ひつじ書房 方言の研究 5 特集 移りゆく現代方言 日本方言研究会 ひつじ書房 方言の研究 5 特集 移りゆく現代方言 日本方言研究会
2019年9月刊行

方言の研究 5

特集 移りゆく現代方言

日本方言研究会

A5判並製 384頁 定価5,000円+税

ブックデザイン 小川順子

ISBN 978-4-89476-990-8

ひつじ書房

Studies in Dialects Volume 5

Dialectological Circle of Japan




日本方言研究会の機関誌『方言の研究』第5号。今号の特集は「移りゆく現代方言」。
今起きつつある進行中の言語変化をとらえ、未来の方言の姿を考える。今まで報告されていない思いもよらない変化の指摘、若い世代で起こる改新とその言語的要因・社会的動機の解明、言語変化の分析に用いる新しい方法の提示等、新鮮な観点からのアプローチを展開する。
執筆者:阿部貴人、岩崎志真子、岡野かおり、籠宮隆之、狩俣繁久、坂井美日、佐藤和之、佐藤髙司、佐藤亮一、沢木幹栄、白田理人、杉村孝夫、高木千恵、田中リディア、津田智史、友定賢治、中井幸比古、中川寛之、中根育子、林直樹、松田美香、マリィ・クレア、水野義道、村中淑子、山本友美、横山晶子、米田正人
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目次
特集 移りゆく現代方言


言語接触がもたらした琉球語の南北差 狩俣繁久

学習指導要領に見る国語教育における方言の扱いの変容 佐藤髙司

変わりゆく徳之島方言(琉球方言)と文献研究 沢木幹栄

不祝儀の場面における談話の変容―大分県3時期の談話を中心として― 杉村孝夫

感動詞の変化研究とその課題 友定賢治

関西人はエセ関西弁を見破れるか? 中井幸比古

アクセントの自然さにかかわる音声的特徴―首都圏生育者を対象とした聞かせる調査から― 林直樹

関西方言のデスマス転訛形の発生について―近世後半から明治期にかけての資料をもとに― 村中淑子

鶴岡市方言における共通語の格助詞「に」にあたる用法―格助詞「サ」の用法を中心として(鶴岡の発展的調査から)― 米田正人・佐藤亮一・水野義道・佐藤和之・阿部貴人・津田智史

南琉球宮古語における準体の変化に関する考察 坂井美日

北琉球喜界島上嘉鉄方言の述語疑問詞について 白田理人

縦断的インタビューデータにみる神戸出身女性話者のスピーチスタイル―ことばの経年変化とライフステージ― 高木千恵・岡野かおり・岩崎志真子・田中リディア・中根育子・マリィ クレア

愛媛県宇和島市の方言文末詞「テヤ」の用法変化 中川寛之

宮崎県椎葉村方言の可能表現―方言接触地域での体系と動態― 松田美香・山本友美

言語実験に基づく言語衰退の実態の解明―琉球沖永良部島を事例に― 横山晶子・籠宮隆之

編集後記
『方言の研究』(Studies in Dialects)投稿規定




日本方言研究会
日本で唯一の全国的な方言の研究会。年2回研究会を実施。



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