30開場 19:00開演
■講演時間…1時間半程度を予定

■会場……文京シビックホール3階 会議室1
(丸ノ内線・南北線 「後楽園」駅より徒歩2分)

■参加費…1,000円
■申込方法…事前申込(当日受付でも可)


【概要】
トルコの政情を読み解く鍵はいくつもあるが、最大のものは複雑な言語事情だ。オスマンル帝国の廃墟の上に成立したトルコ共和国は、当然、大帝国の多言語・多民族性を受け継いでいる。にもかかわらず、建国に際して「単一民族国家」という虚構を国是としたのがトルコ共和国の悲劇だ。1991年に『トルコのもう一つの顔』でその実状を明らかにしたが、その際新書一冊の分量に収めるため、草稿の随所を割愛した。また、当時の編集長に過激と評された表現を穏当なものに置き換えた。あれから25年。草稿のうち1991年には伏せた部分に焦点を当てたのが『トルコのもう一つの顔・補遺編』である。前述のような事情を抱えたトルコで最近起こった「クーデター未遂事件」は、誰が何のために起こしたのか。事件の真相を読み解こうとした時、政府が病的に恐れる少数民族諸言語の実状を記録に残す作業の重要性が浮かび上がる。小島剛一はウェブ上にラズ語辞典を公開しているが、ウェブ上の辞書だけでなく、並行して紙の辞典を作る必要がある。小島は、そのための資金援助を公に募っている。





■会場までのアクセス
【地下鉄の各駅からシビックセンターへの行き方】
都営地下鉄春日駅からお越しの方
・地下2階「文京シビックセンター方面改札」をご利用ください。改札を出て左方向へ進みますと、右手に「文京シビックセンター連絡口」がございます。
東京メトロ後楽園駅からお越しの方
・地下1階「春日通り方面改札」をご利用ください。改札を出て左方向へ進みますと、右手にある5番出口がシビックセンターへの連絡口となっています。

【シビックセンター内のご案内】
・シビックセンターまでお越しいただきましたら、エレベーターで3階まで上がってください。
(エレベーターは地下鉄5番出口近くに13階止まりのものが1台、地下2階区民ひろば脇の勤労者共済会前に3階止まりのものが1台、計2台ございます。3階止まりのエレベーターをお使いいただいた方が、すぐ来ますので便利です。)
・3階まで上がっていただきましたら、案内図がございますので会場の部屋までお越しください。「会議室1」が講演会の会場となります。同じ階に「会議室A・B・C」という部屋もございますので、お気をつけください。
http://bunkyocivichall.jp/access


★お問い合わせ、お申し込みは、お電話かメールでご遠慮なくお問い合わせください。
(9:00から18:00まで(通常19:30くらいまでは大丈夫です))
ひつじ書房宛にお電話でお問い合わせいただくか(03-5319-4916)、メール(toiawase@hituzi.co.jp)にてお問い合わせください。

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