ひつじ書房 真田信治著作選集 シリーズ日本語の動態 第1巻 標準語史と方言 真田信治著 ひつじ書房 真田信治著作選集 シリーズ日本語の動態 第1巻 標準語史と方言 真田信治著
2018年3月刊行

真田信治著作選集
シリーズ日本語の動態
〈全4巻〉第1巻

標準語史と方言

真田信治著

ブックデザイン 大崎善治

定価1800円+税 四六判並製カバー装 208頁

ISBN 978-4-89476-915-1

The History of the Standard Language and Dialects in Japan

SANADA Shinji

ひつじ書房



「日本語の動態」に関するシリーズの第1巻である。本書では、近代日本語における標準語の成立過程、それをめぐる地域社会での葛藤、そして、標準への〈集中〉と〈逸脱〉といった二つのベクトルの交錯の様相について、著者の既発表の論稿をセレクトし集成した。記述の情況はいずれも国語教育、日本語教育に当たって基本的に踏まえておくべき内容である。教育、研究に携わる人だけでなく、一般の方々に是非とも読んでいただきたい。



目次

まえがき
図・表リスト

1.「標準語」とは何か
2.標準語・共通語
3.江戸語はいつ共通語になったか
4.『夢酔独言』に見る末期江戸語の方言
5.国民国家としての「国語」へ
6.方言の盛衰 大阪ことば素描
7.標準への集中と逸脱
8.階層性から一律化へ、そして標準的に 五箇山親族呼称の60年
9.日本学のゆくえ
10.“山田孝雄”のこと
11.国語教育のイデオロギー 方言と学校教育 
12.方言の情況と日本語教育
13.「臨床ことば学」への期待
14.私が勧めるこの1冊『言語史研究入門』亀井孝・山田俊雄【編】
15.名著と遭い、人と会う

出典一覧
あとがき
索引



著者紹介
真田信治(さなだ しんじ)
大阪大学名誉教授。
1946年、富山県生まれ。東北大学大学院修了(1970年)。文学博士(大阪大学、1990年)。国立国語研究所研究員、大阪大学大学院教授などを経て現職。専門は、日本語学・社会言語学・接触言語学。


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