話し合い研究の多様性を考える 村田和代編 話し合い研究の多様性を考える 村田和代編
2018年9月刊行

シリーズ 話し合い学をつくる 2

話し合い研究の多様性を考える

村田和代編

装丁者 渡部文

A5判並製 240頁 定価3,200円+税

ISBN 978-4-89476-929-8

ひつじ書房

Exploring ‘Hanashiai’ from Various Perspectives
Edited by Kazuyo Murata


【内容】
「シリーズ 話し合い学をつくる」待望の第二巻。多領域からの研究・実践報告や議論を通して、「共創」を実現するための「話し合いのモデル」と、それを基調とする「社会・制度・政策のあり方」を探求する「話し合い学」の構築をめざす。執筆者:村田和代、井関崇博、森篤嗣、杉山武志、青山公三、加納隆徳、田村哲樹、荒川歩、小宮友根、土山希美枝、篠藤明徳、坂野達郎、佐野亘

【目次】

はしがき

第1章 話し合い学の領域と研究課題 村田和代・井関崇博

第2章 意見交換と教育のあいだ—「話し合い」の中の諸活動 小宮友根

第3章 量的分析に基づくファシリテーターの特性推定 森 篤嗣

第4章 話し合いに影響する心理的要因と裁判員模擬評議における合意の形成過程 荒川 歩

第5章 地域イノベーションの生成と「話し合い」 杉山武志

第6章 WTCテロ直後から跡地利用計画案決定に至る市民による「話し合い」のプロセス 青山公三

第7章 学校教育における「話し合い」能力の育成にむけて—東京学芸大学附属高等学校における科目間連携の取り組みから 加納隆徳

第8章 自治体審議会は市民と自治体の「話し合いの場」となるか—実りある「話し合いの場」のデザインをめぐって 土山希美枝

第9章 プラーヌンクスツェレの「話し合い」と「公共形成権」への展望 篠藤明徳

第10章 感情ヒューリスティックスとミニ・パブリックス—Web DP実験からの考察 坂野達郎

第11章 妥協を正しく位置づける 佐野 亘

第12章 「主体的」ではない熟議のために—予備的考察 田村哲樹

執筆者紹介

【編者紹介】

村田和代(むらた かずよ) 龍谷大学政策学部教授。
(主著・主論文) “An Empirical Cross-cultural Study of Humour in Business Meetings in New Zealand and Japan” Journal of Pragmatics 60(Elsevier、2014年)、Relational Practice in Meeting Discourse in New Zealand and Japan. (ひつじ書房、2015年)、『共生の言語学』(編著、ひつじ書房、2015年)、『雑談の美学』(共編著、ひつじ書房、2016年)


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