外国人労働者受け入れと日本語教育 田尻英三編 外国人労働者受け入れと日本語教育 田尻英三編
2017年8月刊行

外国人労働者受け入れと日本語教育

田尻英三編

A5判並製 240頁 定価1,700円+税

装丁者 山本翠

ISBN 978-4-89476-887-1

ひつじ書房

Acceptance of Foreign Workers and Japanese Language Education
Edited by Tajiri Eizo


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【内容】
日本の人手不足は各分野に広がり、経済面での問題も生じている。2015年から政府は矢継ぎ早に外国人労働者の受け入れ施策を打ち出しているが、そこでは日本語能力についての検討はほとんどなされていない。彼らを受け入れるためには、日本語教育関係者のできることがあるはずである。現状に危機感を持つ執筆者たちによる問題提起の書。元文部科学大臣中川正春氏も寄稿。
執筆者:中川正春、田尻英三、丸山茂樹、助川泰彦、吹原豊、布尾勝一郎、神吉宇一、石井恵理子、野田尚史


【目次】

はじめに

「日本語教育推進基本法」を考える
中川正春

外国人労働者受け入れ施策と日本語教育
田尻英三

日本語教育における日本語学校の位置づけ
丸山茂樹

インドネシア人技能実習生の受け入れと日本語教育
助川泰彦・吹原豊

外国人看護・介護人材の日本語教育
布尾勝一郎

留学生・高度人材に対する政策の変遷とビジネス日本語教育
神吉宇一

子どもの日本語教育―人権としてのことばの教育―
石井恵理子

特化型の日本語教育とユニバーサルな国語教育―外国人労働者受け入れのために―
野田尚史

おわりに
執筆者紹介


【編者紹介】
田尻英三(たじり えいぞう)
龍谷大学名誉教授。
(主著)『外国人の定住と日本語教育 増補版』(ひつじ書房、2007年、共著)、『日本語教育政策ウォッチ2008』(ひつじ書房、2009年、編著)、『言語政策を問う!』(ひつじ書房、2010年、共編著)



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